缶詰用旅館、完成!
未完の文豪・大塚角満……じゃなかった、オオカミのケンに要求されて、
“大作家が書き下ろし原稿のために缶詰めとなる別荘”
を作ることになった……と、ここ2回の記事で記してきている。
そこでも自己顕示欲を全開にして書いたんだけど、俺もモノ書きの端くれとして何度も缶詰になった経験があるので(自腹でな)、この件に関しては一家言持っている。そこで、将来こっちの道に進もうと考えている少年少女諸君のために、“缶詰用宿にあったら便利なモノ”を列挙していこうと思う。
「おめーwww そんなニッチなお役立ち情報、どれだけの人が喜ぶと思ってんねんwww」
と、さっそく編集担当のたっちー先生にチクりと刺されたが、気にせず挙げさせていただく。モノ書きが長期滞在して原稿に集中するために、宿に求める要素とは……!
・足が伸ばせる湯舟
・24時間出入り可能で、おいしいコーヒー(もちろん無料)が飲めるラウンジ
・おつまみの柿ピーが入った自動販売機
・柔らかいトイレットペーパー
こんなところか。とくに最後の“やわらかいトイレットペーパー”は重要で、何時間ものあいだ同じ姿勢で仕事をしているとたいてい痔にダメージを負うので(※個人の症状によります)、優しいトイレットペーパーは回復薬グレート並みに必須なのである。
逆にいらないのは、
・おいしいお酒と食事が楽しめる居酒屋
・飲み友だち
↑絶対にコレで(入り浸って仕事にならないからな)、そういう意味では悪い飲み友だちが簡単に来れないよう、場所は郊外か、いっそのこと地方にまで範囲を広げたほうがいいかもしれんw
さて、問題のケンさんの別荘だけど、ロケーションは遠い雪国なので、上の悪い条件は排除できているだろうなw となればあとは、理想に近づけるためにひたすら内装を突き詰めていくだけだ。
てなわけで前回の記事の最後で、
壁紙を障子にしたものを紹介したんだけど、これだと明るすぎて調子が出なそうだったので元に戻し、さらに床の間やコタツを設置して雰囲気を高めていきました。
お……! いい感じになってきた?? ちなみに風呂側はどうなっているのかというと……!
竹のベンチやお花見用の外灯を置いて、風呂上りに休めるようにしてみた。
さらに……!
板の間スペースにラタンのテーブル&イスセットを置いて、旅館の窓際の空間(わかるかなーw)を再現!w よく見ると、身体中が凝りまくる作家先生のためにマッサージチェアも完備してあるので、全身が鋼鉄のように硬くなっても安心でございます!!w
加えて……!
ちょっと置き場所に困ったんだけど、資料がパンパンに詰め込まれた本棚もふたつ設置。そして手前に見えている白モノ家電の背中は、ウォーターサーバーと冷蔵庫であります。
壁には当然、最新式のエアコンを配備!!
ケン先生は手書きがメインみたいなので、天上にもしっかりと電灯を付けさせていただいております!!w
さあ、これでほぼ完成だ。
見れば……!
さっそく編集者がやってきて、うなだれるケン先生の原稿を待っているの図www 先生の顔を見るに完全にアイデアが枯渇して、いまにも原稿用紙をくしゃくしゃにしそうwww
なので先生は放っておいて、編集者が温泉を堪能するwww
でも……。
最後は仲良く、先生と編集者でパチリwww 今回もきっと、いい作品に仕上がるだろう!!w
……ってなわけで、お待ちかねの内見会だ!!
これ、自分で作っておいてナンだけど……ホントにいい宿だなーーー!! 11月あたりから吐きそうなほど忙しくなるので、こういう宿を見つけてこもろうかしら……w
そんなことを本気で思った、ケンさんの大作家用別荘でした!w
続く!
1年前の今日は?
せっかく丸2年以上、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2021年10月21日の様子は↓こちらです。
この日、テントウムシの模型が完成したらしいw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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