『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』特別企画! 戦部ワタル役:田中真弓さん、虎王役:伊倉一恵さん、忍部ヒミコ役:林原めぐみさん座談会インタビュー 第2回

『七魂』もハッキシ言って、おもしろカッコいいぜ!!

再び救世主伝説がよみがえる!!
 
1988年に放送されたロボットアニメ『魔神英雄伝ワタル』シリーズ最新作、『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』がBANDAI SPIRITS公式YouTubeチャンネルで配信開始!!
 
第1話、第2話が絶賛配信中だ!!
 


 
TVアニメはもちろん、OVA、まんが、ラジオドラマ、イベントなどなど数々のメディアミックス展開とともに、今尚愛されるキャラクターたち、メカニック、そしてストーリーが語り継がれる『魔神英雄伝ワタル』シリーズ。月刊コロコロコミックでも特集していた。
 
そこで、シリーズ最新作スタートを記念してコロコロオンラインで『魔神英雄伝ワタル』シリーズの振り返りから、最新作への特別企画を実施!! 昭和、平成、そして、令和へ繋げる新たな救世主伝説の幕開けを刮目せよ!!
 
今回は「戦部ワタル役:田中真弓さん、虎王役:伊倉一恵さん、忍部ヒミコ役:林原めぐみさんの豪華座談会インタビュー」第2回だ!
 

ワタルはアドリブが多い作品だった!?

――久しぶりに演じられていかがでしたか?
伊倉一恵(以下、伊倉):虎王のあの声を出せるかなぁと、ドキドキでした。
田中真弓(以下、田中):少年声の人って、わりとトーンが下がりますからね。
林原めぐみ(以下、林原):でも、真弓さんとか野沢(雅子)さんは、見ている側としては無敵だと思っていますよ。
田中:いやいや、相当変わってるよ。
伊倉:改めてめぐちゃん(林原さん)のヒミコのパワーはすごいなぁって。
田中:変わらないよね。
伊倉:収録後に思わず拍手するくらいのパワーでした。
林原:いやぁ、ありがとうございます。
伊倉:結構、ヒミコって演じるのが大変なキャラだと思うの。若いし。

▲『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』より忍部ヒミコ

林原:そうですね。勢いだけでやっている部分もあります。ただ、久しぶりに演じてみて思ったことがあるんです。昔、音響監督である藤野さんに「固くならないでね。好きにやっていいよ」と言われたことをすごく覚えていて、当時の私にとっては嬉しいんですけど逆にプレッシャーだったんです。”好きにやる”っていうのは、場を壊さなきゃいけないんじゃないかと勝手に思っちゃって。結構アドリブを入れてたんですよ。そうしたら、(当時の)事務所の先輩である西村さん(シバラク役:西村知道さん)から、「あのね、めぐちゃんが好き勝手やれるのは、僕たちが受け止めるからなんだよ」と愛を持って言ってくださったんです。
伊倉:(笑)
林原:そこで「ああ、そうなのか」と理解しました。あの言葉はありがたかったです。だからというわけではないですが、勢いだけでやっていた初代と比べて、『2』や『超』はすごく構えて緊張していました。でも、今回は開き直ってます(笑)。
伊倉:すごく楽しいアドリブをぶちかましてくれて。
林原:あはは(笑)。受け止めて頂いてありがとうございました!
 
――田中さんはいかがでしたか?
田中:やっぱり昔と比べて少し声が荒れているから、小学生というよりも少し大きめの男の子って感じに……。”半ズボンの少年”感はあるかな。

▲『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』より戦部ワタル

林原:たしかに当時演じられていたのは”半ズボンの少年”なイメージがありますね。
田中:そういえば最近小学生をやってないなって、改めて思ったよ。
伊倉:私は演じ始めて「ああ、こんな感じだったな」って思い出す感じでした。あと、虎王は物語の最初から参戦することがなかったので、一緒に戦ってる感じが新鮮でした。

▲『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』より虎王

――虎王はシリーズ通して、だいたい中盤に登場しますからね。
伊倉:そうなんですよ。だから忘れている部分もあったり。
田中:私たちはずっと一緒にいたように思ってるから、逆に「なんで(伊倉さんが)こんなに覚えてないんだろう」って不思議で。
伊倉:だから、今作で序盤から参戦できて、私としては嬉しいし、楽しいです。
 
――アフレコ現場の雰囲気はいかがですか?
田中:今はコロナの影響で大変ですね。
伊倉:特殊ですよね。
田中:昔のように一斉に楽しくという感じではできないですから。私はやっぱり、みんなで集まってやりたいなぁ。
林原:本当にみんなの声を聞くだけで元気になるし。
伊倉:でも、今日の(第2話)収録は、ワタル、ヒミコ、虎王の3人が絡んでいるシーンだったので、楽しかったです。
林原:楽しかったですね。
伊倉:線画ですが、ちゃんと目線など細かいところまで描いてくれているので、アドリブを入れやすい感じでした。
林原:たしかに。
 
――歴代作品でもアドリブは多かったんですか?
伊倉:それはもう。ねえ大将?(林原さんを見ながら)
林原:悪戯書き大将の存在を語ることになりますね(田中さんを見ながら)。
田中:あはは(笑)。私は主演なのでセリフを変えられないから、人のセリフを変えて遊んでたんですよ。
 
――ほかに初代当時の思い出はありますか?
田中:いつもご飯食べに行っていたんですよ。
林原:そうそう、みんなで。
田中:「石の家」っていう中華料理屋さんに行ってましたね。
林原:ああ、豚キムチ(笑)。
伊倉:行った行った。そして豚キムチ(笑)。
 
――ぶ、豚キムチ?
田中:西村さん(シバラク役:西村知道さん)が、いっぱいメニューがあるのに毎回「豚キムチ」を注文してたんですよ。
伊倉:うんうん(笑)。私もそこで豚キムチを覚えたくらい。
林原:私もですよ。あと、真弓さんにレンゲのことを教えてもらったのが印象深いです。
田中:そうそう、チロリンゲンね。林原家ではチリレンゲ(レンゲの正式名称)のことを、チロリンゲンって言ってたみたいで。
林原:先輩である真弓さんのレンゲがなかったから、「すみません。チロリンゲンください」って言ったんですよ。
田中:それでみんな「んっ?」って感じになってね。「それレンゲ? レンゲのこと?」「はい。チロリンゲン」「いや、それチリレンゲだね」「いや、うちはチロリンゲンって言ってました。おばあちゃんもそう言ってます」って(笑)。
林原:そのとき実家暮らしだったので、家に帰ってからお母さんに「これ何?」って聞いたら、「チロリンゲンでしょ?」って。そのあと叔母ちゃんにも電話して、「ラーメンのとこにさ、スプーンあるじゃん? あれなんていうの?」って聞いたら「チロリンゲン」と答えてくれました。
伊倉:林原家(笑)。
林原:どこからチロリンゲンになったんだろうって、真顔で考えました。だからレンゲを見るたびにワタルのことをいつも思い出します。
 
――現場以外でも交流がたくさんあったんですね。
林原:ありましたね。
田中:必ずご飯は食べていました。あと飲みに行ったり。
伊倉:青山墓地にお花見に行ったりね。


今回はここまで、明日は第3回を更新するぞ!
 
そして、『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』はBANDAI SPIRITS公式YouTubeチャンネルで第1話、第2話が好評配信中! 新たなワタルたちの冒険を見逃すな!!
 
ハッキシ言って、おもしろカッコいいぜ!!
 

<田中真弓さん>
 
誕生日:1月15日
出身地:東京都
所属プロダクション:青二プロダクション
代表出演作:
『ONE PIECE』モンキー・D・ルフィ
『ドラゴンボール』クリリン
『結界師』雪村時子
『うる星やつら』藤波竜之介 など
<伊倉一恵さん>
 
誕生日:3月23日
出身地:長野県
所属プロダクション:青二プロダクション
代表出演作:
『シティハンター』槇村香
『アンパンマン』しらたまさん
『ONE PIECE』戦桃丸
『三つ目がとおる』写楽 など
<林原めぐみさん>
 
誕生日:3月30日
出身地:東京都
所属プロダクション:ウッドパークオフィス
代表出演作:
『名探偵コナン』灰原哀
『ポケットモンスター』ムサシ
『スレイヤーズ』リナ・インバース
『新世紀エヴァンゲリオン』綾波レイ など

■魔神英雄伝ワタル 公式ポータルサイト
http://www.mashin-eiyuuden-wataru.net/
 
■魂ネイションズ『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』スペシャルページ
https://tamashii.jp/special/wataru/
 
■公式Twitterアカウント:『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』公式
@watarushichikon
 
■『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』LINE公式 Open Chat
https://tamashii.jp/event/470/
 
■BANDAI SPIRITS公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCuxB1suCoCqAKiljh_0xE4A