育成モードに入りました
いまのセカンドデータの実力を鑑みると、
くっ……!! 圧倒的怪物……ッッッ!!!
……に見えるサイズ“特別”を誇る巨大ムシ(いまだけな)の出現により、謎のご神木での昆虫採集が足踏み状態になってしまった。ぶっちゃけ、この特別サイズを引いた瞬間にバトルは負け確定となるので、抜本的な対策を練らないと先に進めなくなってしまう。
そこで、よろず屋の看板娘にアドバイスを求めたところ……!
やはり……ここで育成に手を付けないといけないんだな!!
ついにセカンドデータも、繁殖モードに突入することになりました……と、前回の記事で書いている。
では手始めに、どのムシから増やしていこう。
まだそれほど戦力は充実していないので選り好みしている場合じゃないのだが……まあ、見渡したところ強そうなのって、
ゆっさゆっさwwww
グラントシロカブトかな!!! けっきょく、うすべったいクワガタよりもガッチリしたカブトムシのほうが使用頻度高くなるし!!
ってなわけで、小さい野生の個体を使っての繁殖が始まった。
ここから最大サイズを目指すのは……エサ的にも安いモノしか手に入らないので、物理的に不可能であろう。なので、とりあえずは……!
よし!!! オスが生まれただけでヨシとしよう!!ww
記念すべき、グラントシロカブトの繁殖1号は、
さすがに体格は“ふつう”か……w つまり、凡人ならぬ凡ムシ……w
でも、そもそもの両親が小さいので、あまり高望みはできぬ。これでも、野生で捕まえてくるムシよりははるかに強いと思うので、ひとまず試し斬りに打って出ようではないか。
えーっと、相手は……。
あ、こいつ!! オオクワガタのメス!!!
じつはよろず屋の買取セールの対象がオオクワガタになっていたので、メスを確保して大量生産したいと思っていたのであるww 試し斬りにもなるし、一石二鳥だな!!
実際、凡グラントシロカブトは実戦で使うと……!
お!!! フルパワーで33も出るじゃん!!
これならば、特別サイズ以外のムシならば……!
余裕余裕!!! しばらくこの凡グラントシロカブトを使いながらムシを捕まえつつ、
オオクワガタも増やして、軍資金集めをするとしようか!
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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