コトブキヤより“かっこかわいい”デフォルメロボットプラモデル「エヴォロイド」が2022年4月に発売!
今回コロコロオンラインでは、「EVV-GC1 ガンクロン」テストショットを発売に先駆けて紹介! 造形や可動、変形機構などその魅力に迫っていく。さらに、現在発売中の「M.S.Gモデリング・サポート・グッズ」を使った改造例も公開していくぞ。
「エヴォロイド」とは?
「エヴォロイド」とは簡単組み立て、簡単変形ができる“かっこかわいい”デフォルメロボットプラモデルシリーズ。メカニックデザインは、数々のロボットデザインを手がける大河原邦男氏が担当。動物や戦闘機など個性豊かな造形に加え、ロボット形態への変形が可能!
コア部分には、「プログレスボディ」と共通のパーツが使用され、フレームの増設や新たな変形機構の構築などの幅広い遊びが楽しめる。
今回紹介する「EVV-GC1 ガンクロン」は地上戦を得意としたエヴォロイドで、デフォルメロボットから重戦車へと変形が可能。
「EVV-GC1 ガンクロン」(素組)
「EVV-GC1 ガンクロン」の外装はミリタリーテイストの強いカラーリング、共通コアパーツはガンメタルの重厚感溢れるものとなっている。今回紹介するテストショットでは、グリーンとオレンジの2色。製品版では、グリーンとカーキの2色となる。
地上戦を得意とする重戦車ならではの重厚感を感じさせるデザインは、軽やかで流麗な「ジェットン」とは異なる魅力が詰まっている。
制作時間は、筆者の場合、やすりがけ作業を含めて約2時間ほどで完成。また、太腿部分の内側は肉抜きがされているが、今回パテで埋めている。
厚い装甲に脚部の特徴的なキャタピラ、砲塔のような頭部デザインがカッコよく表現されている。手に持っている専用武器は重戦車形態では砲身となり、幅広いアクションが楽しめる。
また、背中の対空機関銃は3mm軸を備え、ガンクロンの各所にある3mm穴へ接続が可能。配置を変えることで、また違ったシルエットにすることができる。
頭部キューポラハッチは開閉ができ、内側にも取手が造形されている。
脚部のキャタピラはクランク状の接続パーツによって地面への設置も可能。また、接地する履帯も広い面と狭い面どちらにも対応可能で、シチュエーションに合わせた使い分けもできる。
腕部は肩のアーマーに3mm軸が備わっており、そのままコア部分に接続する。肩のアーマー内部はボールジョイントで、重戦車形態への変形を可能にする。
共通コアパーツ、肘関節の可動によって説得力のあるアクションポーズができる。
そして、「エヴォロイド」の特徴である変形機構も目を見張るギミックとなっている。
「ガンクロン」は頭部やキャラピラなど、重戦車形態のどこのパーツかが一目でわかるデザインとなっている。そして、車高やシルエットが大きく変化する重戦車への変形は驚きの連続だった。
まず、腕部分がコンパクトかつ重厚感ある前部の装甲に変わる。これは前述したボールジョイントもさることながら、肩から前腕にかけてのデザインが一体化する心地よい変形プロセスがたまらない。
頭部と合わせてみると、前灯やミリタリーテイストの重厚な装甲感が一気に増して印象がガラリと変わってくる。
そして、車体の下を形成するキャタピラ部分は共通コアパーツの分割機構と柔軟な膝の軸可動によって豪胆なキャラピラに変形。
完成した「ガンクロン」重戦車形態は手のひらサイズのスケール感とコンパクトデザインながら、力強いキャタピラと砲身のかっこよさを合わせ持った印象に。
砲塔の旋回はもちろん、砲身も上下角の調整が可能。
次のページでは、塗装した作例を紹介!
商品概要
EVV-GC1 ガンクロン■発売月:2022年4月
■価格:3,080円(税込)
■スケール:NON
■製品サイズ:全高85mm
■製品仕様:プラモデル
■パーツ数:51~200
■詳細:https://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000004369/
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