自慢のヘルクレスで応募してやるぜ!
メインストーリー最後の激闘を見据えて、ギラファノコギリクワガタの育成を始めた……という記事を書いたばかりですがね。
昨日、ようやく『カブトクワガタ』の公式Twitterアカウントが俺のことをフォローしてくれたのを記念(?)して、そのつぶやきを確認しにいったところ……!
まるで、ここ最近の俺の活動を反映してくれたかのごとく……!!
↓こんなコンテストが告知されていたからタマラナイ!!!
あ……!!!((゚Д゚;))
きたぁぁぁああああ!!!www ヘルクレスオオカブトの“ぜんちょうMAXコンテスト”!!! これが開催されるのを待っていたんだよねーーーー!!ww
ぜんちょうMAXコンテストってのはその名の通り、『カブトクワガタ』の公式アカウントが主催する、ユーザーが育成した虫の大きさを競う育成大会のことだ。これまで、アトラスオオカブトやエラフスホソアカクワガタ、グランディスオオクワガタなどでも実施され、全国のカブトクワガタ少年やかつての虫好きおじさんたちを狂喜させてきたのである。
俺も、この日記で“角満メソッド”なる育成方法を公開するくらいいろんな虫を交配させているので、アトラスやグランディスの大会に参戦することもかな~~~り前向きに考えてはいた。
しかし……!
「やっぱり、最初に参加するコンテストは……あのカブトがいいよなぁ!!」
と心の内で決意したことがあり、いまのいままで草葉の陰で(ちんだの?)雌伏のときを過ごしていたのであります。
そのカブトってのがそのものズバリ、世界最大級のカブトムシであるヘルクレスオオカブトだ。この日記でも再三記事にしてきた通り、俺は谷のよろず屋でヘルクレスオオカブトの2倍買取セールをやっていると知るやその交配ばかりを行い、ウジャウジャウジャウジャウジャウジャウジャとオスメス問わずにこの虫を量産してきたのである。
つまり……!!
コンテストで活躍できるくらいの人材(虫だけど)は、すでに確保されているはずなのだ!!!
「よしよしwww ヘルクレスオオカブトだったら、新たに交配しなくてもアリモノで十分参加可能やろwww」
俺はほくそ笑んで、在庫のヘルクレスオオカブトの確認を行った。俺の記憶ではオス、メスともに、少なくとも20匹ずつくらいは保管されているはずなのだ。
と、ところが……!((゚Д゚;))
ヘルクレスオオカブトの部屋に広がっていた光景は……!!
すっからか~~~ん……www
って、ぜんぜんいねぇぇぇええええ!!!((゚Д゚;)) おおお、俺のヘルクレスの精鋭たちは!!? いったいどこに行ってしまったんだぁぁぁああ!!?
……が、この惨状に至る理由を、俺はよく知っていた(あたりめーだろ)。なんと……あろうことか!!
「……あ、そっか^^; 金に目がくらんで、作ったヘルクレスは片っ端から売っちまったんだった^^;;; なぁんだぁwwww」
そう……w
「2倍買取セールをやっているうちに、1匹でも多くヘルクレスは売り払ってやるぜ!!www」
ってんで、損得勘定をむき出しにして、必要最低限の個体だけ残して根こそぎ売ってしまったのである^^; 数が残っていなくて当たり前だったのだ。
まあでも、こんなことは想定内なのだ(ウソつけ)。
さみしい戦力に見えるかもしれないけど、残っている数匹は精鋭中の精鋭のはず。
見てみると……!
↑こちらは伝説クラスの育成虫で、全長は443cm!! でもこの個体はおそらく、母ちゃんが野生だったのではなかろうか。というのも、同じ伝説クラスでも、両親ともに育成虫だった場合は……!!
↑見て見て!!!ww 全長461cm!! 体格は同じ伝説クラスだってのに、これだけ大きさに差があるんだよ!!! ていうか、こいつだったらすぐさまコンテストに参戦できるんじゃね!!?ww
とはいえ、相手は全国数十万人に及ぶであろうカブトクワガタブリーダーたちだ。
おそらくこれくらいでは、歯牙にもかからずにズタボロに負けてしまうに違いない。
「だったら……!!」
俺はかっこつけて、両手の指をボキボキと鳴らした。……強くやりすぎて、左手中指を突き指した(アホ)。
ぜんちょうMAXコンテストに自信を持って参加するには、やはりイチからヘルクレスオオカブトを作り直す必要があるだろう。ギリギリまで粘って交配をくり返し、1センチでも大きい個体を代表として選出しなければ……!!
てなわけで!!
いまいるもっとも大きなメスをご指名し……!
ゆっさゆっさwww
交尾開始じゃぁぁぁああああ!!!www ヘルクレスオオカブトのぜんちょうMAXコンテストに、本気で参戦するぜ!!!
しばらく、その過程を詳しくお伝えしたいと思います!
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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