By まつがん
うおおおおお!!殿堂解除が来たぞ!!!!!
デュエマプレイヤーならば誰しもが心躍るであろうイベント、殿堂解除。今回は (1枚しか設置できないことがルール上規定されており実質意味のない《伝説の禁断 ドキンダムX》《終焉の禁断 ドルマゲドンX》《零龍》を除いて) 17枚もの解除がデュエチューブ上で発表され、大きな話題となった。
だが、解除されたカードの多くは長い間殿堂もしくはプレミアム殿堂のリストに載っていたため、往時の活躍を知る者は意外と少ないのではないか。となれば、どんなデッキで活躍するのか想像がつかないという方も存在するに違いない。
そこで今回は、解除された17枚のうちたまたまデッキが組めそうだった2枚をピックアップして、実際にデッキを作ってみることにしよう。
《パーロックのミラクルフィーバー》
17枚の中でも、既存のアーキタイプに適合するのではなく新たに独特なデッキが生まれそうな予感が最もするのはやはりこのカードだろう。
《パーロックのミラクルフィーバー》。これ1枚で山札を一気に引ききることも可能な、実に豪快なカードだ。
とはいえ、何せ3ターン目に《我我我ガイアール・ブランド》が過剰打点で突っ込んでくるというのが現代デュエマの速度感である。そこからすると、7マナの呪文を唱えているということはそれすなわちゲームに実質勝利できていなければならない。
しかし、《パーロックのミラクルフィーバー》を早いターンに唱えるということは、どんな手段にせよかなり全力でマナや手札を使いきってしまうことは間違いない。それにもかかわらず、《パーロックのミラクルフィーバー》を唱える=即勝利となるようなデッキがはたして構築できるのだろうか?
……もちろん可能だ。
その鍵となるのが《エンドレス・フローズン・カーニバル》。デッキ内に10枚程度のスノーフェアリーを入れて構築しておけば、《パーロックのミラクルフィーバー》で山札を引ききった時点で《エンドレス・フローズン・カーニバル》と大量のスノーフェアリーたちが手札に入ることになるので、G・ゼロで唱えれば《パーロックのミラクルフィーバー》を唱えたターンにそのまま実質追加ターンを獲得できる。
あとは《神の試練》と《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》を2枚ずつ用意すれば、追加ターンを4億ターンくらい獲得することによって安全に対戦相手を殴りきることが可能となる。
ただ、これはあくまで《パーロックのミラクルフィーバー》を唱えた後の話である。唱えた後に勝てることはわかったにしても、次なる課題として「早いターンに」かつ「安全に山札を引ききれるよう」《パーロックのミラクルフィーバー》を唱える手段が必要となってくる。
ではまず、「早いターンに《パーロックのミラクルフィーバー》を唱える方法」といえば何があるだろうか?
私が考えたのは、《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》からの《ソーシャル・マニフェストⅡ世》だった。
これならばマナ加速からの5マナ、すなわち最速4ターン目に《パーロックのミラクルフィーバー》を唱えることが可能となる。
3枚コンボというのは一見ハードルが高いが、《ソーシャル・マニフェストⅡ世》はマナから呪文を唱えるので《パーロックのミラクルフィーバー》はマナ落ちで構わないというのが嬉しいポイントだ。
続いて「安全に山札を引ききれるよう《パーロックのミラクルフィーバー》を唱える手段」としては、デッキに1枚差しを多用しつつ、山札下3枚を事前に固定できれば問題ない (下から3枚目を1枚しか入っていないカードにして《パーロックのミラクルフィーバー》を唱えると、山札下2枚が残った状態で《エンドレス・フローズン・カーニバル》を唱えられるので、帰ってきたターンに山札下1枚の状態で《神の試練》を唱えればよい)。
それを可能にするカードとしては、3枚コンボのパーツを集めながら山札の下を固定できる《十・二・神・騎》や《パルプ・ブレイン》が挙げられる。
ただ最速4ターン目の《パーロックのミラクルフィーバー》のためにはマナ加速を挟む必要があり、もし山札下固定が3マナからしかできないとなるとマナ加速は2ターン目にしか挟めないことになってしまう。その点、「2ターン目マナ加速→3ターン目山札下固定」も「2ターン目山札下固定→3ターン目マナ加速」もどちらも許容する《十・二・神・騎》は唯一無二のカードと言えるだろう。
さて、ここまで出てきた話を総合すると、デッキは以下のようになる。
『途中経過』
10 | スノーフェアリー | 4 | 《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》 | 4 | 《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》 | 4 | 《ソーシャル・マニフェストⅡ世》 | 4 | 《十・二・神・騎》 | 4 | 《パルプ・ブレイン》 | 4 | 《神の試練》 | 4 | 《パーロックのミラクルフィーバー》 | 2 | 《エンドレス・フローズン・カーニバル》 |
「あれ、なんだ40枚埋まってるし完成じゃん」……と思うなかれ。ここからがまた難しい。
まず、ここまででデッキのカードはほとんど埋まってしまっているので、「10枚程度搭載したスノーフェアリーのスロットは可能な限り1枚差しが望ましい」ことになる。
加えて、「最速4ターン目の《パーロックのミラクルフィーバー》にはマナ加速が必要」と言っておきながらマナ加速は《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》しか積めていないので、「できればこのスノーフェアリーのスロットでマナ加速も同時に兼ねたい」という要請が生まれていることがわかる。
さらに「2ターン目マナ加速→3ターン目山札下固定」と「2ターン目山札下固定→3ターン目マナ加速」の両方のパターンを作るためにはマナ加速は2マナ以下である必要があるので、《天体妖精エスメル /「お茶はいかがですか?」》をはじめとして《再生妖精スズラン》など、「2コストでマナ加速できるスノーフェアリー」は1枚ずつ最大値で搭載するべきだろう。
『途中経過2』
1 | 《天体妖精エスメル /「お茶はいかがですか?」》 | 1 | 《再生妖精スズラン》 | 1 | 《桜風妖精ステップル》 | 1 | 《霞み妖精ジャスミン》 | 6 | スノーフェアリー (それぞれ1枚差し) | 4 | 《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》 | 4 | 《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》 | 4 | 《ソーシャル・マニフェストⅡ世》 | 4 | 《十・二・神・騎》 | 4 | 《パルプ・ブレイン》 | 4 | 《神の試練》 | 4 | 《パーロックのミラクルフィーバー》 | 2 | 《エンドレス・フローズン・カーニバル》 |
ここまでの形を一人回ししてみるとわかることがある。
それは、山札下を固定するカードが8枚だと足りないということだ。
このデッキが確実に勝利するためには、山札下の固定という手順は不可欠である。それにもかかわらず《十・二・神・騎》《パルプ・ブレイン》の8枚しかないというのはいかにも頼りない。
だが、ここで一つ問題が発生する。9枚目以降の山札下固定札を入れようと思ったら、スノーフェアリーのスロットを削らざるをえなくなってしまうのだ。
40枚の山札で《パーロックのミラクルフィーバー》を唱えた後に《エンドレス・フローズン・カーニバル》を安定して唱えるためにデッキ内に何枚のスノーフェアリーが必要なのか。面倒なので確率計算などはわざわざしないが、一人回しをする限り、序盤に引いてマナ起きしたりマナ加速として運用したり楯落ちしたりする分も差し引いて、最低10枚は欲しいというのが何となくの感覚だった。
山札下固定札は足りない、しかしスノーフェアリーも削れない……かくして発生した二律背反のジレンマは私を苛んだ。
しかし。私は気が付いたのだ。
このジレンマを解消できる、唯一無二のソリューションの存在に。
山札下を固定できるスノーフェアリーを採用すればいいのでは???🤔🤔🤔
《忍者妖精ユリカマ》は《十・二・神・騎》などと同様、コンボパーツを探しながら山札下を固定できるスノーフェアリーだ。ただクリーチャーしか手札に加えられないので3つのコンボパーツのうち《パーロックのミラクルフィーバー》だけは探せないのが玉にキズだが、それでも枠を圧縮できるメリットはそれ以上に大きい。
さらに2コストブーストからつながる4コストで素出しも許容できるマナコストでありながら、「ニンジャ・ストライク」で0マナで使えるシチュエーションもある点も評価できる。
ともあれ、こうしてジレンマも解消し、無事デッキは完成を見た……かのように見えた。
だが、最後に最も大きな困難が立ちはだかってしまう。
それを説明するためには、現状のこのコンセプトだと最速4ターン目に《パーロックのミラクルフィーバー》を唱えた場合、以下のようなゲーム推移となることを理解しておいてもらう必要がある。
↓
相手のターン:《エンドレス・フローズン・カーニバル》がかかっているのでほぼ無
↓
5ターン目:6マナ目をチャージして《神の試練》で残り1枚の山札を引ききって追加ターンを獲得してターンエンド
↓
追加6ターン目:7マナ目をチャージして山札が0枚の状態。《神の試練》は山札が1枚以上ないと追加ターンが取れない (ぴえん) のでターンエンド
↓
完全に自由な相手のターン (!?)
↓
7ターン目:8マナ目をチャージして《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》+《神の試練》ループ開始
おかしいだろ!!!😡😡😡
クソぶん回って死ぬほど手札を抱えたと思ったらなぜか相手にターンを返すので、《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》《龍風混成 ザーディクリカ》から《ロスト・Re:ソウル》をぶち込まれて即ご臨終である。もしかしてデッキじゃなくてコントでも開発してたのか???
なぜ《パーロックのミラクルフィーバー》と《神の試練》で山札を全部引ききっているのに相手にターンが渡ってしまっているのか……それはこのデッキが「山札0枚・チャージして7マナ」のターンを迎えると追加ターンが取れないという事実に由来する。
しかし、最速で《パーロックのミラクルフィーバー》を唱えようとする限り「山札0枚・チャージして7マナ」という状況はどうしても回避することができない。
ならば、どうするか?
私は考えた……そして。
“答え”にたどり着いたのだ。
デュエプレからの移植カード、《神楽妖精パルティア》だ。
このカードならば「山札0枚・チャージして7マナ」のターンは《神楽妖精パルティア》+《神の試練》で乗りきることができる。
ただ最速パターンの完遂に必要なカードとなると、最低3枚は搭載したいカードとなる。そうなると、スノーフェアリーを1枚差しにすることで山札下固定ができる確率を上げるこのデッキのコンセプトとバッティングしてしまう。
しかし、ここで私は気が付いた。
《パルプ・ブレイン》のスロットも1枚差しにしてしまえばいいのだ。
見れる枚数は1枚減るものの、《サブマリン・プロジェクト》と《蒼狼設計図》はほとんど同様の機能を果たせるので、1枚ずつ入れ替えてしまって問題はないだろう。
というわけで、できあがったのがこちらの「パロミラ試練」だ!
『パロミラ試練』
3 | 《神楽妖精パルティア》 | 1 | 《天体妖精エスメル /「お茶はいかがですか?」》 | 1 | 《桜風妖精ステップル》 | 1 | 《霞み妖精ジャスミン》 | 1 | 《再生妖精スズラン》 | 1 | 《薫風妖精Re:コートニー》 | 1 | 《眼鏡妖精コモリ》 | 2 | 《忍者妖精ユリカマ》 | 4 | 《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》 | 4 | 《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》 | 4 | 《ソーシャル・マニフェストⅡ世》 | 4 | 《十・二・神・騎》 | 1 | 《サブマリン・プロジェクト》 | 1 | 《パルプ・ブレイン》 | 1 | 《蒼狼設計図》 | 4 | 《神の試練》 | 4 | 《パーロックのミラクルフィーバー》 | 2 | 《エンドレス・フローズン・カーニバル》 |
8マナ揃って《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》と《神の試練》が墓地と手札にそれぞれあって毎ターン唱えられるようになったら16マナまでチャージし、4億ターンを取った後に好きなように山札と盤面を作って相手を一方的に殴ることで勝利できる。
《パーロックのミラクルフィーバー》はその性質上、山札下をデッキ内に1枚しか入っていないカードで固定する必要があるので、《サブマリン・プロジェクト》や《忍者妖精ユリカマ》のように普段あまり使わないカードにも光が当たるのが面白い。山札が一気に手札になる爽快感、ぜひ味わってみて欲しい。
《プラチナ・ワルスラS》
相手の山札を削って勝ちたくないか???🤔🤔🤔
ハンデスを陰キャの所業、ランデスを蛮族の所業とするならば、山札削りはサイコパスの所業である。だが、それゆえに誰も手を出さない領域でもある。
とはいえ《ヴォルグ・サンダー》無き今、相手の山札を削るのは容易ではないようにも思える。
デュエル・マスターズには《海底鬼面城》や《伝説演者 カメヲロォル》のように「相手のドローを強制的に進める」カードも存在するが、そもそも《海底鬼面城》は殿堂だし、それに仮にそうでなくても、これらを何枚設置したとて増えたドローによって加速した対戦相手の動きがこちらを倒す方が絶対に早いだろう。
ならばやはり必要なのは、相手にドローを与えない直接の山札削り手段。それも早期かつ大量に相手の山札を削れるカード。
そんなカードが、実は存在していたのだ。
そのカードパワーは、まさしく「宇宙」……そう。
《S級宇宙 アダムスキー》だ。
「S級侵略」により0マナで出せる上に、攻撃し続けられる限り毎ターン4枚も山札を削れるこのカードこそ、最も効率の良い山札削りカードと言える。
だが、それが殿堂解除と何の関係があるのか?と思われるかもしれない。
しかし、実は解除されていたのだ。《S級宇宙 アダムスキー》の最高の相棒が。
《プラチナ・ワルスラS》だ。現状、《S級宇宙 アダムスキー》による攻撃が可能になるのは最速で3ターン目。そこで《プラチナ・ワルスラS》はちょうど3ターン目に進化元になりつつ「S級侵略」で減った手札を再補充できる、まさしくベストマッチと呼べるカードなのだ。
とはいえ《プラチナ・ワルスラS》と《S級宇宙 アダムスキー》が4枚ずつだけでは3ターン目に揃えることは容易ではない。
だが、水文明で3マナのコマンドとしては他に《キユリ <ワル.Star>》と《パラディソ <サイクリカ.Star>》が登場しており、しっかり代替性を確保することができているのだ (なお、《S級宇宙 アダムスキー》側の代替性については後述)。
とはいえ、これだけだと3ターン目から相手の山札を4枚ずつ削っていくだけである。3ターン目時点での相手の山札は28枚もあるので、相手の山札がなくなるのは他に何もしなければ8ターン目ということになる。亀かな???
というわけで、4ターン目以降山札削りを加速させる方法が何かしら必要となってくる。
ここで私が考えたのは3つの手段だった。1つ目は、《S級宇宙 アダムスキー》は「S級侵略」を持っているので、「水のコマンドを脇に並べる」というもの。そして2つ目は「《S級宇宙 アダムスキー》のブレイク数を増やす」、最後に3つ目は「《S級宇宙 アダムスキー》をアンタップする」というものだ。
では、この中で効果とコストのバランス、いわゆるコストパフォーマンスが最も優れている手段はどれだろうか?
まず1つ目、「水のコマンド」については非進化だと《奇天烈 シャッフ》や《超次元の王家》のように4コストが事実上の最低ライン (《奇天烈 サイコロン》や《轟く革命 レッドギラゾーン》という裏道もあるが、要求値が上がりすぎるため) となる。4コスト払って《S級宇宙 アダムスキー》がもう一度攻撃できるようになるだけなので、「4コスト=4枚」がこの手段の効率値ということになる。
では2つ目の「ブレイク数追加」はどうかというと、《エボリュート・パワー》が示すようにブレイク数の追加は2マナで行うことができる。ただ《S級宇宙 アダムスキー》の山札削り枚数もブレイク数に応じて行われるので、結局「2コスト=2枚」ということで「水のコマンド」と同様の効率値となってしまう。
ちなみに《「カレーパンを食ってやるぜぇ!」》を使うと「0コスト=2枚」になる数式のバグがあるが、進化クリーチャーからの「侵略」を活用しようとするデッキで手札2枚を捨てるのは紐なしバンジーと同義なのでここでは取り扱わない。
さて残った3つ目の「《S級宇宙 アダムスキー》をアンタップする」はというと、まず最もオーソドックスな《二刀流Re:トレーニング》の時点で「2コスト=4枚」と他の手段の効率値を上回っている。
さらにすごいのが《瞬閃と疾駆と双撃の決断》で、このカードは水のコマンドが2体並んでいるならば「3コスト=8枚」という驚異の効率値を実現できるカードとなる。
さらに、1つ目の「水のコマンドを並べる」と3つ目の「《S級宇宙 アダムスキー》をアンタップする」とを接着するカードとして《イグゾースト・Ⅱ・フォー》がある。《プラチナ・ワルスラS》で捨てた呪文を墓地から唱えながら相手の反撃を封じる動きは実に強力だ。
そして、こうなると「4コスト以下の呪文で《瞬閃と疾駆と双撃の決断》に匹敵する効率値を叩き出せるもの」がないか探したくなるのが人情というもの。
かくして私は、ついに1つ目の「水のコマンドを並べる」と2つ目の「ブレイク数追加」とを接着するカード、《ダイナボルト・ブラスター》にたどり着いた。このカードを見つけたときは一瞬神の存在を信じかけた。
……だが冷静に考えてみると、「《イグゾースト・Ⅱ・フォー》で《ダイナボルト・ブラスター》を唱えて《S級宇宙 アダムスキー》を乗せる」という動きは、別に《ダイナボルト・ブラスター》がスピードアタッカーを与えられる他のカード、たとえば《キリモミ・スラッシュ》であっても変わらない。《S級宇宙 アダムスキー》は《ダイナボルト・ブラスター》してもブレイク数が変わらないからだ。
つまり、《S級宇宙 アダムスキー》のパワーが8000だったら世界が終わっていた (?)。デュエル・マスターズにおいてパワーは通常相手のクリーチャーより大きいかどうかという意味くらいしか持たないが、意外なところでデザインの妙味が働いてくるものである。
さて気を取り直して、あとは4ターン目以降山札削りを加速させる4つ目の裏技として「実質追加ターンを得る」ことが可能な殿堂カード、《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》と《ドリル・スコール》を1枚ずつ積めば完成だ。
というわけで、できあがったのがこちらの「全力アダムスキー」だ!
『全力アダムスキー』
4 | 《伝説演者 カメヲロォル》 | 4 | 《飛ベル翼バサ「曲津風」》 | 4 | 《プラチナ・ワルスラS》 | 4 | 《キユリ <ワル.Star>》 | 3 | 《パラディソ <サイクリカ.Star>》 | 4 | 《イグゾースト・Ⅱ・フォー》 | 1 | 《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》 | 4 | 《S級宇宙 アダムスキー》 | 1 | 《海底鬼面城》 | 1 | 《ドリル・スコール》 | 4 | 《アストラルの海幻》 | 4 | 《瞬閃と疾駆と双撃の決断》 | 2 | 《ダイナボルト・ブラスター》 |
……え?「《S級宇宙 アダムスキー》自体は4枚しか積めないのに引けなかったらどうするんだ」って?
それは、決まっている。
全力で殴れ!!!😡😡😡
ではまた次回!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。