【カブトクワガタ日記】第20回 花丸虫、量産体制化に成功す

ニジイロクワガタだけじゃなく……!

 相も変わらず巨大サイズのニジイロクワガタを交配しまくり、

 ↑羽化したときに花丸をもらえる“花丸虫”を大量生産できるようになってきた。こうなってくると、

 花丸虫生産→数万円で売却→スゴいエサを大人買い→花丸虫生産……

 このような、ひたすら金を生む奇跡のエコサイクルができあがるので、その後のゲーム進行が劇的に楽になる。

 なので、ちょっと息抜きを……と思ってそこらの人と会話をすると……!

 ふむふむ。トンネルを塞いでいたおっさんだな。まあ……あえて言われるまでもなく、怪しさ全開だったけどwww

 さらに……!

 また幼虫のエサかよ!!!ww

 ってことよりも、その後の発言に釘付けになったよね。まなつ君は、

 「育成に使うメスは、虫ごとに1匹いりゃいいんだよwww」

 と朗らかに言ってきたけど……!

 ズラ~~~リ……www

 もっと早く言ってよぉん!!!!((゚Д゚;))

 「メスはたくさん用意して、その中から才気あふれる個体をその都度選んで交配していくのがいいんだろうな^^」

 と勝手に解釈して、こんなにメスばっかそろえちまったじゃねえかよ!!ww

 まあでも、そうとわかれば売却に躊躇がなくなるので、金儲けの観点から見たらいい情報だったかなww

 では、再び地下の昆虫工場に潜りまして……!

 ズラリと並んだ精鋭の中から、その日のつがいをピックアップしてぇの……!!

 ゆっさゆっさwww

 元気に交尾じゃあああああ!!!ww

 すると↓こんな、

 いかにも戦闘向きな、アナザーカラーのオスが誕生。彼には戦士として、身を粉にして戦ってもらおうと思う。

 しかし、だいぶニジイロクワガタが溜まってきたな。ここらで何匹か売却して……と!

 右上の全財産に注目!! ゲームスタート時は1000円のお小遣いしか持っていなかったかどまん君の貯金が……ついに13万6000円になった!!!ww

 小学生のころは、お年玉で10000円ももらったら世界一の金持ちになった気分だったけど、時代が違うとはいえ、そして異世界とはいえ、こんな若輩者に13万もの大金を握らせてしまっていいのでしょーーーーかッ!!?

 ……まあいいかw 13万どころか、その気になったら100万越えも時間の問題だと思うし。才覚のある人は、10歳だろうが200歳だろうが稼げばいいんだよな。

 このお金を元手に、万能スゴいエサを爆買いすることができたので、ここからはニジイロクワガタにこだわらずに別の戦士も交配していった。

 ゆっさゆっさwww

 そもそも巨体のグラントシロカブトのキングサイズ交尾、迫力がヤバいwww 画面全体が揺れている気すらするよwww

 先の交配理論はもちろん、グラントシロカブトにも適用されたので……!

 よしッ!!! グラントシロカブト、メスの花丸虫が生産できた!! これを母体にすれば当然ながら……!!

 オスも最大サイズで作れるよね~~~!!!

 しかも、これまで生産していたニジイロクワガタがれいせい(青)だったのに対し、このグラントシロカブトは、

 ちょうわ(緑)タイプだ。これで、性格勝負の強豪が2枠分そろったぞ!

 「となれば……つぎはつよき(赤)の虫だな!!!

 虫工場は、今日も眠らない。

 続く。

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info

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