「映画ドラえもん」シリーズ第1作『のび太の恐竜』から40作目を迎え、公開日が2020年8月7日(金)に決定した『映画ドラえもん のび太の新恐竜』のオリジナル脚本を完全小説化!
完全オリジナルストーリーで贈る新しい恐竜と、新しいのび太の物語が小説で読めるぞ!!
小説の土台になったのは、映画プロデューサーとして数々の作品をヒットに導き、『世界中から猫が消えたなら』で小説家デビュー後も、作品を書き続ける川村元気氏によるオリジナル脚本!
恐竜好きにはたまらない迫力ある白亜紀の描写にドキドキ! 『映画ドラえもん』ならではの夢とロマンと冒険がつまった、新たな名作の誕生だ!!
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』STORY
のび太が恐竜博の化石掘り体験でつまずいて転んだ楕円形の石。恐竜のたまごだと信じたのび太が、ドラえもんにお願いして〝タイムふろしき〟で化石の時間を戻すと……。
「ド・ド・ド、ドラえもん・・・・・・! これ・・・・・・!」
「い・・・・・・、いや、まだ恐竜のたまごって決まったわけじゃ・・・・・・」
ひときわ大きく、たまごのてっぺんがピシリと音を立てた。たまごのカラが一かけらふとんの上に落ちる。
「生まれる! 生まれるよ!」
ドラえもんに飛びついた。ドラえもんが慌てている。「お、お湯沸かさなきゃ! あと救急車呼ばなきゃ!? それともお医者さん!?」
「ヒッヒッフー! ヒッヒッフー!」
「のび太くん、何それ!?」
「わかんないよ! わあああ! 生まれる! 生まれるよ!」
「わああ!」
生まれたのは双子の恐竜!
しかも、未発見の新種だった。のび太に似て、ちょっと頼りないキューと、おてんばなミュー。
個性の違いに苦労しながら、親のように愛情たっぷりに育てるのび太だったが、やがて2匹が現代で生きていくには限界が来てしまう。
キューとミューを元の時代に返すことを決心したのび太は、ドラえもんや仲間たちとともに6600万年前へと出発。キューやミューの仲間を探す旅がはじまった!
商品概要
小学館文庫
『小説 映画ドラえもん のび太の新恐竜』
■原作:藤子・F・不二雄
■脚本:川村元気 著:涌井 学
■定価:本体590円+税
■判型/頁:文庫判/248頁
■発売:発売中
■詳細:https://www.shogakukan.co.jp/books/09406738
商品概要
小学館ジュニア文庫
『小説 映画ドラえもん のび太の新恐竜』
■原作:藤子・F・不二雄
■脚本:川村元気 著:涌井 学
■定価:本体720円+税
■判型/頁:新書判/258頁
■発売:発売中
■詳細:https://www.shogakukan.co.jp/books/09231320