こんなに近くで!!
夏休み……はとっくに終わっているけど、その名残を引きずってお届けしている特別企画、“昆虫展巡り”の第3弾もいよいよクライマックスである。
カワスイ(川崎水族館)で実施されていた夏の企画展、“探して!触って!森遊び!カブトムシ・クワガタ展”にお邪魔して、微に入り細を穿つリポートをしているわけだけど、
この企画タイトルにある“触って”の部分に、ついに切り込むことになるのだ。
前回、
↑こちらの、思わせぶりなヘルクレスオオカブトの標本を載せてお茶を濁しておいたけど……!!
なんとここで実施されていたのは……!!
50年間、国産カブトムシにしか触れたことのなかったおじさん感涙!!ww 甲虫界の“キング”である、最大最強の怪物ッ!!!
うおおおおお!!!www つ、ついに!! ヘルクレスオオカブトといっしょに写真が撮れちゃううぉぉおおおお!!!www
という、待ちに待っていた企画が行われていたのである(涙)。
ぶっちゃけ、昆虫展巡りを始める前は、
「どこの展示会も、舶来のカブトやクワガタに触ることができるんだろうなぁ~^^」
なんて楽観的に考えていたんだけど、そうは問屋が卸さない。触れるのはたいてい国産のカブトムシで、ヘルクレスオオカブトやコーカサスオオカブトといった巨大タイプと触れ合うことは、ついぞ体験できずじまいだったのであるよ。
で、今回の“探して!触って!森遊び!カブトムシ・クワガタ展”だが、我々がわざわざ混み合う祝日に訪れたのには理由があって、じつはこのイベントでもヘルクレスオオカブトといっしょに写真が撮れる企画を行っていたのは、土日祝日限定だったのである。この日は、会期期間中では最後の祝日だったので、
「これを逃したら、一生ヘルクレスオオカブトのお側に近寄ることはできぬ!!!!><」
との危機感を覚えて、忙しくて吐きそうになりながらも急遽駆け付けたというわけなのだ^^;
ではでは……!
お待ちかねの……ヘルクレスオオカブトとのご対面だ!!!><
ちなみに、ヘルクレスオオカブトに“直で”触ることはできず、彼が引っ付いている木ごと持ち上げて写真を撮る……という仕様だったことを先に明記しておく。
決してビビッて触れなかったわけではなく、ヘルクレスオオカブトに余計なストレスをかけないため、このような処置がとられていたんですねぇ。
てなわけで、ヘルクレスオオカブトが住まう木を、係りの人から手渡してもらうと……!!
いやぁぁぁああああ!!!!>< へ、ヘルクレスオオカブトがこんな近くに!!!>< な、なんて美しいんでしょ……!
もちろんこれ、模型でもプラモデルでも剥製でもなく、
ちゃんと元気に生きている……!!! おっさん(俺だけど)、完全に恍惚としているやんけ……。
しかし元気といいつつ、動きは非常にスローモーで、なんとなく、
「ゾ~ウさん……。ゾ~ウさん……。お~鼻が長いのね……♪」
と歌いたくなってくるww よく言えば泰然自若なんだろうけど、想像以上にのんびりとした牧歌的なヤツで、いい意味で予想外だったなw
そんなヘルクレスオオカブトを、次回はいろんな角度からお見せしましょう!
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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