By まつがん
~前回までのあらすじ~
最近デッドマンは自分の趣味の「ギャラクシールド」を使って動画時間をクソほど長引かせた罪でデュエチューブのデュエパーティー動画を出禁になりました (※嘘です)
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楽器や音楽は、時代を超えてデュエル・マスターズにたびたび登場するモチーフだ。
たとえば古くから存在する種族「ガーゴイル」のイラストには、楽器を持った小悪魔が描かれている (ちなみに彼らにはそれぞれ主人となる「ダークロード」がいるらしい)。
また、エピソード1期には《鎧亜戦隊ディス・ミュージック》、革命ファイナル期には《革命のD ビッグバン・フェスライブ》など、音楽そのものをモチーフにしたクリーチャーやライブをモチーフにしたフィールドなども作られてきた。
新章に突入してからも、比較的モチーフの自由度の高いジョーカーズでギターをモチーフにしたクリーチャーが登場したというだけでなく、超天篇では楽器そのものがクリーチャーとなったような形のメタリカも多数登場した。
かようにデュエル・マスターズの歴史を支えてきた楽器と音楽ではあるが……実は「楽器のクリーチャー」や「音楽の呪文」は存在しても、器物としての楽器そのものがカードになった例は、もしかするとこれまでほとんどなかったのではないだろうか?
それでは紹介しよう。こちらが9月17日(土) に発売予定のゴッド・オブ・アビス第1弾「伝説の邪神」に収録される新カード、《電脳の海を彷徨うエレキギター》だ!
ギターのタマシード……だと……???
さて、例によってこのカードがどんなテキストを持っているか、読者の皆さんに予想してもらう。
タマシードの運用方法はこれまで様々なものが開発されてきた。《アストラルの海幻》のように手札を整えつつ「シンカライズ」による進化先を確保するというのが、その中でもまずは代表的な例だろう。
他にも《ジェニーの黒像》のように、《ゴースト・タッチ》としてのカードスペックは維持しつつも種族である「デスパペット」を参照して《人形の裏技ペット・パペット》の「G・ゼロ」条件を満たすという使い方も見られた。
その一方で、《ブレイン・コンチェルト》や《サッヴァーク-MAX》のように、バトルゾーンに残るというタマシードの性質そのものを生かして出力源として活用するというやり方も存在する。
以前紹介した《暴竜爵の爪》などは「シンカライズ」も種族もないため、こちら側の使い方が主流になっていきそうだ。
では、《暴竜爵の爪》と同じくゴッド・オブ・アビス第1弾「伝説の邪神」に収録予定の《電脳の海を彷徨うエレキギター》ははたしてどちら側なのか……これについては、何となく予想がつくのではないだろうか?
あるいは、もしあなたが「水の2マナのアンコモンのタマシードを作って欲しい」と依頼されたらどんな能力を考えるだろうか?そういった想像も膨らませながら、ぜひ予想してみて欲しい。
次回は《電脳の海を彷徨うエレキギター》の効果を発表するとともに、このカードを使って早速新しいデッキを作っていくことにしよう。
次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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