リゾートバイト、中期の作品
3年間、ほぼ1日も休むことなく続いた角満島開拓日誌が、残すところあと9回で定期更新を終える。
そこで、前々回から『ハッピーホームパラダイス』で作った71軒の別荘すべてをコメント付きで総ざらいしているわけだけど……これ、長ぇな(苦笑)。書いても書いても終わらないので、
「というわけで……俺たちの戦いはこれからだ!!!(フンガー)」
とかわけのわからないセリフをぶっ放して、テキトーなところで端折りたくなってきた……w
でも、やり始めた以上、こんな中途半端なところで終わりにするのも気持ち悪いので、開き直ってガンガン紹介していきたいと思いますw
てなわけで……31軒目から!!
●31軒目 ももこ様:ももこのアメリカンスタイル
▲ルナステラ島の古株であるももこをリゾート島に招待して、彼女が希望するアメリカンスタイルをテーマにした別荘を作った。アメカジとか個人的にも興味があるのでいい作品ができる予感がしていたんだけど……完成品を見るとゴチャゴチャと家具が置かれているだけで若干消化不良な出来……w これもイチから作り直したかったなぁ。
●32軒目 ナディア様:秋の気配を感じていたい
▲ナディアに作ってあげた”秋”をテーマにした別荘も……じつは、かなりの駄作だと思っている。秋らしさを出すために落葉の床と壁紙を使ったわけだけど、これを採用した時点でレイアウトが限られてしまった感じで、どうにもうまくまとめられなかったと反省。
●33軒目 かぶきち様:民芸品に囲まれたい
▲ルナステラ島の旧住民であるかぶきちに、その雰囲気にピッタリな”和”をテーマにした別荘を作ってあげたんだけど……。これも正直、「うーーーん」な出来栄え……w 和風な家具ってたくさんあるし、配置次第でめちゃくちゃステキな内装になると思うんだけど、いま見るとずらずらとモノが並べられただけで、秩序もセンスも感じられない。どうやらこの時期は、デザインの袋小路にハマってしまっていたようだ。
●34軒目 ボブ様:ストリートの声を感じて
▲長く続いたスランプからようやく脱し、ようやく「あ……! これ、いいかも」と思える作品となったのがこちらの別荘。ストリートがテーマになっていたんだけど、あえて汚れたアトリエの床を張り、その上に寂れた公園で見るようなタイヤ遊具や、工事現場の足場、ビールケースなどを配置していった。金網の壁の一部をアクセントウォールにし、ストリートアートにしたのが効果的で、この時期に作った別荘の中ではかなりのお気に入りとなりました。
●35軒目 アパレルショップ
▲リゾート島に最後に作る施設は”アパレルショップ”。ここは奇をてらわず、あえてガチガチの衣料品店にするためにそれっぽいアイテムで固めてみた。店員はモニカにしたんだけど、そのキャピキャピとした雰囲気がいかにもリゾート島のアパレルスタッフっぽくて気に入っているw
ちなみに、最後の施設であるアパレルショップを作ったことで、リゾート島では中締めとなる野外フェスが実施された。
では、続きをどうぞ。
●36軒目 アップル様:リンゴで満たされたい
▲ルナステラ島で2回も住民となったアップルに、“リンゴ”をテーマにした別荘をプレゼント。しかし、これ……! 前回の記事で「色縛りの別荘を作るのが難儀だった」と書いたけど、この”果物縛り”もめちゃくちゃやりにくくてさあ……w そもそもフルーツ系の壁紙がかなり個性が強く、中に並べるアイテムを選ぶので、チョイスするのがすげえたいへんだった記憶……w
●37軒目 ちとせ様:趣のある日本庭園
▲作りにくかったリンゴ縛りとは比較にならないくらいやりやすかったのが、ちとせに作ってあげた日本庭園がテーマの別荘だ。これはことあるごとに連載でお見せしてきたけど、京都の伏見稲荷大社をモチーフに鳥居をズラリと配置し、奇抜でありながら情緒もある傑作に仕立て上げることができた。71軒作った別荘の中でも、五指に入る出来栄えだと思っております。
●38軒目 クロベエ様:忍者でも武士のように
▲ちとせの伏見稲荷に続いて、こちらも和がテーマの別荘。でも……完全にちとせ邸のイメージを引き摺っていて、申し訳ないくらい中途半端な造りになってしまったわ……w 正直、“外に出したくないNo.3”かもしれない……w
●39軒目 ギャラリー
▲タクミボスから「カフェの2階にギャラリーを作ってほしい」との依頼を受けて作ったのが、こちらのミニ水族館。ギャラリーと言えば絵や彫刻といった美術品が並んでいるイメージだったけど、「それじゃつまらん」ってことで、あえて水族館にしてみたのである。でもこれ、自分で言うのもナンだけど見事にハマってくれて、リゾート島に作った施設の中ではダントツでお気に入りの作品となりました。
●40軒目 フラッペ様:-30°Cの世界
▲テーマを聞いたときは、「おお!! こいつは簡単そうだな!!」と膝を打ったものの、実際に作業を進めていくうちに「……受けなきゃよかった」と後悔してしまった1棟……w 寒そうな雰囲気を出せれば目的達成だったので、氷系のアイテムをひたすら設置していったんだけど……それってけっきょく”誰もがやること”。最後まで独自性を打ち出すことができなかったので、俺的にはこの別荘も駄作のひとつである。
●41軒目 ジャック様:ボクの見立てならカンペキさ
▲『あつ森』を始めた当初から「いつか我が島に招きたい!!」と願っていたジャックだが、けっきょく最後までキャンプサイトでも離島ツアーでも出会うことは叶わなかった。それもあって彼の別荘作りには気合が入ったんだけど、シブい仕立て屋さんをイメージしたソレは……!! うん、これはナットクの出来栄えだわ。作業場、レジカウンター、そして陳列コーナーのすべてがシックにまとまって、ジャックにピッタリの1軒を作れたと思っている。
●42軒目 メープル様:クマさんたちに囲まれて
▲ルナステラ島の超古株だったメープルが引っ越すことになり、「最後の記念に><」ってことで別荘を作ってあげることにした。コグマのメープルらしく、クマ系のアイテムで満たした部屋にしてほしそうだったので、願い通り家具はすべてクマにwww でも、大きさもバラバラなクマのぬいぐるみを、あえて理路整然とは並べず、向いている方向をランダムにしたことで、そこはかとないリアル感を演出することに成功したと思っている。ちなみにメープルは引っ越していったものの、翌日に実施した離島ツアーで再開して、たった1日で出戻りしました(苦笑)。
というわけで、残りは次回!!ww
1年前の今日は?
せっかく丸2年以上、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2022年3月11日の様子は↓こちらです。
ジャスミンと仲良く宝探しをしていた日。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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