贅沢言ってんじゃねえ
本題に入る前に、4月15日に『カブトクワガタ』の公式Twitterが発出した驚きの新発表について言及しておきたい!!
「このゲームがある程度売れれば……“アレ”が来るのではなかろうか!?」
と密かに期待していた“アレ”が、やっぱり実装されることになりましたよ!!
それはもちろんッ!!
『カブトクワガタ』にDLC(ダウンロードコンテンツ)が登場するぞぉぉぉおお!!www しかも、第1弾として予定されているのは、あのッ!!!
コーカサスオオカブト!!!
マンディブラリスフタマタクワガタ!!!
こちらの2体!!! しかも発表によれば、全12種類の虫がダウンロードコンテンツとして続々登場予定というからタマラナイではないですか!!!
いやあ、これはうれしいね。こういった、長く遊んでいきたいタイプのゲームにとって、いまやDLCは命綱みたいなものだからな。それが『カブトクワガタ』でもキチンと準備されていると知れただけでユーザーは安心できるよねぇ~~~! いやあ、よかったよかった!!^^
続く。
……って、マジで今回の記事はここで終わりにしようと思ったんだけど、さすがに若干短いので前回の続きをちょっとだけ書こうw
秘境の谷のよろず屋で、このゲームにおける最高級品と思われる“万能!伝説の幼虫のエサ”を発見したことまで書いたんだったな。これ、1個5000円という、国産黒毛和牛のサーロイン並みの値段なんだけど、虫の転売で大儲けしているので躊躇なく大量購入してくれたわ。
その数、じつに……!!
8個www ぜんぜん大量じゃなかったwww
これ、競馬で当てたあぶく銭を持って仲間を連れて安居酒屋に入り、
「なんだこの店!! やっすいな!! もうメニューの端から端まで持ってこいやぁ!!!www 俺のおごりや!!!ww」
と豪気に言いつつコソコソと店員さんに、
「あ、あの(汗)。そうは言いつつ、枝豆とかタコワサとか、そのへんの手ごろなヤツだけ持ってきてくさい^^;;;」
と懇願するセコさを感じるわww
でも、この”8個”という数字にはキチンとした意味があってだな。
オスとメスを交尾させ、卵が産まれてから成虫になるまでに必要なエサは4個である。つまり8個あれば、ちょうど2セットの育成ができる計算なのだ。
「だったら12個とか、20個買ってもよかったんじゃね??」
と言われるとはなはだ困るんだけど(困るなよ)、今後も幼虫のエサを買うときは4の倍数……か、きっちり“4個”を心掛けていきたいと思いました^^;
そんな、伝説のエサを用意しての最初の交配は、
やっぱりヘルクレスオオカブトだ。その理由はもちろん、
「ヘルクレスオオカブトを探しているので、2倍の値段で買い取りますよ!!」
と、店主のはるかが言ってくれたことに起因する。前回の記事でお見せしたけど、いまだったらヘルクレスオオカブトのメスは81000円という破格になっているので、ここでひと財産築いてしまおうと思ったわけだ。
そして……!!
ヘルクレスオオカブトの幼虫、爆誕!! しかもしょっぱなから花丸が付いているよ!!
ここから、俺は当然ながら、
「エサはすべて、伝説を与えるぞ!!ww 食え食え!!ww ウニに伊勢海老に和牛にフォアグラや!!ww 世界一の贅沢品を堪能したまえ!!ww」
ってんで、毎回毎回前述の伝説のエサを投与し続けたのである。
そ、そしたら……!
まったくもって想像もしていなかった事態に……(((( ;゚Д゚)))
!!?!?! えええ、エサを食べなかった!!? しかも言うに事欠いて、
「栄養が高いエサに飽きちゃったようです」
……って、どんだけわがまま言ってんねん!!!(驚) 痛風かよ!!!
この育成、どうなるのでしょうか……?w
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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