しばらくタッチ操作でいきます!
昨日より正式サービスが始まった、Blizzard Entertainmentのモバイル用アプリ『ディアブロ イモータル』。
最初にこのタイトルが公表されたのは……もう4年くらい前か?? 『ディアブロ』シリーズをこよなく愛する俺はその段階で、
「やったやった!! ついにスマホでデアブ(『ディアブロ』のことね。念のためw)ができるようになるぞ!!! ちょっと余裕を持って考えて……正式サービスは、1年後くらいかね!?www」
こんなことを思い、当時自身のサイトで連載して大人気を博していた『ディアブロ III』のプレイ日記を見て、
「それまで、『ディアブロ III』のプレイ日記で間をつなごうw なあに、あと1年辛抱すればええんやwww」
こう言ってたっちーと笑っていたのである。
……それから、待つこと4年((゚Д゚;))
『III』のことも、『ディアブロ II』のことも書き尽くしてネタが擦り切れまくっていたこの段階でようやく、『ディアブロ イモータル』が配信されたよ……w もうちょっと遅かったら、擦り切れすぎて消えてなくなるところだったわ……w
そしてプレイ日記1回目となる前回では、俺がバーバリアン、たっちーがネクロマンサーを選んでプレイを始めたことを綴っている。
さて、クラスを選んだら……!
かなり細かなところまで顔をいじれる“キャラメイク”をしようではありませんか!!
バーバリアンのデフォルトフェイスは↓こんな感じである。
うおおお……!
武骨、頑健、粗野、粗暴、蛮骨、蛮勇、野見宿禰……なんていう、男臭い単語が湯水のようにあふれてくる風貌だな……!! 身長2メートル10センチ、体重160キロ……ってところだろうか?? いいなぁ……! 男として生まれたからには、最終的にはこんな風になりたかったよわしも……!
俺は中学2年のときにほぼいまの身長(172センチ)と同じにまで成長していたので、当時は遭遇する誰からも、
「おーちゃん(俺のことな)、相変わらずデカいな!!」
「このまま身長が伸びたら、2メートルくらいになりそうじゃん!!」
なんて言われていた。
しかし、中学を卒業するころには俺と同じくらいまで背が伸びた同級生がそこかしこで見られるようになり、高校2年くらいの段階で身長はクラスの真ん中へんに……((゚Д゚;))
そして、いまから5年くらい前に行われた同窓会で20年ぶりくらいに中学時代の同級生と会ったときには、
「……あれ?w おーちゃん、もっとデカくなかった??w」
「巨人だと思っていたのに^^;;;」
と、当時は見下ろして見ていた連中に驚かれることに(((( ;゚Д゚))) 背が伸びた同級生(190センチ近いヤツが何人かいたのだ)を首が痛くなるほど見上げながら、俺は、
「俺だって、2メートルくらいになると思ってたよ!!>< 逆に背が伸びすぎて怖くなって、中二のころは“身長、あんま伸びないでね”って思っていたわ!!!><」
そう泣き喚いたのであった……w
こういうバックボーンがあるからなのか、俺はこの手のゲームだと必ず、最初に選ぶキャラは脳筋系となってしまう。もっともゴツくて力強いキャラを選択し、なるべく自分の顔に近くなるように整形を施して、感情移入しながらプレイしたくなってしまうのである。
よって、ここからのキャラクリエイトは重要な作業だ。
『ディアブロ イモータル』では、モバイル用のゲームながらかなり事細かに顔の造形をいじくることができる。
「よ~~~し、リアル角満を作ってやるぞ……!」
まずは……ほほう、“額”の形を決められるのか。
む……?
なんか……いろいろ数値を変えても違いがわからんぞ……w
続いて、“目”を……!
……多少は変化が出たか??
でも……この彫りの深い元の顔を、扁平な日本人顔(俺だけど)にまで持っていくのはなかなか骨が折れるっていうか(((( ;゚Д゚)))
そして、“口”をいじってみて……。
「…………………」
俺は、ひとつの結論に達するのである。
「……わかった。俺の顔にするのは無理だwwwww」
こういうキャラクリエイト、かなり得意なんだけどなーwww もっと粘ればある程度は作れるのかもしれないけど、早くゲームを始めたかったので、
テキトーに化粧して強引に決着をつけたwww もはや俺っぽい面影、いっさいナシwww
コレ、せっかく全世界配信なんだから、プリセットで凹凸の少ない東洋人顔を用意しておいてほしかったなー……w
まあでも、ようやくゲームを始める準備は整ったぞ。
さっそくプレイ開始を選ぶと……!!
ドンブラ~~~ん……ww
これまで、クローズドαテストやオープンβテストで何度も見た、街に漂着するシーンから物語は始まる。ここからしばらくはチュートリアル的な位置づけで、画面に操作方法が表示されるのでじっくりと見ていこう。
まず、ゲームプレイ時の姿勢だが、
画面タッチで遊ぶ場合、こんな感じの横持ちとなる。まあこれは、当たり前と言えば当たり前か。ちなみに移動は、画面左下にうっすらと表示されるバーチャルパッドを上下左右に傾けることで行う。
そしてどのクラスも、通常攻撃は画面右下に出る大きなボタンをタップする。
長押ししていれば連続攻撃が発生するので、通常攻撃のときは基本的に押しっぱなしになるかなー。
そしてスキルは、通常攻撃ボタンのまわりに放射状に配置された小さなボタンをタップすることで発射する。
ここで斬新なのが、照準を使うスキル(範囲攻撃とかね)の場合、ボタンをドラッグ+長押しすることで狙いを定められること。
これの使い勝手があまりにもすばらしいため、
「物理コントローラーもいいけど……タッチ操作の快適性も捨てがたいんだよなー!w」
と思わせられるんですねえ。
ここまで頭に叩き込めれば、あとはひたすら敵と戦うだけだ。
まもなく、
このエスカラってヤツが、
『ディアブロ III』などでも見かけた“腐敗した冒涜者”というボスを呼び出すので、操作練習も兼ねて攻撃しまくる!! すると、すぐに……!
討伐完了!!!
敵を倒すと、
「どこにこんなのを隠し持っていたんだ!?」
と驚くほどたくさんの装備やアイテムを落とすので、それを余すところなく回収し……!
すぐに装備!!!
この、無数と言えるアイテムを拾いまくって着せ替えをし、少しずつキャラを強めていくのが、『ディアブロ』シリーズが形作った“ハック&スラッシュ”というゲームジャンルの醍醐味である。
さあ、トレジャーハンティングの季節だ。
これから時間の許す限りクエストをやったり、ダンジョンに潜ったりして、まだ見ぬ凄まじい武具を集めまくってやる。そして、近い将来に……“角満クラン”を立ち上げて、読者の皆さんといっしょに冒険するのだ!!
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『ディアブロ イモータル』公式サイト:
https://diabloimmortal.blizzard.com/ja-jp/
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