エーコ・キャルオル
「大丈夫だなんて思わないで…一人でいるとさみしさがいっぱいやってくるの…」
伝説とされている召喚士一族の生き残りでツノがある人間。6歳ながらとてもませていて、乙女な一面がかわいい女の子。明るい性格だが、実は内に孤独を抱えている。
それにしても6歳から最大90歳までと、メインキャラクターの年齢幅がとても広い。
サラマンダー・コーラル
「自分が何をしたいか、何が出来るか、今その答えを出せというのか…」
自らの拳を頼りに生きる、孤高の男。焔色の髪の毛が特徴。ジタンとは何やら因縁があるようで、彼を追っている。
長身と焔色のドレッドヘアが渋くてカッコいい。ハードボイルドな大男とビビ、エーコのちっこい者たちのやりとりは見ておきたい。
魅力的なキャラクターはまだまだいるぞ!
ジタンの兄弟分、ブランクや、スタイナーと同じくアレクサンドリア女王に仕えるベアトリクスなど、物語を盛り上げる魅力的なキャラクターがまだまだいる。どのキャラクターも個性にあふれていて、印象に残ること間違いなしだ。
『FF9』のここがスゴイ③
命について考えさせられる物語
本作の物語は「生命」を主軸に扱い、展開されていく。命とは?生きるとは?
自らの存在理由に苦しみながらも、冒険の中でその答えをみつけていく面々に、勇気を貰える。詳しいことは書かないが、「生きる」ことは難しいのだけど、だからこそ尊いのだなと思えるストーリーとなっている。
『FF9』のここがスゴイ④
心を動かすセリフ
「人を助けるのに理由が必要か?
人が生きるのに理屈が必要か?」
「そんなもの必要無いだろ?
いまのオレは、そういう気持ちなんだよ!」
劇中、ジタンからは度々このようなセリフが漏れる。まっすぐで熱い言葉と、それを実行する行動力が、物語の仲間だけでなく、プレイヤーの心にも響く。
『FF9』のここがスゴイ⑤
思わず熱くなる音楽
上の動画で聴ける主題歌「Melodies Of Life」をはじめ「いつか帰るところ」、「ローズ・オブ・メイ」など耳と心に残る名曲が盛りだくさん。作曲はFFシリーズのみならず数々のゲーム楽曲を手掛ける植松伸夫氏。『FF9』では100を優に超える楽曲をすべて作曲したというのだからオドロキだ。
場面に合わせてつくられた楽曲が多く、イベントシーンを印象的にさせることに大きく寄与している。序盤に聴ける「この刃に懸けて」とか、一回だけしか流れないのがもったいないと思うほど。
それから、FFシリーズのバトル曲にハズレなし! 本作の通常戦闘曲「バトル1」も聴けばテンションがブチ上がることはうけあいだ。
個人的オススメは狩猟祭で流れるあの曲! 続きは次のページへ!!