第264回 「スフィンクス」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“スフィンクス”を大紹介!!
前回は、思いっきり紹介するのを忘れてすっ飛ばしてしまっていた“石川五右衛門”を取り上げたが、今回より再び、モンスターNo.に忠実なピックアップをしていこうと思っている。
……いや、これだけモンスターがいると見落としてしまうこともたびたび起こるので、また大きく巻き戻っての解説をすることもあるかと思うが、それはご容赦いただければ幸いでございます(何言ってんだ)。
でもとりあえず今回は、前々回の“かぐや姫”に続くナンバーから引っ張ってこようと思う。かぐや姫が1944番だったので、今回からついに……モンスターNo.は2000番台に突入だ!! 取り上げるのは……!
モンスターNo.2007! あの“スフィンクス”を紹介したい!
スフィンクスが初めてパズドラに現れたのは、いまから9年も昔の2015年3月のこと。スペシャルダンジョン“スフィンクス 降臨!”のボスとして出現したのである。このダンジョンのポイントとなっていたのが、道中で現れるソティス。先制で20万ダメージ吸収を使用してくるため、コンボ数を減らしたり、副属性だけで削ってみたりと、かなり工夫をしないと対応できなかった。いまみたいに、多くのモンスターがダメージ吸収無効のスキルを持っている時代じゃなかったからねぇ……。そしてボスのスフィンクスも、先制で4コンボ以下ダメージ吸収をしてくるため、コンボ加算なんて存在しなかったのでかなり苦労させられた記憶がある。懐かしいなあ。
そんなスフィンクスは、ギリシア神話やエジプト神話などに登場する怪物で、獅子の身体と人間の顔を持つのが特長。高い知性を持ち、旅人を捕らえては「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足。これは何か?」という問題を出し、答えられないものを食っていた……という逸話はあまりにも有名だ。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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