トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×どんちゃんねる 第3回】
あとばる選手とどんちゃんねる選手による対談も今回でラスト。
最後は9月からスタートした新シーズンを踏まえての環境の変化についてふたりに語ってもらったぞ。新ブキが環境入りする可能性は……!?
【「スプラトゥーン甲子園2023」近畿地区大会 DAY2チーム一般部門 決勝ステージ】
どんちゃねる選手のぷくぷく潜伏が優勝した「近畿地区大会DAY2 一般チーム部門」決勝ステージの試合はこちらで視聴できるぞ。
あとばる
驚異的なエイム力を持つカリスマプレーヤー。「第2回スプラトゥーン甲子園」では、不利な状況から相手を次々と倒す神がかり的なプレーを連発し、優勝に大きく貢献。H3リールガンの名手としても知られ、彼の影響でH3リールガンを使い始めたプレーヤーも多いとか。おもな実績は「第2回スプラトゥーン甲子園」優勝、「第4回スプラトゥ－ン甲子園オンライン代表決定トーナメント」優勝など。チーム・よしもとゲーミング カラマリ所属。
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OPENREC.tv:https://www.openrec.tv/user/atobaru_ikaどんちゃんねる
『1』の頃からカーボンローラーを持ち続けてきた猛者。「スプラトゥーン甲子園2023 近畿地区大会DAY2 一般チーム部門」では、カーボンローラーを軸にジムワイパーも併用して見事に優勝を果たした。また、非公式のオンライン大会でも何度も優勝するなど、その実力は間違いなくトップクラス。前線での生存能力や、相手のフイをつく絶妙な仕掛けなど、そのプレイは非常に見応えがある。甲子園の全国決勝大会でもローラーで大暴れしてくれるのか？ 注目のプレイヤーのひとりだ。
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新シーズン開幕！ 気になる新ブキに対するふたりの評価は？
――9月のアップデートで新ブキなどが追加されましたが、環境はどう変化していきそうですか？
あとばる：新ブキでいうと、イグザミナーはワンチャン環境入りしてくるかもって感じですね。足の早いスピナー系統でドリンクをバラまけるっていう新しいポジションなので、たとえばユノハナ大渓谷のような網があるようなマップだと、使ってくるチームもありそうだなって感じはありますね。
――もともとスピナーを使えるチームだったら、エナジースタンド枠をこれに置き換えてみたいな。
あとばる：そういうのはあるかなとは。あとはクーゲルシュライバー・ヒューも面白いですよね。敵に自陣に抜けられないように侵入しそうな経路にトラップを置きつつ、キューインキで塗りを作るっていう動きを最後衛のクーゲルができるというのは面白いなと。
キューインキってあまり使っているチームはないですけど、個人的にはけっこう強いと思うんですよ。相手のスペシャルを無力化できるし、出てきてもおかしくないなとは思っています。
――確かに。相手のスペシャルを無力化するのは大きそうですね。
あとばる：あと、スクリュースロッシャーネオもウルトラショットがあるのがいいですよね。無印のスクリュースロッシャーのタンサンボムとナイスダマも強いので、ウルトラショットの決定力を取るか、タンサンとナイスダマの塗りの安定感を取るかっていうところになるとは思うんですけど、いまってスロッシャー枠が必須になっちゃってるので、その中の選択肢のひとつになり得るのかなとは思いますね。
――どんちゃんねる選手はいかがですか？
どんちゃんねる：僕もあとばるさんと同じ意見なんですけど、個人的に増えたら嫌だなって思うのはスクリュースロッシャーネオですね。サブがポイントセンサーなので、イカニンジャを積んで相手に気付かれないように立ち回るローラーとしては簡単に位置バレさせられてしまうので、かなり動きにくくなりますね。
――確かに位置バレすると厳しいですよね。
どんちゃんねる：ローラーはスクスロのメインもけっこうキツイんで、苦しいですね。
――ちなみに完全な新作ブキとしてはモップリンも追加されましたけど、こちらはどうですか？ 2回インクを放つということで、なんかパッと見はけっこう強いのかなと思ったんですけど……。
どんちゃんねる：あまり評価は高くないんじゃないかなあ。
あとばる：やっぱり、スペシャルがサメライドというのが少しキツイのかなという感じはありますね。今のところモップリンじゃないとできないってことがあまりないので、たとえばスペシャルがウルトラショットとかだったら話は違ってくるんですけどね。あの塗り力と射程で相手を近づかせないようにしつつ、ウルトラショットを回すみたいな。
――なるほど。
あとばる：そういう動きができたかもしれないですけど、いかせんサメライドなので。だったらバケットスロッシャーとかスクリュースロッシャーでいいなって気がしますね。
――じゃあ本気の大会で採用するかって言われると……。
あとばる：ちょっと厳しいですね。まあ、モップリンでＸパワー3500いってますみたいな選手が出てきたら、モップリンでも全然とは思いますけど（笑）。
――確かにどうぞどうぞってなりそうです（笑）。まあ、今後のアップデート次第というところですかね。
あとばる：そうですね。マイナーチェンジが出て、モップリンの亜種が暴れるときが来るかもしれないですね。
――わかりました。次は全国決勝大会ですけど、改めてどんちゃんねる選手から見た、ぷくぷく潜伏というチームの強みを教えてください。
どんちゃんねる：甲子園に出場したチームの中でも「ラインを上げる」という面では、けっこう上位なんじゃないかなとは思ってはいます。
――確かに近畿地区大会でも、初動から一気にラインを上げて相手を押し込むというシーンが多く見られました。これはそれだけ初動で勝っているらこそだと思うのですが、初動の動き方はチームとしてどういう形になっているんですか？
どんちゃんねる：初動はまずドリンクを飲んでから突っ込む。そこで相手を倒せなくてやられたとしも、ドリンクの効果ですぐに復帰できるので、もう一回チャンスがあるんですよ。そうすると、その復帰したタイミングで味方のスペシャルが溜まったりしているので、スペシャルも絡めて再度ラインを上げていくっていう形ですね。
――チームとしてもまずはエナジースタンドを溜めるっていう動きをしているんですか？
どんちゃんねる：そうですね。エナジースタンドが溜まるまでは無理な動きはしないようにはしています。
――あとは、なるべく前線で粘って、危なくなったらスパージャンプで逃げる。
どんちゃんねる：そうですね。ガンガン前に出るんですけど、退く判断も大事ですね。
――これからオンライン大会の冬とかもあったりしますけど、自分たちも甲子園に挑戦してみようと考えている人に向けて、チームとして練習していく上で、とくに大切だと思うことがあれば教えてください。
どんちゃんねる：メンバーそれぞれの役割ははっきりさせといた方がいいんじゃないかなって思いますね。あと、チームとして苦手なところはとにかく練習して、克服しないと絶対ダメだと思います。
――たとえば勝率の悪いステージなどは、立ち回りや編成を変えてトライアンドエラーを繰り返すと。
どんちゃんねる：そうですね。自分たちはナメロウ金属が一番安定しなかったので、対抗戦のあとにチーム全員でメモリープレイヤーを見返しながら意見を出し合ったりとかはめちゃくちゃしましたね。あとばるさんたちはナメロウ金属は、練習時とかどんな感じでやられていたんですか？
あとばる：僕らのチームだとナメロウは、そこまで「超苦手」って感じでもなかったんですよ。もちろん、安定して勝てるステージではないんですけど、それは仕方がないというか「勝つときは勝つし、負けるときは負けるステージだよね」って認識があって（笑）。
なので、チーム全体でどう動くとかっていう反省はあまりしていないかもです。一応、できるだけ敵陣に塗りを残そうとか、ラストの各々の動きとかを話したりはしましたけど、とりあえず最後に生きていれば勝てるって考えだったので、多少ラインを下げてでもとにかく生き残るみたいな動きは意識していた気がします。
――どうしても負けるときは負けるから、そこはある意味しょうがないね、っていう。
あとばる：そうですね。そこはもう割り切ってた感じではありましたね。
・イグザミナーはエナスタブキの選択肢のひとつとして環境入りする可能性も!?
・チームで練習するならメンバーそれぞれの役割ははっきりさせるべし！
・苦手なところはとにかく練習して、克服しよう！
次回は新たなプレイヤーが参戦！ 乞うご期待!!
