つぎつぎと出てくるねぇ……!
強さMAXの500を誇りながら、たったの100しかないミヤマクワガタに1本取られるという醜態をさらしながらも、どうにか、
遺伝子“マット”を捕獲することに成功した……と前回の記事で書いた。
そんな、マット君の目が赤から黒に落ち着いていく……という間もなく、続けてご神木には……!!
おお!! キタキタ!! まだ未捕獲の遺伝子“つや”のミヤマクワガタだ!!
いやしかし、このペカペカのミヤマクワガタすげぇな……w
こんな、スズキのバイクを髣髴とさせるガンメタリックの車体……じゃなかった外殻をしたミヤマクワガタ、少年時代にはまったく見た覚えがない。ミヤマクワガタと言えば、どっちかというと緑寄りの地味~~~……な色をしたものがほとんどだったので、まさかこんな、超合金みたいな遺伝子があるなんて知らなかったよ。
そんな、見るからに強そうなミヤマクワガタを捕獲するために……!!
我が軍からは毎度おなじみ、“暗黒の怒級戦艦”(どんどん異名が増えるな)こと、ダウンロードコンテンツ第一弾のコーカサスオオカブト君に出撃をお願いした!!ww
まあでも、前回の記事のような醜態をさらすわけにもいかないので、ここは本気で……!!
木っ端船のようなメタリックミヤマクワガタに……!!
ずごんッ!!!
最大攻撃の99でダメージ!!!
一方のミヤマクワガタは、さっそく戦意喪失してしまったのか……!
ぷにゃんwww
よりによって7かよ(苦笑)。まったくやる気が感じられねえ!!!ww
けっきょく、2回戦でもコーカサスオオカブトが、
99を出してしまい、戦闘は終了!
「キミの勝ち!!!」
ってことで、ミヤマクワガタでは3色目の遺伝子が仲間に加わったのでした。
よし、これでミヤマクワガタはひと段落かな。
……まあ、各ムシの遺伝子数が4色だとしたらまったく作業は終わっていないんだけど(苦笑)。とりあえず、3色そろっているヒラタクワガタ、カブトムシ、ミヤマクワガタの4色目も意識しつつ、他のムシも探していくとしよう。
すると……さっそく!
ノコギリクワガタ!!!
……の”ちゃ”はすでに捕まえてあったわ。さすがに、ここにきてダブりのムシを打倒するつもりはなかったのでコレはスルーし、べつのターゲットを……!
と……!
この茶色のノコギリクワガタのすぐ近くにだなぁ……!!!
「あッ!!!!」
まるで、その小さな体に炎を宿したかのような、火属性を髣髴とさせるこの個体は……ッ!!!!
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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