By まつがん
先日発売した「キャラプレミアムパック ドラゴン娘になりたくないっ!文化祭だョ!全員集合!!ドラ娘100%パック」は、個性的なドラゴンのカードが多数登場して話題となった。
そんな中で、私が注目した1枚はこれだ。

《桜龍パーフェクト・スターズ》。攻撃時に任意のドラゴンに変身できる能力持ちということで、そのターン限定とはいえ5コストで10コスト以上のドラゴンになれたりするというのは破格のスペックと言える。
では《桜龍パーフェクト・スターズ》でデッキを組むとして、どのようなデッキを組むべきか?
それを考えるにあたっては当然、「《桜龍パーフェクト・スターズ》を何に変身させたいか?」を決める必要がある。
だが、ここで一つ問題があった。《桜龍パーフェクト・スターズ》は確かにコストを無視して強力なドラゴンに変身できる。しかしその能力は、《桜龍パーフェクト・スターズ》が「攻撃時に」変身することから、変身したドラゴンの登場時能力も攻撃時能力も使用できないのだ。
ということは、《∞龍 ゲンムエンペラー》でワールド・ブレイクしつつ相手ターンをロックして1ターンを過ごすくらいしかやりようがないことになる……が、本当にそうだろうか?
ここで私は考えた。登場時と攻撃時に能力が使えないのならば、能力が発動するタイミングを変えればいいのだ。
そう、すなわち。

《キング・ボルバルザーク》に変身すればいいのでは???🤔🤔🤔
というわけで、できあがったのがこちらのデッキだ!
『パーフェクト・ボルバルザーク』
| 4 | 《桜龍パーフェクト・スターズ》 | 4 | 《キング・ボルバルザーク》 | 4 | 《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ’22》 | 28 | みんなのお気に入りのドラゴンの名前をここに書いてね! |
デッキになってねーじゃねーか!!!😡😡😡
そう、コンセプトがあまりにも終わっていて直視できなかったのである。
そもそも《キング・ボルバルザーク》は、7コストという重さを差し引いたとしても「他のドラゴン」の要求値自体が高いし、その上で打点を全部山札に戻してまで追加ターンをとったところで、実質的にはただの「1ドロー+マナアンタップ」ができるだけに過ぎない。要は、そんなことしても別に全然勝たないのであった。
また、《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ’22》もターンの終わりにクリーチャーを何でも出せるということで一見相性が良いように見えて、ただでさえ《桜龍パーフェクト・スターズ》+《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ’22》という替えの利かない2枚コンボに3枚目の大型クリーチャーまで要求されたら怒りのあまりに血走った眼で胃のむかつきと喉の渇きを耐える者、略して血胃渇になってしまいそうであった。
だが、登場時と攻撃時の能力が使えない以上、《桜龍パーフェクト・スターズ》で変身したドラゴンの能力が発動できるタイミングなど、攻撃終わりかターン終わりくらいしかない。他に《桜龍パーフェクト・スターズ》と噛み合うドラゴンがまさか存在するはずも……。
否。
実は盲点が存在していたのである。必要なのは「能力が発動するタイミング」ではなかった。というより、能力は発動する必要すらないのだ。
なぜなら、シールドをブレイクするという行為そのものが能力なのだから。
そう、すなわち。

《THE FINALカイザー》でG・ブレイクすればいいのでは???🤔🤔🤔
《THE FINALカイザー》は10コストで「G・ブレイカー」のみを持つという普通に使うとありえんバカ重クソザコドラゴンなのだが、《桜龍パーフェクト・スターズ》で変身した場合、「5コスト、スピードアタッカー、G・ブレイカー」という奇跡の脳汁爆噴射ドパガキドラゴンへと変貌するのだ。
「G・ブレイカー」が通れば大体勝つというのは「旅路G3」で既に証明されている。しかも「旅路G3」とは違って「革命チェンジ」もしておらず、5マナ払って5コストのクリーチャーを召喚しているだけなので攻撃制限以外のメタはすべて貫通できるという独自のメリットもある。
そう……おそらく劇場版「ドラゴン娘になりたくないっ!」は先代生徒会長である座界沢ファイナ(終わりのネーミングセンス)がギャラクシードラゴン娘となって暴走するのを桜龍高校のパーフェクトスターズたちが力を合わせて止めるハートフルなストーリーになる(※妄想)に違いない。あとはこのコンセプトに沿ったカードで残りのスロットを埋めていくだけだ。


《桜龍パーフェクト・スターズ》の問題は変身先だけでなく、「5マナ時点で5文明を安定して用意しなければならない」こともなかなかのハードルとなる。これをクリアするにはデッキ内の文明バランスに気を配りつつ、なるべく1枚で3文明以上を持つカードを多めに搭載するしかない。
そのようなカードで「G・ブレイカー」と相性が良いのが《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》と《王道の革命 ドギラゴン》で、どちらも「G・ブレイク」でトリガーするスピードアタッカーなのでフィニッシャーとして機能することはもちろん、《桜龍パーフェクト・スターズ》と《THE FINALカイザー》のセットを揃えるのにも役立ってくれる。


ただせっかく《桜龍パーフェクト・スターズ》が《THE FINALカイザー》に変身できたとしても、「ブロッカー」が1体立っているだけで「G・ブレイカー」を1ターンいなされてしまい、次のターンには《THE FINALカイザー》ではなくなってしまう。そこで《世界のY チャクラ・デル・フィン》は、3コストのドラゴンでありながら「ブロッカー」排除と軽量呪文の「S・トリガー」ケアまで担ってくれて、おまけにシールド追加で「G・ブレイカー」の威力も挙げられるので八面六臂の活躍が期待される。
《THE FINALカイザー》を引かない場合の代わりの変身先としては《星龍ゴージャス・アース》を採用することにした。マナベースが安定するし、《THE FINALカイザー》で「G・ブレイク」した場合と違ってそのターン中に勝利することはできないまでも、「ドラゴン・ワールド・ブレイカー」でシールドを10対0にできれば、さすがに勝利は目前だろう。
というわけで、できあがったのがこちらの「FINAL・スターズ」だ!
『FINAL・スターズ』
| 4 | 《世界のY チャクラ・デル・フィン》 | 4 | 《伝説龍覇 グレンアイラ》 | 4 | 《桜龍パーフェクト・スターズ》 | 2 | 《ボルシャック・バリスタ・ドラゴン》 | 4 | 《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》 | 4 | 《王道の革命 ドギラゴン》 | 4 | 《龍覇皆伝 スコッチ・フィディック / 「勇愛龍、これぞ爆流の神髄なり」》 | 2 | 《音素記号Bm エネルジコ / ♪水面から 天掴まんと するチャージャー》 | 4 | 《THE FINALカイザー》 | 4 | 《星龍ゴージャス・アース》 | 4 | 《メンデルスゾーン》 |

まつがん「よし、このデッキで勝負だ!デッドマン!!」
デッドマン「いいですよ!では《インパクト・アブソーバー》を出します」

クソデッキになりたくないっ!!!😡😡😡
ではまた次回!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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