【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第211回 ユリの女王“カサブランカ”が美しきドラゴンに!!

第211回 「カサブランカ」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“カサブランカ”を大紹介!!

▲翠の華龍・カサブランカ

 前回も使ったツカミのテキストで恐縮だが、ぜひ読んでもらいたいのでコピペさせていただく。

 パズドラにはいろいろな事象をモチーフにしたドラゴンがあまた登場する。

 ウイスキーがテーマの“歴龍”シリーズ、オーパーツがもととなっている“神秘龍”シリーズを始め、戦国武将の“戦国龍”や、そのものズバリ“虫”がモチーフの“蟲龍”シリーズなどなどなど……!

 最近はこういったシリーズもののドラゴンが減っているので、ぼちぼち斬新な“〇〇龍軍団”が登場することを願ってやまない。パズドラを初期のころから遊んでいるベテランプレイヤーほど、こういった想いが強いのではなかろうか。

 でだ。

 前回から紹介している“華龍”シリーズも、パズドラ黎明期を彩った“〇〇龍”の一角である。

 華龍シリーズとはその名の通り、現存する植物……とくに花がモチーフになっている。火属性のバルバドス、水属性のスターリング、木属性のカサブランカ、光属性のヘリアンタス、闇属性のオーキッドが存在し、それぞれがダンジョンボスとなって暴れていたのだ。華龍のダンジョンは現在もテクニカルダンジョンに常駐されているので、素材が必要になったら(意外と使用頻度が高いのだ)いつでも取りに行けるので覚えておこう。

 さて、過去2週でバルバドス、スターリングを紹介したので今回は……!

 モンスターNo.1168! 木属性の華龍“翠の華龍・カサブランカ”にご登場願おうと思います!!

 カサブランカが初めて登場したのは、いまからちょうど9年前の2014年3月末。“翠の華龍【回復なし】 翠の僻地”のボスとして現れたのだ。道中に現れる“プチリウム”というモンスターがフレイヤの、木の精・リリーがペルセウスのスキル上げに使えたので、当時から木属性モンスターしか使っていなかった筆者などは「待ってました!!」とばかりにカサブランカのダンジョンに殺到していたものだ。懐かしいなぁ。当のカサブランカ自体はさほど使い道があるわけではなかったけど、前回のスターリングのようにいつ、どこで化けるかわからないので、注視しておいたほうがいいかもしれないなw

 そんな翠の華龍・カサブランカのモチーフとなっているのは、有名な大輪のユリである“カサブランカ”であろう。“ユリの女王”と称される美しい花を咲かせるので、古くから贈り物やブーケに使われてきた。花言葉は“高貴”、“祝福”などポジティブなものばかりなので、開店祝いや大切な人に贈る花束でも採用されることが多い。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は5月15日(月)更新!!

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