【あつ森】『あつまれどうぶつの森』プレイ日記角満島開拓日誌　第922回　“待ち人来ず”な、孤独な別荘を作る……（3）

2022年09月28日 12:30

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“もっともモノが少ない別荘”、完成！

　孤独を愛する雌鶏、カサンドラの希望により、

　“待ち人来ず”

　をテーマにした、精神的に疲れ切っているサラリーマン仕様（意味不明）の別荘を作っている。

　正直、このコンセプトを見た瞬間は、

　｢それって……そこはかとない寂しさを表現するために、絶望的に地味～～～……な内装にしなきゃいけないんじゃないの……？？｣

　と、作る前から自分のお通夜に出席するような気分になっていたんだけど、いざ作り始めてみるとコレが……！！　自宅に極力モノを置かない“ミニマリスト”と呼ばれる人が話題になることがあるけど、贅肉を削ぎに削ぎ落した今回の別荘制作を経て、俺は初めて、

　｢ミニマリストって、俺の性質と対極にいる人種と思ったけど……！　その楽しさと意義をついに理解できた気がする！！！！ｗｗｗ｣

　↑このような心境に！！ｗｗ

　“シンプル・イズ・ベスト”

　が内包する深い意味に改めて肉薄することができたのであるｗ

　というわけで、カサンドラ邸の制作の続きだ。

　俺が抱く“待ち人来ず”のイメージは圧倒的に“だだっ広い荒野”だったので（理由は自分でもよくわからんｗ）、荒野の壁紙、ハイウェイの床板を張り巡らした空間に、それに見合うアイテムをチョロチョロ（決してドカドカではない）と置いていく。

　このサビれた待合室、逆から見ても風情があって、

　いまだ田舎でよく見かける、ボンカレーや蚊取り線香の金属張り紙と同じようなものが貼られているのよｗｗ　トタンで壁や屋根が作られた安普請も相まって、完全に昭和の忘れ物になってるわこの待合室ｗｗｗ

　これらのアイテムの位置を整理し、道路に侘しいマンホールなんかを付けた状態が↓こちらであります。

　おおお……！！　なんたる孤独！！！ｗｗｗ　ここで一生待っていても、絶対にバスもトラックも通らないだろｗｗｗ

　さらに……！

　砂漠の雰囲気を演出するために、↓こんな工夫も盛り込んだ。

　昆虫模型コレクションの中から……！

　サソリとフンコロガシを厳選して配置！！！

　これが効果てきめんで、カメラの角度に気を遣って撮影するとだなぁ……！！

　！！！！ｗｗｗ　これぞまさに（サ）ソリチュード！！！（シャレ）　手前のサソリの模型をボカしたことで、独りぼっち感が激増しているぅぅぅううう！！！ｗｗｗ

　……まあ便宜上、デザイナーの角満君もいっしょに写ってしまっているけど、納品後は二度とこの場所には踏み入らないと思うので、カサンドラさんには存分に孤独感を堪能してもらいたいと思っているｗ

　ちなみに、逆方向から撮影した雰囲気も嫌いじゃないで。

　心の底から、

　｢こんな場所に放り出されたら、1日と精神がもたない……((ﾟДﾟ；))｣

　と思ったねｗ

　さらに“待ち人来ず”なイメージを強めるために、ここから照明の調整を行う。まずは単純に、夕暮れ時のイメージで……！

　うわ～～～……！！　寂しすぎて、スクショを眺めているだけで泣きそうになってくるｗｗｗ

　となると当然、｢これ、夜にしちゃったらどうなるんだろう……」という恐れにも似た感情がこみ上げてきたので、部屋の電気を消してみたところ……！

　なるほど！！！ｗｗ　悪くないけど、選び抜いて配置した孤独系アイテムが見えづらくなっちゃうので、ちょっともったいないかなー！！　だったらここは、上の夕暮れ時の気配をより強めて……！

　照明をオレンジに！！　ここにタンブルウィードでも転がってくれば、完全にアメリカ西部の砂漠地帯の完成だな！！！ｗｗ

　てなわけで、こちらで納品！！　史上もっともアイテム数の少ない、ミニマリストな別荘をご堪能あれ！！

　ゴチャゴチャで賑やかな内装もいいけど、デザイナーとしての実力が図られるのはこういったシンプルなテーマのときなのかもしれないな。そういう意味では……自分で自分に合格点をあげたいと思います！！

　続く！

1年前の今日は？

　せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は？”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います！

　ちょうど1年前、2021年9月28日の様子は↓こちらです。

　1年前の今日、そのカサンドラがキャンプサイトに来ていたみたいｗ

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部！”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか！』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。