第240回 「トト」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“トト”を大紹介!!
今回解説するモンスターは、前回紹介した“ソティス”の対となっている、降臨ダンジョンのボスとしてじつに特殊な立ち位置にいる存在である。
と、ここまで書けば今回のピックアップモンスターがなんなのか、懸命なパズドラユーザーはピンとくると思うが……! そう!! その通り!! ソティスに続いて取り上げるのは、モンスターNo.1464の“トト”であります!!
……いや、このモンスターは“トト&ソティス”と呼ばれることがほとんどなので、順番的にはトトを先に紹介したほうがよかったかなぁ~……といまになって思わなくもないが、モンスターNo.はソティスのほうが先なので、もう気にしないことにします。
さてここから、ちょっと前回の記事の一部をコピペしたいと思う。その理由は前述の通り、トトがソティスとつねにセットで語られる存在である……ということに起因する。
トトが初めてパズドラに登場したのは、いまから9年以上も昔の2014年7月。“トト&ソティス 降臨! 星知神”の名称で、スペシャルダンジョンにやってきた。つねに相方の“ソティス”といっしょに現れるツートップのようなモンスターで、使ってくるギミックも2体ならではのものが当時から目立った。たとえばこのトト&ソティス降臨でも、片方を倒すと残った1体が即復活させてしまったり……。こういった復活のギミックはいまでこそいろいろなダンジョンで見られるようになったが、当時はトト&ソティスくらいしか使ってこなかったので、新鮮かつ面倒で仕方がなかったものだ。
という感じ。降臨ダンジョンのボスとしては珍しいSサイズであることも、この2体が一心同体として同時に出現することが多いからであろう。
そんなトトは、“ダメージ吸収の象徴”として語られることが多いソティスに比べると地味目の印象を受ける。とはいえ、前述のような復活のギミックを使うにはこの2名が並び立つ必要があるので、役割としてはじつに重要なのであった。
トトのモチーフとなっているのは、古代エジプト神話に登場する知恵の神“トト”であろう。トキまたはヒヒの姿で描かれることが多く、知恵や学問を司る神様として太古の昔から多くの信仰を集めてきた。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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