【スプラトゥーン】トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!! あとばる×信長が語る新シーズン&チャージャーの極意~2~

トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×信長 第2回】

あとばる選手×信長選手による対談の第2回目!

今回はチャージャーでうまく敵を狙い撃つためのポイントについて聞いていくぞ。チャージャーにとっての最適なジャイロ感度とは? さっそく対談スタートだ!

 

あとばる
驚異的なエイム力を持つカリスマプレーヤー。「第2回スプラトゥーン甲子園」では、不利な状況から相手を次々と倒す神がかり的なプレーを連発し、優勝に大きく貢献。H3リールガンの名手としても知られ、彼の影響でH3リールガンを使い始めたプレーヤーも多いとか。おもな実績は「第2回スプラトゥーン甲子園」優勝、「第4回スプラトゥ-ン甲子園オンライン代表決定トーナメント」優勝など。チーム・よしもとゲーミング カラマリ所属。
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信長
チャージャー使いの中でも、最上位の実力を持つプレイヤーのひとり。『3』ではリッターで、いち早くXパワー3308に到達したことでも話題を集めた。素早さと正確性を兼ね備えた精度の高いエイム力はもちろん、試合の流れを的確に捉えた頭脳的な立ち回りは、チャージャー使い以外のプレイヤーでも非常に参考になる。
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新ブキではボールドマーカーネオに注目!

――2023年春シーズンに追加された中で、特に気になっているブキはありますか?

信長:ボールドマーカーネオですかね。めっちゃ塗れるじゃないですか。それでスペシャルがメガホンレーザー5.1chなので、ヘイトを買いながらメガホンをガンガン回すということができるので、もしかしたらけっこう流行るのかなとは思っていて。
あとばる:ボールドマーカーネオはサブがビーコンというのもいいですよね。機動力で相手をひっかき回すという立ち回りに合ってる。あと、L3リールガンDはめちゃめちゃ強いというわけではないんですけど、ウルトラハンコが面白いのもあってけっこう使ってますね。

 

▲ボールドマーカーネオは機動力の高さが強み。相手の意表をつく立ち回りができるかが活躍するポイントだ。

 

――ちなみに信長選手はチャージャー以外のブキを持つことも多いんですか?

信長:.96ガロンデコとかはたまに持ちますね。

 

――それは単純に使っていて楽しいという理由?

信長:そうですね。テイオウイカの突進で相手を倒すのが楽しくて。いつもは自分がやられる側なんですけど、テイオウイカで敵陣に突っ込んで、敵のチャージャーを突進で倒したりできると楽しいですね。

 

――やっぱり使っていて強いなと感じます?

信長:はい。テイオウイカで突っ込んだあと、自分の強いポジションを取って、そこで耐えることができるのでブキ的にはかなり強いと思いますね。

 

 

チャージャーは2000時間プレイしてようやく一人前⁉

――信長選手はチャージャーでバンバン相手を倒していますけど、「これを意識したら当たる精度が上がった」といったコツがあれば教えてください。

信長:まず感度なんですけど、チャージャー使いってけっこう感度で迷うことが多いと思うんですよ。

 

――低い方がいいっていう話もありますよね。

信長:そうですね。基本的には感度が低いほど当てやすいです。感度が高いとすばやく相手にエイムを向けることができるので、自分の反射神経がすごければドラッグショットでバーンと当てることできるんですけど、安定感という点ではどうしてもムラが出やすくなってしまうんですよね。
 でも、チャージャーって毎試合どれだけ安定して相手を倒せるかが大事で、そのためにはイージーショットを確実に決めることが重要なんですけど、感度が高いと「ここは確実に抜かなきゃいけない」という場面でレティクルが震えちゃうんですよ。

 

――ちょっとしたコントローラーの傾きでエイムがズレちゃうんですね。

信長:そうです。なので、僕自身はマイナス3.5でやっています。このぐらいの感度にすると、そういうのがなくなって安定しますし、ドラッグショットにもわりと対応できるので。

 

▲最適なジャイロ感度は人によって異なるので、いろいろと試してみよう。

 

信長:あと、たとえばクアッドホッパーだったら4回スライドしたあとの硬直とか、ローラーだったら縦振りしたあとを狙うようにするとけっこう楽に当てやすくなると思います。

 

――焦って撃つよりはちゃんと当たる場面で撃つのが大事?

信長:そうです。相手の弱点を知っておいて、そういうスキを狙うことも大事ですね。

 

――信長選手自身、相手をしていて当てにくいと感じるブキはありますか?

信長:基本的にどのブキに対してもチャージャーの方が有利だと思っているので、特に当てにくいと感じるブキはないですね。
 もともと『2』のときにシューターから、ブラスターから、ローラーから、いろいろなブキを持っていて、そのブキの弱点みたいなのを自分でわかっていたりもしたのと、近距離対面もけっこう得意なので、もし手前に来たとしてもシールドを張って対応すればそこまで不利に感じないというか。

 

――信長選手自身は、もともとチャージャー使いというわけではなく、最初はいろんなブキを使う中のひとつにチャージャーもあったという感じだったんですか?

信長:いや、いろんなブキを持ってたどり着いたのがチャージャーだったんですよ。

 

――最終的にチャージャーにたどり着いた決め手はなんだったんですか?

信長:やっぱり一番射程が長くて、近距離もパシパシで倒せるんだったら、「これを両方できるようになったら最強じゃね?」と思って(笑)。

 

▲チャージせずに撃つ、通称”パシパシ”。1発40ダメージなので3発当てると相手を倒すことができる。

 

――チャージャーは使い始めた当初からわりと当てられました?

信長:いや、最初は難しかったですね。時間で言うと1000時間か2000時間くらいチャージャーを使って、やっとチャージャーの長所を活かせるようになったかなという感じで。

 

――それだけやって、ようやくある程度使えるなっていう感覚になった。

信長:そうですね。けっこう大変でした(笑)。

 

――途中で「もうやめた」とはならなかったんですか?

信長:チャージャーって使えるとかっこいいと思うんですよね。それもあって、頑張ろうってなってました。

 

【今回のまとめ】
・チャージャーは毎試合どれだけ安定した戦績を残せるかが重要
・相手のブキの弱点を覚えて、スキができた瞬間を狙い撃つべし!
・チャージャーを使いこなせるとかっこいい!

 

次回も引き続きふたりの対談をお届け。エイム精度を鍛えるための練習法などを聞いていくぞ。

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次回は4/21(金)ごろ更新!!