第27回「超転生ラクシュミー」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は実装されたばかりの「超転生ラクシュミー」を特集!!
パズドラに“超転生”という新たな進化経路が導入されて以来、水属性をメインで戦っている人々が待ち続けていたのが……8月8日に実装された“ラクシュミー”の強化だったに違いない!
ラクシュミーが初めて登場したのは、2012年6月。
ミネルヴァやハーデスがいた西洋神第1弾、そして、オロチやアマテラスがいた和神第1弾に続いて、3番目のインド神話シリーズのモンスターとして、シヴァやパールヴァティーとともに導入されたのである。
パズドラがサービスインしてから4ヵ月しか経っていない時期だったこともあり、モンスターの数はそれほど多くはなかった。そのため、新規に導入されたゴッドフェスのシリーズには課金プレイヤーも無課金プレイヤーも我先にと取りつき、ありったけの魔法石を投入してガチャを回しまくっていた。
……まあいまでも、やっていることはほとんど変わらないんだけど、モンスターの種類が少なかった分、「こいつが欲しい!」と思ったときの熱の入れようは現在の比ではなかったなぁ……とシミジミ感じたりするのだ。
とくに、このときのラクシュミーとパールヴァティーの人気はエライものがあったよ。
どちらも安達洋介さんのイラストだが、天真爛漫で、どこか天然が入っていそうなラクシュミーと、キリッとした目つきで意志の強そうなパールヴァティーとの対比がすばらしくて、当時は酒を飲みながら、「俺はパール派」、「どう考えてもラクシュミー」なんていうしょーもない会話をしていたことを昨日のことのように覚えている(苦笑)。
インド神シリーズを代表する2体!
本当に当時は今とは比べものにならないほど人気が高く、全プレイヤーの憧れのモンスターだった!
モンスター1体1体に対する思い入れの強さがいまとは比べ物にならないくらい大きかったので、そういう意味では、牧歌的でいい時代だったんだろうな~。
まあその代わり、目当てのモンスターが引けなかったときのダメージも、いまとは比較にならないくらいデカかったけどw
そんなラクシュミーもめでたく超転生!
見た目も能力もパワーアップして、ファンは大歓喜なはず!
蓮の花をイメージしたイラストが美しい! バックには大きな象もいるぞ!
能力も大幅に強化されて、かな~り久々にラクシュミーの時代が来る!…かも!?
ちなみにラクシュミーは、ヒンドゥー神話に登場する女神がモデルだ。
ヒンドゥーの最高神のひとりであるヴィシュヌの妻で、幸運を司っている。
イラストのあちこちに蓮のモチーフが散見されるが、これはラクシュミーにまつわる逸話として、“蓮華の目、蓮華の肌、蓮華の衣をまとった女神”とされることが多いからだ。
大塚角満(おおつか・かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
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