ZweiLanceのDMゼミナール 番外編 ~モルネク王決定戦編~

By ZweiLance

 コロコロオンライン読者の皆様、こんにちは!「最強の二本槍」ことZweiLance (ツヴァイランス) だ。

 さて今回は、先日デュエチューブにて開催された「モルネク王決定戦」にて、各参加者が使用したデッキリストの特徴を紹介していく。

 「モルネク王決定戦」は、各界隈から招いた実力派の参加者全員が《超戦龍覇 モルトNEXT》を4枚採用するという取り決めのもと、最強のモルネク使いを決めるという、面白い……というか正直ちょっとクレイジーな企画となっている。

 もちろん各々が思い思いに制作したものなので、表面的な部分しか解説しきれないが、「どんなアプローチでモルトNEXT同型戦に立ち向かったのか」には特に着目したつもりだ。

 本企画には10人が参加し、それぞれの傾向を大きく分類すると、

《龍覇陣 グレン・エントリー》型 4名
《王来英雄 モモキングRX》型 4名
火自然型 1名
??? 1名

 となっていた。

 本企画のみの独特なアプローチのみならず、実際に大会シーンでも応用の利く考え方は多々あると思うので、ぜひ最後までご覧いただきたい!

筆者&とーしん選手


ゲーム開始時
《禁断 ~封印されしX~》
メインデッキ

枚数
カード名
4 《ボルシャック・栄光・ルピア》
4 《インフェル星樹》
4 《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》
4 《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》
4 《最終龍覇 グレンモルト》
4 《超戦龍覇 モルトNEXT》
2 《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》
4 《爆炎龍覇 モルトSAGA》
1 《蒼き団長 ドギラゴン剣》
4 《メンデルスゾーン》
4 《龍覇陣 グレン・エントリー》
超次元ゾーン
1 《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》
1 《銀河大剣 ガイハート》
1 《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》
1 《爆銀王剣 バトガイ刃斗》
1 《邪帝斧 ボアロアックス》
1 《無敵王剣 ギガハート》
1 《闘将銀河城 ハートバーン》
1 《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》

 

 

※とーしん選手のリストは超次元ゾーンの《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》が《無敵剣 プロト・ギガハート》になっています。

 まずは《龍覇陣 グレン・エントリー》型から紹介していこう。

 「レジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎」で登場したパワフルな新カードをふんだんに採用しているほか、先日のDMゼミでも紹介した、「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」の《龍覇陣 グレン・エントリー》を採用することで、攻撃・カウンターの両方を決めにいくのがメインコンセプト。

▲「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」収録、《龍覇陣 グレン・エントリー》

 特に《超戦龍覇 モルトNEXT》同型戦では、相手の強力な攻撃をいかにして止めるかが重要になるため、複数体のアタッカーを止めつつ盤面にドラグナーも残せる《龍覇陣 グレン・エントリー》は非常に強力な一枚だ。

 アドバンスではお馴染み《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》と《邪帝斧 ボアロアックス》のコンボも採用し、ちょっとやそっとの展開は一切許さない。

flat-選手


ゲーム開始時
《禁断 ~封印されしX~》
メインデッキ

枚数
カード名
4 《ボルシャック・栄光・ルピア》
4 《インフェル星樹》
1 《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》
4 《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》
4 《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》
4 《最終龍覇 グレンモルト》
4 《超戦龍覇 モルトNEXT》
1 《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》
3 《爆炎龍覇 モルトSAGA》
4 《メンデルスゾーン》
2 《龍の呼び声》
4 《龍覇陣 グレン・エントリー》
超次元ゾーン
1 《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》
1 《銀河剣 プロトハート》
1 《銀河大剣 ガイハート》
1 《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》
2 《爆銀王剣 バトガイ刃斗》
1 《無敵王剣 ギガハート》
1 《闘将銀河城 ハートバーン》

 

 《龍の呼び声》採用による序盤マナ加速の安定化と、《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》採用によるカウンター性能が特徴的だ。

 《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》は下面によるカウンターのほか、上面でプレイして《ボルシャック・栄光・ルピア》の踏み倒しによる超加速、《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》を踏み倒して打点の補助など、常に器用に動けるカードとなっている。

▲「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」収録、《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》

 《超戦龍覇 モルトNEXT》同型戦は《爆銀王剣 バトガイ刃斗》からのめくりが最重要になるのだが、《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》から踏み倒した《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》がスピードアタッカーを持つので、当たりとなるカードがぐんと増えている構築だ。

えんがわ選手


ゲーム開始時
《禁断 ~封印されしX~》
メインデッキ

枚数
カード名
4 《ボルシャック・栄光・ルピア》
4 《インフェル星樹》
4 《ボルシャック・秘伝・ドラゴン》
4 《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》
4 《最終龍覇 グレンモルト》
4 《超戦龍覇 モルトNEXT》
2 《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》
4 《爆炎龍覇 モルトSAGA》
1 《蒼き団長 ドギラゴン剣》
4 《メンデルスゾーン》
4 《龍覇陣 グレン・エントリー》
超次元ゾーン
1 《熱血剣 ネビュラ・ホーン》
1 《熱血剣 グリージーホーン》
1 《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》
1 《銀河大剣 ガイハート》
1 《邪帝斧 ボアロアックス》
1 《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》
1 《爆銀王剣 バトガイ刃斗》
1 《闘将銀河城 ハートバーン》

 

 超次元ゾーンに若干の違いはあるが、メインに関しては筆者のデッキリストの《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》を《ボルシャック・秘伝・ドラゴン》に変えたものとなっている。

 《ボルシャック・秘伝・ドラゴン》の特徴は、各種ドラグナーの攻撃に反応するため、《爆銀王剣 バトガイ刃斗》の龍解を確定させられる点、《闘将銀河城 ハートバーン》からの奇襲性を上げられる点、マナに落ちてしまった《爆熱王DX バトガイ銀河》からの踏み倒し先を回収する点など多岐にわたる。

▲「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」収録、《ボルシャック・秘伝・ドラゴン》
▲ドラゴン・サーガ 第3章「双剣オウギンガ」収録、《無敵王剣 ギガハート》

 《爆炎龍覇 モルトSAGA》採用にしては珍しいことに、超次元ゾーンに《無敵王剣 ギガハート》が見当たらない。しかしながら軽量のドラグハート・ウエポンを複数採用しており、それらを《超戦覇龍 ガイNEXT》と組み合わせることで、殴りきるには十分な打点を用意することができている。

せいな選手


ゲーム開始時
《禁断 ~封印されしX~》
メインデッキ

枚数
カード名
4 《ボルシャック・栄光・ルピア》
4 《王来英雄 モモキングRX》
4 《ブランド
3 《インフェル星樹》
4 《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》
1 《メガ・マナロック・ドラゴン》
4 《超戦龍覇 モルトNEXT》
2 《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》
3 《爆炎龍覇 モルトSAGA》
2 《勝熱英雄 モモキング》
1 《蒼き団長 ドギラゴン剣》
3 《地封龍 ギャイア》
4 《メンデルスゾーン》
超次元ゾーン
1 《熱血剣 グリージーホーン》
1 《無敵剣 プロト・ギガハート》
1 《銀河大剣 ガイハート》
1 《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》
1 《爆銀王剣 バトガイ刃斗》
1 《無敵王剣 ギガハート》
1 《伝説の救世主 ワタル》
1 《闘将銀河城 ハートバーン》

 

 ここからは《王来英雄 モモキングRX》型の紹介だ。

 防御力を犠牲にした分、《龍覇陣 グレン・エントリー》型よりもワンテンポ早く動きやすい《王来英雄 モモキングRX》型は、《ブランド 》で一瞬でゲームを決められるのが最大の特徴だ。

▲王来篇 第1弾「王星伝説超動」収録、《王来英雄 モモキングRX》
▲「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」収録、《ブランド <NEXT.Star>》

 そのワンテンポを確実に勝ちに繋げるためにも、《超戦龍覇 モルトNEXT》同型戦におけるゲームエンド級フィニッシャーの採用が、それぞれの選手に見られた。

▲十王篇 第4弾「百王×邪王 鬼レヴォリューション!!!」収録、《地封龍 ギャイア》

 せいな選手が選んだのは《地封龍 ギャイア》の採用。

 《超戦龍覇 モルトNEXT》のほか、《爆炎龍覇 モルトSAGA》も《最終龍覇 グレンモルト》も、《地封龍 ギャイア》の前では全て無力。対策がなければその時点でゲームが決まってしまうことも……。

MGR選手


メインデッキ

枚数
カード名
4 《ボルシャック・栄光・ルピア》
4 《王来英雄 モモキングRX》
4 《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン 》
4 《ボルシャック・モモキングNEX》
4 《ブランド
4 《超戦龍覇 モルトNEXT》
3 《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》
1 《超竜バジュラ》
4 《勝熱英雄 モモキング》
1 《蒼き団長 ドギラゴン剣》
2 《偽りの王 モーツァルト》
4 《メンデルスゾーン》
1 《龍の呼び声》
超次元ゾーン
1 《時空の豪腕ジャパン》
1 《熱血剣 グリージーホーン》
1 《無敵剣 プロト・ギガハート》
1 《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》
1 《銀河大剣 ガイハート》
1 《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》
1 《爆銀王剣 バトガイ刃斗》
1 《闘将銀河城 ハートバーン》

 

 先ほど紹介したせいな選手のデッキリストを、さらに攻撃的にしたような構築となっている。

 《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》は即時《ブランド 》に進化できるので、《王来英雄 モモキングRX》の5枚目以降として重宝するほか、《勝熱英雄 モモキング》の4枚採用からも、早期にゲームを決めるという意思が強く感じられる。

▲「覚醒編 第1弾」収録、《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》
▲「覚醒編 第1弾」収録、《時空の豪腕ジャパン》

 そして超次元ゾーンにある一際目立つ《時空の豪腕ジャパン》。こちらには実は強力なコンボが隠されている……わけもなく、お守りのようなものと考えて良いだろう。

 アドバンスは超次元ゾーンを使わないデッキであれば、好きな超次元カードを入れて遊べるのも醍醐味と言える (ただしモルトNEXTの超次元ゾーンは一般的に枠が足りないと嘆かれている)。

鮭くれーぷ選手


ゲーム開始時
《禁断 ~封印されしX~》
メインデッキ

《メンデルスゾーン》

枚数
カード名
4 《ボルシャック・栄光・ルピア》
4 《王来英雄 モモキングRX》
4 《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン 》
4 《ボルシャック・モモキングNEX》
1 《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》
1 《メガ・マナロック・ドラゴン》
4 《ブランド
4 《超戦龍覇 モルトNEXT》
2 《勝熱英雄 モモキング》
1 《ニコル・ボーラス》
1 《爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》
1 《勝利宣言 鬼丸「覇」》
4 《偽りの王 モーツァルト》
4
超次元ゾーン
1 《無敵剣 プロト・ギガハート》
1 《爆炎大剣 ガイサーガ》
1 《銀河大剣 ガイハート》
2 《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》
1 《爆銀王剣 バトガイ刃斗》
1 《最前戦 XX幕府》
1 《闘将銀河城 ハートバーン》

 

 基盤としてはMGR選手のものと近いが、踏み倒すドラゴンの性質が大きく異なっている。

 特に踏み倒し先として強力なのが《偽りの王 モーツァルト》で、パワーが高いため《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》や《伝説の禁断 ドキンダムX》の禁断解放など、一手間かかることをしないと退かせない上に、ドラゴンが攻撃できなくなる効果で詰んでしまうパターンも多い。

▲「変形デッキセット DX鬼ドラゴン」収録、《偽りの王 モーツァルト》
▲「超ブラック・ボックス・パック」収録、《ニコル・ボーラス》

 また、1枚採用の《ニコル・ボーラス》や《勝利宣言 鬼丸「覇」》なども、《爆熱王DX バトガイ銀河》や《ブランド 》のような好きなドラゴンを踏み倒せるカードとの相性が良い。

 例えば相手が大量に「革命0トリガー」を抱えてくるようなタイプだったとしても、《ニコル・ボーラス》で叩き落としてカウンターの線を潰すなど、相手に合わせて対応していけるのも強みだ。

BUKOU選手


メインデッキ

枚数
カード名
4 《ボルシャック・栄光・ルピア》
4 《王来英雄 モモキングRX》
4 《ボルシャック・モモキングNEX》
4 《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》
4 《超戦龍覇 モルトNEXT》
4 《永遠のリュウセイ・カイザー》
3 《爆炎龍覇 モルトSAGA》
1 《蒼き団長 ドギラゴン剣》
4 《爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》
4 《偽りの王 モーツァルト》
4 《メンデルスゾーン》
超次元ゾーン
1 《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》
1 《銀河剣 プロトハート》
1 《銀河大剣 ガイハート》
1 《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》
2 《爆銀王剣 バトガイ刃斗》
1 《無敵王剣 ギガハート》
1 《闘将銀河城 ハートバーン》

 

 何がとは言わないが、豪華過ぎる。

 まさに「パワー」「スピード」といったコンセプトとなっているのだが、特に注目なのが《永遠のリュウセイ・カイザー》の4枚採用

▲「エピソード1 ダークサイド」収録、《永遠のリュウセイ・カイザー》

 かつての《超戦龍覇 モルトNEXT》にはよく採用されていたのだが、環境の高速化や、除去カードの充実とともに少しずつ形を潜めていった印象が強い。

 しかし、こと《超戦龍覇 モルトNEXT》同型戦においては圧倒的な制圧力・攻撃力を誇る。

 攻めつつも《永遠のリュウセイ・カイザー》を出す動きをとると、「このまま走りきっても良いし、止まっても返しに負けない」という最高の状況を作り出すことができ、まさにこの企画に合わせた、ここ一番のチューニングと言えるだろう。

むーちゃん選手


ゲーム開始時
《禁断 ~封印されしX~》
メインデッキ

枚数
カード名
4 《ボルシャック・栄光・ルピア》
4 《インフェル星樹》
3 《次世代龍覇 グレングラッサ/「ここはまかせて、お姉ちゃん!」》
4 《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》
2 《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》
1 《メガ・マナロック・ドラゴン》
4 《超戦龍覇 モルトNEXT》
4 《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》
2 《熱血龍 バトクロス・ハンマー》
4 《爆炎龍覇 モルトSAGA》
1 《不敗のダイハード・リュウセイ》
1 《永遠のリュウセイ・カイザー》
1 《勝利宣言 鬼丸「覇」》
4 《メンデルスゾーン》
超次元ゾーン
1 《無敵剣 プロト・ギガハート》
1 《爆炎大剣 ガイサーガ》
1 《銀河大剣 ガイハート》
1 《将龍剣 ガイアール》
1 《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》
1 《爆銀王剣 バトガイ刃斗》
1 《無敵王剣 ギガハート》
1 《闘将銀河城 ハートバーン》

 

 こちらは純正の火自然《超戦龍覇 モルトNEXT》となっており、大量に採用されたマナ加速からドラグナーを投げつける、というシンプルかつパワフルなコンセプトでまとまっている。

 《次世代龍覇 グレングラッサ/「ここはまかせて、お姉ちゃん!」》の採用が特徴的で、flat-選手のデッキリストの《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》同様、ターンをもらえば勝てる《超戦龍覇 モルトNEXT》だからこそ、その場凌ぎではなく明確な勝ち筋になりやすい。

▲「レジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎」収録、《次世代龍覇 グレングラッサ / 「ここはまかせて、お姉ちゃん!」》

 実は《超戦龍覇 モルトNEXT》というデッキ、スパーク系のS・トリガーであればプレイングである程度ケアできるのだが、それをケアしようとすると今度はG・ストライクが裏目になってしまったり、《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》が裏目になってしまったりと、スパークだけをケアすれば良かった昔と違って、想像以上に厄介な存在になっていることは、筆者もこの企画を通して改めて実感させられた。

チアリ選手


メインデッキ

枚数
カード名
4 《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》
4 《Re:奪取 トップギア》
1 《一撃奪取 トップギア》
4 《BIRIBIRIII・ビリー》
1 《単騎連射 マグナム》
4 《仙界一の天才 ミロク》
4 《U・S・A・CAPTEEEN》
4 《超救命主 タイヨー》
4 《次世代龍覇 グレングラッサ/「ここはまかせて、お姉ちゃん!」》
1 《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》
1 《メガ・マナロック・ドラゴン》
4 《超戦龍覇 モルトNEXT》
4 《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》
超次元ゾーン
1 《熱血剣 ネビュラ・ホーン》
1 《無敵剣 プロト・ギガハート》
1 《爆炎大剣 ガイサーガ》
1 《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》
1 《銀河剣 プロトハート》
1 《銀河大剣 ガイハート》
1 《将龍剣 ガイアール》
1 《爆銀王剣 バトガイ刃斗》

 

 最後に紹介するのがこちらなのだが、異彩しか放っていない

 詳細な解説は動画編で尺の1/3も使ってくれているのでぜひ見て欲しいのだが、簡単に言うと火光マジボンバーデッキに《超戦龍覇 モルトNEXT》が添えられているビートダウンだ。

 一応筆者も大会後にテストプレイをしたのだが、想像以上に回るし、《超戦龍覇 モルトNEXT》は案外普通に出てくるし、なんなら「龍マナ武装5」もたまに発動する。

 4投された《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》からは、《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》や《爆銀王剣 バトガイ刃斗》への並々ならぬ敵意が見受けられ、制作者の執念を感じられる。とても良い。


 以上、簡単にではあるが全10名のデッキリスト紹介だ。

 実際にこれらのモルネクがどんな熱い戦いを見せたのかについては、既に全ての対戦がデュエチューブにて公開されているので、そちらをご覧いただきたい。

 そして、本内容を講義形式でより深掘りした動画も同様にデュエチューブで公開されている、あわせてチェックしてみて欲しい!

 モルネクは筆者も非常に思い入れのあるカードなのだが、「レジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎」による強化が凄まじかったため、最近の競技シーンでもトップレベルのシェア数となっており、まさに旬のデッキとなっている。

 これを機に全国のモルネクファンの皆さんも、また、なかなかこれまでモルネクを手にできなかった皆さんも、手に取って戦ってみて欲しい!

 それではまた次回のDMゼミでお会いしよう。


ZweiLance:
デュエル・マスターズの超強豪プレイヤーにして、YouTubeの「ZweiLance Channel」でデュエル・マスターズに関するコンテンツを主に配信するYouTuber。『モルトNEXT』『デ・スザーク』『アナカラーデッドダムド』『オカルトアンダケイン』などの名手として知られ、競技デュエマにかける情熱は誰よりも熱い。主な戦績はグランプリ-7th3位入賞、日本一決定戦2018トップ8入賞、日本一決定戦2019出場権をDMPランキング上位枠で獲得など。
 
YouTube「ZweiLance Channel」:
https://www.youtube.com/channel/UCgo6OjaW8C8kghG0SHwMsJA

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