「EVV-GC1 ガンクロン」(塗装済み)
今回の塗装では、下地にガンメタルを塗装し、その上に深めのグリーン色とダークイエローを塗装した。ところどころスミ入れ、部分塗装を入れつつ、色の情報量を増やしてみた。
ガンメタルを下地にしたことで、より重厚感ある色合いとなり、「ガンクロン」の陸戦や重戦車形態での表現がグッと重々しく見る。
頭部と肩のアーマーにはダークイエローで部分塗装。メインカメラ周りや前灯の周りなど、全体から見ると小さな部位が強調される。
脚部にはスミ入れでモールドを強調。より重厚感ある印象に。
専用武器や対空機関銃も色分けでリアリティある色合いにしてみた。専用武器のセンサー部分はシルバーで塗装し、中心部はその上からクリアブルーを塗装。シルバーの輝きとクリアブルーの透過で鮮やかな表現が可能。
また、対空機関銃は3色にすることで、銃身、放熱機構、本体のそれぞれのパーツが強調できた。
腰を沈めてのキャタピラ高速移動や別売りの「ニューフライングベース」を使用した迫力のアクションもより重厚感を感じるものとなった。
また、対空機関銃を腕部につけることで違ったアクションも楽しめる。そして、頭部の砲塔と合わせての集中砲火など火力満載のワンシーンも。
もちろん、重戦車形態も重厚感たっぷり。足裏はガンメタルに塗装し、情報量を増やしている。
狙撃戦仕様の「ガンクロン」を作る
今回「M.S.Gモデリングサポートグッズ」を使って表現する「ガンクロン」は狙撃戦仕様だ。「ガンクロン」のデザインからサポートメカでの強化も十分考えられたが、変形機構と可動から「狙撃姿勢が似合う!」と狙撃戦仕様へと踏み切った。
それを可能とする「M.S.Gモデリングサポートグッズ」は、「ウェポンユニット09 ニュースナイパーライフル」に、「ウェポンユニット36 ミサイル&レドーム」のレドーム、そして各武装を支える「プラユニット P-139 メカニカルアーム」の3種類。
メイン武装となる「ウェポンユニット09 ニュースナイパーライフル」は「ガンクロン」に合わせてグリーンとガンメタルに、索敵装備のレドームはガンメタルと白、センサーにクリアーブルーとクリアーレッドを使用。「プラユニット P-139 メカニカルアーム」はシルバーで塗装した。
スナイパーライフルの銃身は「ガンクロン」よりも長く、迫力満点。レドームも敵の位置を探るツールとしてしっかりと存在感を発揮する。そして、それらをマウントするメカニカルアームは柔軟に可動し、デフォルメロボット形態、重戦車形態を両立させることができる。
ニュースナイパーライフルのグリップは「ハンドユニット ノーマルハンド2020」で保持し、キャタピラを展開すれば安定感抜群の狙撃が可能となる。
自機よりも巨大な銃器を扱う以上、その反動は大きいはず。より安定した狙撃を可能とするために接地面を増やして、反動を吸収できる姿勢が必要となる。
「ガンクロン」は重戦車形態への変形を可能とした可動によって、差し替えなしで自然な狙撃姿勢にすることができる。
スコープを覗き込む姿も表現可能。静かに標的を狙うクールな「ガンクロン」が最高にカッコいい!
そして、仲間の肩を借りた狙撃描写などシチュエーションが広がる改造だ。
次のページでは今回の改造を使った「妄想ショートストーリー」を公開。
商品概要
EVV-GC1 ガンクロン■発売月:2022年4月
■価格:3,080円(税込)
■スケール:NON
■製品サイズ:全高85mm
■製品仕様:プラモデル
■パーツ数:51~200
■詳細:https://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000004369/
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