トラウマレベルの恐ろしさ! アプリ界最恐のホラーゲーム『呪巣』シリーズ
プレイヤーにトラウマを植え付けるほどの恐怖を表現したゲームとして、アプリの歴史に名を刻んだシリーズがある。それが、2014年8月4日に1作目がリリースされた、EDGESが手掛ける脱出ホラーゲーム『呪巣』だ。
とある一家が住んでいた家に潜入し、数々の謎を解いて脱出するという、言ってしまえばよくある設定の脱出ゲームなのだが……!
スマホのインターフェースを巧みに利用した、それまでのホラーゲームでは考えも及ばなかった数々の仕掛け、ギミック、そして演出がプレイヤーを恐怖のどん底に叩き落とし、
「やるんじゃなかった……」
「怖すぎて、電気を消して寝られない」
「電話を取れなくなった……」
と、トラウマを植え付けられる人が続出!
これを以て、“史上最恐のホラーアプリ”との評価を確かなものとし、『呪巣』はシリーズ化されることになるのである。
シリーズ1作目 『呪巣 -怨ノ章-』
記念すべきシリーズ1作目は、2014年8月4日にリリースされた『呪巣 -怨ノ章-』である。
ゲームの舞台は、ある家族が消えて以来、十数年ものあいだ無人となっている一軒家。主人公はこの家に入り、迫りくる恐怖と戦いながら数々の謎を解いて脱出することを目指す。
薄暗い家の中を捜索しながら怪しいと思われる箇所をタップし、アイテムやヒントを得て謎に迫っていく。スマホのインターフェースを使ったアドベンチャーゲームとしても非常に出来がよく、評価が高いのだが……!
「怖すぎて、物語も謎解きもまったく頭に残っていない……」
というほど恐怖の演出がすばらしく、ホラーゲームとしてもエポックメイキングな作品となった。なかでも、物語とリンクしてスマホに非通知の電話がかかってきたり、それまでの白黒画面から一転、血のような赤い文字がちりばめられたり……。
画像、テキスト、音、そして演出と、すべての要素を恐怖で彩ったアプリとして、プレイヤーの記憶に残る作品となった。
シリーズ2作目 『呪巣 -零ノ章-』
『呪巣』シリーズの第2弾として、2015年8月30日にリリースされたアプリ『呪巣 -零ノ章-』。
物語は前作『呪巣 -怨ノ章-』の時代からさかのぼること25年。例の一軒家で起きた驚くべき事件当時の模様を描いたストーリーが展開する。
双子の姉妹に起こった惨劇と、それをもとに始まる恐怖の出来事。現代につながる恐るべき事象の起点となった物語が、パワーアップした謎解き、映像、そして演出とともに描かれる。
画面を見た瞬間、
「うわあああああ!!!!」
と絶叫して、スマホを投げ捨てたくなるような表現は健在。いや、遥かに恐ろしさを増している。しかも、前作で使われた電話のギミックだけじゃなく、本作でもさらに工夫をこらされた嫌がらせ……いや、恐怖表現が……!
シリーズ3作目 『呪巣 -起ノ章-』
シリーズとしては初となる3D映像を駆使した意欲作、『呪巣 -起ノ章-』は、2016年8月3日にリリースされた。
ゲームシステムは過去2作と同じ、画面の怪しいところをタップしてヒントを集め、謎を解いていく脱出ゲームのそれだが、3D表現が採用されたことにより“プレイヤー自身が舞台となっている学校を歩き回る”という新たなスパイスが加わっている。
シリーズ3作目だが、物語の舞台は1963年。とある高校で起こった忌まわしい事件が出発点となる。……そう、ここで、『呪巣 -怨ノ章-』、『呪巣 -零ノ章-』につながる“呪いの巣”の誕生が描かれるのだ。
3Dマップになったことにより、“自分から恐怖に接近していく”というイヤ~な感じが加わり、それを利用したギミックも多数。ゲーム中に幾度となく、
「もうイヤぁぁぁあああ!!!!><」
と叫んで、スマホの電源を切りたくなるであろうことをここに保証しておく。
この3作品に続いて、じつは7月26日にシリーズ第4弾となる脱出ホラーゲーム『呪巣 -学校の怪談-』が配信! 興味のある方は、ぜひそちらもチェックを!