さあ大会だ!
“せあか”という特殊な色のタランドゥスツヤクワガタで突然変異種を作るべく、15回ほど交配を進めてみたんだけど、
結果は、すべてスカ……。
中途半端な個体(それもほとんどメス)を激増させるだけという、非常に不毛な数時間を過ごしてしまった……と前回の記事で書いた。
こうなってくると、息抜きでもしない限り先に進むことはできない。
ある程度やり込んでしまったカブトクワガタ戦士の息抜きと言えば……! そう!!
「ここは山奥の村。凄い山奥だ」
に戻ってきてぇの……虫相撲大会!!! まだタランティオン記念大会では1勝しかしていないので、特別なアクティオンゾウカブトは審判の人が持ったまま(?)なのだ!! そいつをどうにかして、俺のものにしてしまいたい!!
ってことで、大会で使おうと思っている戦士たちに満腹になってもらおうと思う。
ちなみに、これまではだいたい、強気(赤)、冷静(青)、調和(緑)のムシを2匹ずつ選抜して餌付けをしていたんだけど、今回はちょっと考えて……。
冷静のアクティオンゾウカブトに……。
同じく冷静のケンタウルスオオカブト。そして、
調和のヘルクレスオオカブト・リッキーブルーを満腹にしたら……!!
強気のコーカサスオオカブト突然変異種!!
同じく強気のアトラスオオカブト突然変異種!!
そして最後も……!!
強気のロクロクビオトシブミ!!!
ちと調和の層が薄いんだけど、性格勝負で負けたところでポテンシャルの高い強気軍団(ロクロクビオトシブミもRバッジのMAXサイズだし)だったら跳ね返せるのでは……と思って、ちょっと偏った編成にしてみた。
そんな6匹の戦士を従えて参戦するのはもちろん……!
タランティオン記念大会だ!! SRアクティオンゾウカブトを、今度こそ持って帰りたい!!
注目のトーナメント表は……!
永遠のライバル・タケルが1回戦の相手ね。よしよし。今回も名勝負を生み出してやりましょうか!!
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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