【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第199回 思い出深き角満の最初の相棒、それが“エンジェル”!!

第199回 「エンジェル」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“エンジェル”を大紹介!!

▲エンジェル

 前回の記事とまったく同じ書き出しで申し訳ないのだが、そうとしか表現のしようがないのでお付き合いください……!

 2022年はパズドラ10周年イヤーということもあり、モンスターナンバーの古いほうから、なるべく順番に解説をしてきた……はずだった。

 年が明けて2023年になり、モンスターナンバーは1000台のキャラを紹介し始めたんだけど、ふとリストを見直すと……アルラウネやエンジェル、シヴァといった古参モンスターの究極進化系が1100番台あたりに何体か……。それを見て、筆者は考えた。

 「あれ……?? このあたりの大本のモンスターって……解説したっけ!!?」

 そうなのだ……!

 かなり入念に精査してキャラを拾ってきたつもりだったんだけど、先の3体を始めとする古参の名物モンスターで抜けがあることあること!!!w さすが、いまやモンスターナンバーが1万に達する『パズル&ドラゴンズ』!!

 というわけでしばらくは、網の目をすり抜けていたキャラを入念に拾い上げて紹介していきたいと思います^^; さて、今回は……!!

 モンスターナンバーは2桁の“95”!! 個人的にも非常に思い出深い“エンジェル”の登場だ!!

 何が思い出深いかと言うと、話は11年前にさかのぼる。

 2012年4月。2ヵ月遅れでパズドラを始めた筆者が初めてレアガチャを回したとき、出てきたモンスターが何を隠そうエンジェルだったのである。

 しかし、ゲームを始めて間もない時期だったので、モンスターの知識はゼロに等しい。そこで、そのときいっしょに昼ご飯を食べていた同僚(当時のファミ通Appの編集長)に、「なあなあ。“エンジェル”ってのが出たけど、これは強いの?」と尋ねたのである。すると同僚は面倒くさそうに筆者の画面を眺めてからひと言、

 「まあ、いいんじゃないっすかねwww」

 無責任に、そう言い放ったのだ。その言葉を信じた筆者は、「やったやった! 強キャラだ!」と狂喜し、そのまま11年にわたるパズドラの旅をスタートさせたのであった……w

 実際、モンスターが揃っていなかった当時では、自動回復のリーダースキルを持っていたエンジェルはかなり重宝したんだけど。数ヵ月後にはほとんど使わなくなってしまったけど、いまだエンジェルは売却も合成もされず、思い出のモンスターとしてモンスターボックスのいちばん奥に鎮座しているのであります。

 そんなエンジェルは、もはや何がモチーフなのかも書く必要はないかもしれない。いわゆる“天使”のことで、あまたの宗教の聖典や伝承に“神の使い”として登場している。天使の世界には厳然とした階級が存在し、読者の皆さんも熾天使、主天使、大天使……などなどが、ゲームを始めとするさまざまなコンテンツで活躍しているのを見たことがあるはずだ。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は2月20日(月)更新!!

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