第196回 「アンドロメダ」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“アンドロメダ”を大紹介!!
前回までの記事は2022年内に書いていたものなので、個人的にはこの原稿が、“大塚角満のモンスター美術館”における2023年1発目だったりする。なので遅ればせながら、
「あけましておめでとうございます!!」
と新年のあいさつをしておきたいところなんだけど(書いちゃったけど)、あまりにも遅きに失した感がアリアリなので控えめにスタートしたいと思います^^;
さて。
去る2022年はパズドラの10周年イヤーということで、モンスターナンバーの若いものから順番にピックアップして解説を行ってきた。
そこで、パズドラが11年目に突入する2023年は心機一転、最新のモンスターを選んで紹介しちゃおうかなぁ……なんて考えたんだけど、年末に過去記事を精査していたときに、意外なほど“抜け番号”が多いことに気付いてしまったのである。去年は精力的に若い番号を潰していったはずなのに……! このへんの計画性のなさは、さすが大塚角満と言ったところなのである(意味不明)。
……という理由からしばらくのあいだは、ナゼか抽出を免れていた古参モンスターを拾って解説していきたい。今回は……!!
モンスターナンバー“1067”!!
同じ“英雄神”シリーズのヤマトタケル、ペルセウス、パンドラはとっくの昔に掲載済みだというのに、いまのいままで隠れていた“アンドロメダ”をピックアップしたいと思います!!
アンドロメダが初めてパズドラに登場したのは、丸9年も昔となる2013年12月18日。
前述の通り“英雄神シリーズ”という、神話や伝承に登場する英雄たちの中から選び抜かれた精鋭のひとりとして、水属性担当で実装されたのである。同期のモンスターは、火属性がヤマトタケル、木属性がペルセウス、光属性が孫悟空、闇属性がパンドラ……!
どのモンスターも一度は時代の寵児となった強キャラで、件のアンドロメダも熱烈なファンを多く抱えるモンスターとなっているのだ。
そう、アンドロメダはベテラン且つ人気モンスターということもあってか、この9年間でさまざまな進化と派生(季節モンスターね)を見せて……いや魅せてくれてきた。
究極、超究極、転生、超転生……! そのたびに、イトウヨウイチさんによる魅力的なイラストは更新され、ファンの心をくすぐってきたのである。能力的にも、水の列消しリーダーの先駆けのひとりとして、9年前は水属性好きに頻繁に使われていたと記憶しているわ。
そんなアンドロメダはもちろん、ギリシア神話に登場する絶世の美女である。
エチオピア王のケフェウスと王妃のカシオペアとの間に生まれた女性で、怒った神々からの報復(原因は母のカシオペアなんだが……)として、怪物が棲まう激流の岩場に鎖ではりつけにされた……というエピソードがあまりにも有名だ。
ちなみに、この現場に通りかかったのがメドゥーサ討伐後のペルセウス。見事、アンドロメダを救い出して、ペルセウスは彼女を妻として迎えるのである。そんな2名が、同期としてパズドラに実装されていたというわけだ。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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