こ、この首は……!
前回の記事の最後で、
「(未発見のレア色を続けざまに発見した)その直後、この流れが“大いなる布石”だったことを証明する事象に遭遇するのであった」
と書きましたがね。
その答えとなる事実を、これから書こうと思っている。
そもそも、俺がこのタイミングでご神木を行ったり来たりし、徹底した昆虫採集を始めた理由はただひとつ。
“ダウンロードコンテンツ第5弾のロクロクビオトシブミのレア色を見つけるため”
であった。
しかし、再三書いてきた通り、
「あ!!! ヘンな形のムシがいる!!!」
と狂喜してサーチをしても……!
あれは……首の長さが中途半端だから……。
やっぱり、ロクロクビオトシブミのメスだった。
おつぎも……。
これも……間違いなく……!
ハイハイ。メスね。わかってんねん。ちってんねん。
そもそも、ロクロクビオトシブミとのエンカウント数は非常に低く、出会えるだけでもラッキーレベルなんだけど、その後も((゚Д゚;))
メス……。
……っておいおい、マジでメスしかいないんだけど、ロクロクビオトシブミってオスは配置されてないの???((゚Д゚;))
本気でそんな疑念が浮かんできてしまったのである。
そんな、ある日のこと。
「どうせ見つからないけど、一応、木の調査だけするか……」
テンションの上がらぬままご神木を調べ始めたらだなぁ……!!!
びよよよよ~~~~~ん
……あれ???
メルカトル図法の北極側みたいに、びよ~~~~~んと身体の一部分が伸びちまった妙なムシがいるんだけど(((( ;゚Д゚)))
こんな異形の存在、『カブトクワガタ』には1種しか存在しない。
しかし、何日間も徹底して調査したのに見つからなかったムシが……!!
「来ちゃった♪」
って感じに、軽薄に出現していいものなのであろうか!!!
「ま、まさかね^^;」
ここまで来ても信用せずに、ブツブツとブー垂れながらこのムシの詳細を見てみたらだなぁ……!!!
「あッ!!!!!」
本気で悲鳴が出たわ……。
これ……初めて発見したオスのロクロクビオトシブミかつ!!! そ、それも……!!!
「いきなりRバッジ付きデタぁぁぁあああ!!!!www」
続く。
……と行きたいところなんだけど、じつはこの記事、299回目なんだよね。つぎが300回という、プレイ日記としては記録的な回数になるんだけど……とくに何も言われていないので、ふつうに更新しますwww
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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