コロコロオンラインを見ているみんなー! Twitterに坊主さんっていうおもしろい人がいるのを知っているか!? 名前の通り、本職はお坊さんなんだけど、その正体は、日夜「あるある選手権」などの大喜利を開催するアルファツイッタラーでもあるんだ!! おもしろいことが大好きなコロコロ読者と坊主さんの相性はバツグンのはずだから、ぜひインタビューを読んでみてくれよな! そして、キミも坊主さんの大喜利に参加しよう!!
<プロフィール>
坊主(ぼうず)
僧侶であり、フォロワー数110万人を超えるアルファツイッタラー! 坊主さんが日夜開催する大喜利は、数千のリプライが集まる人気企画だ! 新宿の虚無僧バー、お茶の水のBARスジャータの経営もしている異色のお坊さんだ!
https://twitter.com/bozu_108
8月の失恋でTwitterは好調子!?!?
――坊主さんがTwitterを始めたきっかけって、何だったんですか!?
仏教の知識をおもしろく伝えようとTwitterのアカウントをつくりました。その後、ネタ切れになって大喜利を始めたんです。それが6年ほどまえかな。当時から3万人ほどのフォロワーがいました。
――ネタ切れですか〜! でも、いろんなアプローチの手段があるなかで、大喜利を選んだのはどうしてだったのでしょうか!?
2ちゃんねるってあるじゃないですか(※現5ちゃんねる)。2ちゃんで開かれる大喜利のスレッドで、おもしろいことを書いている人がいっぱいいたんです。自分も大喜利を開くことによって、そういうおもしろい人たちにフォロワーになってもらいたいなと思って、大喜利を開くことにしたんです。
言葉を選ばずに言えば、非リア充の人たちが日の目を見る機会をつくりたいなと思ったんです。自分自身も非リア充だからわかるんです、「いいね」がほしいんですよ!!! つまりね、承認欲求を満たしたいと。大喜利をすれば「いいね」がたくさんつくじゃないですか。
――大喜利を始めた時の反響っていかがでしたか!?
1日に何回も大喜利をやるようになったら、今のように爆発的にフォロワーが増えたので、Twitterの人たちは「いいね」をもらえるホームを求めていたんだなと思いました。
――確かにそうかもしれませんね〜。今では大喜利を開催しているアカウントも数多くありますが、坊主さんはその先駆者ですよね! 大喜利には、どれぐらいの回答が寄せられるんですか?
少なくて2、300。多いと2、3000のリプライが寄せられます。あまり多くの回答が寄せられると、Twitterの仕様上、全てのリプライを見ることができないのですが、できる限りスクロールして、なるべく多くの回答を読むようにしています。
――そのなかから、どのように最優秀賞や金賞などを決めているのでしょうか!?
基本的には、回答についた「いいね」の数で選んでいます。ただし、差別発言や人を貶す回答は除外するようにしています。
――坊主さんの主観で選んでいるわけではないんですね!
主観を入れないことで、選出に掛ける時間が少なくなるじゃないですか。そして、余った時間でより多くの大喜利を開催することができる。そっちのほうが大事なんです。だから、「バンドの隠れた名曲選手権」を開いても、そのバンドのことも選んだ曲のことも全然わからない、ということがあります。
――なるほど、みんなが楽しんでくれればいいよと!
そうです! たまに、坊主はセカオワの曲を賞に選ぶことが多いからセカオワのファンだよね、と言われたりしていますが、全くそんなことはありません(笑)。
――えぇ〜自分も坊主さんはセカオワのファンだと思っていました!(笑) ところで、大喜利のテーマはどんな風に決めているんですか?
お題を募集していた時期もあったのですが、現在は自分で考えています。「あるあるネタ」だったり、「●●の隠れた名曲選手権」「●●高校の人にしかわからない選手権」などを定期的に開催しています。フォロワーが入れ替わっているので、過去に行ったテーマで再び開催することもあります。世間の情勢とかで、大喜利の答えが変わってきたりするので、おもしろいんです。
――フォロワーが入れ替わる、ですか。確かに坊主さんほどフォロワーが多いと、数字上は同じに見えてもそういう現象が起こり得ますね!
そうなんです。自分は毎日エゴサ(※自分の名前で検索すること)をしているんですけど、「昔のほうが良かった」とか言われていることもあって。新しいフォロワーもいれば、離れていくフォロワーもいるんですよね。今は新しくフォローしてくれる方のほうが多いです。実は8月に失恋したんですけど、リアルがうまくいっていないとTwitterがうまくいく、という……。
――8月って最近じゃないですか! ところで、ネットに書かれている悪口や自分への不満との、いい距離感の取り方ってあるんでしょうか!?
反応しないことですね。「こういうことを言われているな」くらいにしか思わないことです。仏教の教えで、悪口は言った人の元に戻ります、という教えがあるくらい。相手にしないのが一番です。
真顔でふざける坊主さん
――坊主さんは現役の僧侶とのことですが、僧侶のお仕事って、どういうことをするんでしょうか!?
法事をしたり、卒塔婆を書いたり、お墓の掃除をしたり、お通夜をしたり、お寺の本堂を掃除したり、火葬場に行ったり、いろいろですね。あ、もう一つ、大事なことがありました。