リフトガーディアンに見つかった!
今後、『ディアブロ イモータル』を長く遊んでいくうえで、メインストーリーの進行とともに“メインのプレイフィールド”としてお世話になることになるのが、前回の記事でさわりを紹介した“エルダーリフト”だ。
“リフト”ってのは、『ディアブロ』シリーズの伝統とも言えるエンドコンテンツ的な役割を担った場所で、ひと通りの遊びを堪能したのちも、
「さて……今日もリフトに潜ってトレハンすっかな!」
ってんで、それこそ5年とか10年のスパンでプレイを続けることすらできる、恐るべき懐深さを持ったダンジョンであった。
まあ、『ディアブロ イモータル』はサービスが始まったばかりだし、エルダーリフトがどれほどの奥深さを持っているのかはこれから評価されていくことだとは思うけど、“リフト”と聞いた瞬間に心ときめいてしまうのが古くからこのシリーズを愛しているディアブラーの性というもの……! それこそパブロフのイヌ……もしくはチュ~ルを見たネコの如く、
「リフトが開いた!? じゃあ潜らなきゃ!!!ww」
ってんで、わき目もふらずに入らずにはいられなくなるものなのである。これはもう、数十年にわたって調教された結果の“刷り込み”とすら言えるかもしれんなw
てなわけで、記念すべき1回目のリフト行脚の様子である。
入ってみると……!
『ディアブロ』で遊んだことがある人には釈迦に説法だと思うが、リフトに入って注意しなければいけないのが画面左上に出るウィンドウと、その中にある紫のグラフ。このグラフはリフトの進行度を表していて、ワラワラと押し寄せてくる敵を倒したり、たまに出現するエリート系のモンスターがバラ撒く“リフト進行状況オーブ”というものを獲得すると上昇していく。これが満タンになるとお待ちかねのダンジョンボス“リフトガーディアン”が現れるって寸法だ。
ぶっちゃけ、これは最初のダンジョンなので、そんなにビクビクしなくても紫のグラフはぐんぐんと上昇してくれるはず。
……だったんだけど!!
あんぎゃあんぎゃ!!!
チクチクと小規模の敵の群れを倒すのが面倒にだったので、テキトーにダンジョン内を徘徊して敵を密集させ、まとめて倒してくれようか……と思ったら、強敵のエリートも混じっててこのザマだよwwww
ってぜんぜん笑いごとじゃなくて、よく見ると紫のグラフにメーターのようなものが仕込まれているのがわかると思う。これがいわゆる制限時間で、ダンジョン内で敵にやられて昇天したりするとコレが一気に上昇してしまうのである! つまり“制限時間が短くなる”というデスペナルティーが設定されているので、敵をまとめるのもオノレの実力をキチンと把握してからじゃないと危ないかもしれない(苦笑)。
とはいえ、このときは体力が回復するライフオーブを目ざとく回収して危機を脱し、その後は順調に進行。
進行度グラフも間もなくMAXに……ってところで、これまた『ディアブロ』ファンにはおなじみ! “謎の声”による“あのセリフ”が発せられたのだ。
「リフト・ガーディアンに見つかった!」
これ、『ディアブロ III』だと、
「リフト・ガーディアンが出たぞ!」
という勇ましいものだったんだけど、「見つかった!」と言っているってことは……このダンジョンで悪さをしているの、こっちのほうってこと……?w その自覚があるから、
「やべえ!! 見つかっちまった!!!((゚Д゚;))」
と驚いているとしか取れないんだがww
まあそれはいいや。
前述の通りリフトガーディアンがこのダンジョンのボスなので、右上のミニマップに出るカーソルを参考に現場に駆け付けなければならない。
そしてこのときは……!
リフトガーディアン用に温存しておいた“奥義”を発動して、めったやたらと斧をブン回す!!! これに、リフトガーディアンの“クルセイダーの王”は対抗のしようもなく……!
まもなく……!!!
よし!! エルダーリフト、1回目の制覇達成!!
これにより得られたのが、
デタ!!! レジェンダリー宝石の“稲妻のコア”!!
これは、ソケットのある武具にハメ込むことで効果を発揮する宝石で、
その性能は……!
おおお……ッッ!!! なんか……すげえ書かれてる!!ww
ぶっちゃけ、効果のほどはよくわからないんだけど(オイ)、なんかスゲェものを拾ったってことだけは確信できる。こんなのが手に入る可能性があるってんだから……今後はメインストーリーとの2本柱でエルダーリフトに入り浸るのは確定だな!!w
続く!!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『ディアブロ イモータル』公式サイト:
https://diabloimmortal.blizzard.com/ja-jp/
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