第193回 「キャプテンキッド」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“キャプテンキッド”を大紹介!!
この記事を書いているのは2022年12月19日--。
あまりにもいろいろなことがありすぎた2022年もまもなく終わり、期待と不安の新年がやってくる……というタイミングである。
でも、前回の記事の冒頭で書いた通り筆者は年末進行と言う怪物にモノの見事に飲み込まれ、来年のことはおろか、1日先に控える締切のことすら考えることができなくなっているという((゚Д゚;)) ホントはこの記事も……3日前くらいに校了日が設定されていたような……!!(((( ;゚Д゚)))
まあでも、こればっかりは仕方がないのだ。
なんたってどの記事も……平等に締切をブッチぎってしまっているんだからな!!(開き直り)
てなわけで、本題に。
何度も言うように2022年は“パズドラ10周年イヤー”だった。その波に乗るように当連載でも、パズドラの黎明期から活躍するベテランモンスターをあえてピックアップし、前々回から初期の降臨ダンジョンを賑わせた“海賊龍”シリーズにスポットを当てている。
1回目は火属性のバーソロミュー、2回目は水属性のアルビダときたので、今回は……!!
やっぱりこのモンスターだよな!!
“碧の海賊龍・キャプテンキッド”!!
キャプテンキッドがパズドラに初めて姿を現したのは、いまからちょうど9年前の2013年12月。スペシャルダンジョン“碧の海賊龍”のボスとしてやってきたのである。
バーソロミューやアルビダのダンジョンと同様、道中ではブルーパイレーツやグリーンパイレーツなど“いかにも海賊龍のダンジョン”って感じのモンスターが多数登場してプレイヤーを楽しませてくれた。
そして、その最奥で待つボスのキャプテンキッドは、“残りHPの99%ダメージ”という割合ダメージを与えてくるモンスターで、初見ではかなり驚かされたことをよく覚えているよ。
さてキャプテンキッドのモチーフだが、これはスコットランド出身の海賊“ウィリアム・キッド”のこと。
キャプテンキッドとは彼の別名で、こちらのほうが広く知れ渡っている。
他国の船を襲う権限を政府が与えた私掠船(しりゃくせん)の船長を経たのちに海賊業を行うようになり、世界を股にかけて大暴れするようになる。その壮絶な最後もあいまって後世のコンテンツに採用されることが多く、マンガやアニメでその名を見たことがある人も少なくないのではなかろうか。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
パズドラ最新情報は「公式運営サイト」をチェック!! https://pad.gungho.jp/member/
©GungHo Online Entertainment,Inc. All Rights Reserved.
バックナンバーはこちらをチェック!!