いいサイクルにハマった！！
ストーリーを進めたいのはヤマヤマながら、山奥の村まで進んだところで誰もが立ち止まるんじゃないかと思う。
その理由はふたつあって、ひとつは、
｢このあたりから、ご神木に現れる虫がめったやたらと強くなる！！！((ﾟДﾟ；))｣
ってこと。そこらで捕まえた野生のカブトやクワガタでは、とてもじゃないけど日増しに凶悪化する赤目の虫に歯が立たなくなってきているのである。
そしてもうひとつの理由が……身も蓋もないけど、↓こういうことであります＾＾；
！！？！？ｗｗｗ 育成ニジイロクワガタのメス、くっそ高ぇぇぇええええ！！！ｗｗｗ ここでコイツを量産しまくることができれば、一気にビバリーヒルズに蔵が建つくらいの一大セレブになれるに違いない！！！ｗｗ
要するにお金に目がくらんでの、損得勘定がむき出しになった生産のターンに突入した……というわけですね＾＾；
いやでも、この育成ニジイロクワガタのメスを売却して36000円という大金が手に入ったことで、完全に“いい感じ”の生産サイクルが始まったと思うわ。
この資金を元手に、
貧乏時代は手が出なかった“クワガタようちゅうのとてもよいえさ”（※平仮名だと読みにくいので、以降は漢字も織り交ぜて表記する）も躊躇なく買うことができるようになり、
特別サイズのオスメスを交配したところ……！
よしよし……！ 成長具合“◎”の幼虫ができたぞ！
前回の記事ではここで、いいエサがなくなってショボエサに戻っちゃったんだけど（苦笑）、今回は……！
クワガタ幼虫のとても良いエサを与え続けることができたので、サナギの段階でも成長具合は◎！！ そして栄養の合計は、これまでとは比べ物にならない“600”まで積むことができたよ！！
その結果……！ 誕生した個体は……！！
キターーーーーー！！！ｗｗｗ 花丸虫！！！ｗｗ 工場長のゆずさんもコーフンを隠し切れず、
｢スゴいです！！ 大成功です！！ この虫の最大体格ですよ！！｣
と、手放しで喜んでくれている。……そのわりに顔が冷徹そうなのが気になったが、まあよかったよかった！！ｗｗ
さて、気になる花丸ニジイロクワガタの性能はというと……！
ユラリ……ｗ
おおお……ｗｗ 巨大な体躯から陽炎のように揺らめいて上る青いオーラが、このニジイロクワガタが只者ではないことを物語っておる……！！
体格はついに“きょだい（巨大）”となり、強さも我が育成軍団でも過去最高の“420”に！！ 虫マニアのこだわりどころである“ぜんちょう（全長）”に至っては、特別サイズのそれよりも20センチ以上も大きい125cm！！！ｗｗ
ここで、『カブトクワガタ』というゲームの設定を知らないor忘れてしまった人は、
｢……え？？ クワガタが1メートル25センチもあるわけねーだろ！！ｗｗｗ それ、表記間違えだよね？？ｗｗｗ 12.5cmのことでしょ？？ｗｗｗ｣
と、苦笑いとともに訂正してくると思うけど、あくまでもここは異世界であり、巨大化したカブト＆クワガタが人類に牙を剥いて襲ってくる……という設定になっているので、クワガタが1メートルだろうがアカイエカが30メートルだろうが何でもいいのである。
さあさあ、この調子で良いエサを使いまくってニジイロクワガタを量産するぞ。
まずは……！！
ゆっさゆっさｗｗｗ
このスクショを載せないことには始まらないｗ
そして、いろいろすっ飛ばすけど、
花丸虫を安定供給できるようになり、しかも、
なぜか高価なメスばかりが生まれるという好循環にｗｗｗ その結果……！
うお！！！ 最大サイズの巨大メス、40500円で売れるのか！！！ さらなる高コスパな仕事が入ったときのようなヨロコビを感じるんですけど！！！ｗｗ
となれば、もはやクワガタ幼虫のとても良いエサなどでは満足できるわけもなく、その上の……！
“ばんのう！ようちゅうのものすごいえさ”に手を出す時代になったのかもしれん！！ よ～～～し！！ これで俺が、村いちばんのカブトクワガタブリーダーやぁぁぁあああ！！！ｗｗｗ
……って、目的が変わってきた気がするけど（苦笑）、繁殖が楽しいので、まだしばらくここにいますｗ
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部！”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか！』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター：
https://twitter.com/kabukuwa_info
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