30回目の更新です!
本題に入る前に、せっかくなのでキリ番の報告を!
2023年3月15日に発売された『カブトクワガタ』だけど、その発売日からスタートした当プレイ日記が……早くも連載30回に到達!!
途中、年度末のアホみたいな忙しさに巻き込まれて何度か更新できない日があったんだけど、思いのほか書くことが多く、且つ、想像以上にゲーム自体が売れているという事実が俺の背中を押してくれて、ほぼ毎日のように更新するペースを保っている。
これからビッグタイトルが立て続けに発売されるシーズンに突入するので、『あつ森』日記のようなギネス級の更新頻度にはならないと思うけど、今後もなるべく毎日のように新たな記事を投下していきたいと思っている。先日の記事の冒頭でも書いたけど、DLCも登場するしね!! そして、育成の道は果てしなく続くし!!ww
ということで、今後も当プレイ日記をよろしくお願いいたします。
さて。
伝説のエサが手に入ったことに気を良くし、金にモノを言わせてそればかりを与え続けて、パンパンな栄養素で膨らんだ“完璧カブト”を作ろうとしている話を書いていたんだったな。
でも、前回の記事を読んでいただければわかる通り、
伝説のエサのような栄養価の高いものは食べ飽きてしまうらしく、虫どもはなんと3れい幼虫のときにハンガーストライキ(何も食べなくなってしまう、ってこと)を起こしてそれ以上の成長を止めてしまうのである。なんて贅沢なヤツらなんだチクショウ!!><
「あ。そういえば……」
ここで俺は、自身が経験した“食べ飽き”の事例を思い出した。
確か去年の夏くらいだったと思うけど、我が角満事務所の近くに“特選和牛食べ放題! ランチはなんと2980円!”なんてうたい文句の焼き肉屋がオープンしたのである(※値段はうろ覚えですw)。オープン当初はマスコミもたびたび取材に来ていて、テレビや雑誌のグルメコーナーで紹介されたりしていた。評判もよく、とにかくコスパが最高という触れ込みだったので、同僚のたっちー先生と「ぜひ行ってみよう!!」ってことになって、がんばって予約を取って(なかなか予約もできないのだよ)ランチタイムに足を運んだのであった。
そして実際、トロトロに脂が乗った霜降り和牛が食べ放題で、もううまいなんてモンじゃない。
「やべえwww これ、無限に食えるwww 一生分の和牛を今日食っちまうかもwww」
俺とたっちー先生はホクホク顔で、1枚、また1枚と、テラテラにサシが入った霜降り和牛を平らげていったのであった。
しかし……w
我々が調子に乗っていられたのは、ぴらぴらの和牛の切り身を……5枚くらい食ったところまでだったな……w
「うっぷ……。まだ1人前も食ってないんだけど……霜降りの脂が重くて、あんま入らないんだが……」
と俺が言えば、たっちー先生も、
「わしも、あかん……((゚Д゚;)) 今日は伝説を作るつもりだったのに……味変しないとなんも食えねぇ……w」
とギブアップww
まあこれは伝説のエサのように“同じものばかり食べ続けたから”というより、“和牛の脂が重くて食えなくなった”って事象なのでちょっと違うかもしれんけど、“味変”の重要さは人間も虫も同じ(?)なんだなぁ……とシミジミと思った次第なのである^^;
そこで。
俺は一計を案じ、
この、3れい幼虫に与えるエサを……!
高栄養価の“万能系”からノーマルの“かぶとようちゅうのえさ”に変えてみたのである。栄養はたったの“30”と、伝説のエサと比べるとたったの10分の1しかないショボさだけど、これだったら、きっと……!!
すると……!
俺の狙いはビンゴだったようで、ヘルクレスオオカブトのサナギは……!!
あ!!! ひさびさに、サナギに栄養を上乗せすることができたぞ!! 成長具合も花丸で、900で頭打ちになっていた栄養の合計を“930”まであげることに成功したぁぁぁあああ!!!ww
当然、誕生したヘルクレスオオカブトのメスは……!
花丸虫!!! からの~……!!
……え!! 栄養の合計が900止まりだったヘルクレスのメスも体格は巨大だったけど、その全長が……ぜんぜん違う!!! ちと↓小さくて見づらいんだけど、
900止まりの個体は226cmなのに対し、930まで伸ばせた個体は……じつに242cmまで育ってる!!! そそそ、そんなに違うのか!! この育成メソッドを煮詰めていけば、さらなる大きさのヘルクレスオオカブトを作ることが可能なのではあるまいか!!!
となればッッ!!!ww
ゆっさゆっさwww
さあ、じゃんじゃん掛け合わせるぞ~~~www
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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