■タイトル=デュエマ妄想構築録 vol.50-1 ~五文明の力!レインボー・ウサギ団!!~
By まつがん
恒例の宣伝からだが、皆さんは先々週発売したコロコロコミック9月号はもう入手されただろうか?
デュエル・マスターズの原作コミックが読めることはもちろん、9月に発売するゴッド・オブ・アビス第1弾「伝説の邪神」に関する情報も色々と掲載されている。ぜひとも手に取ってみて欲しい。
ジョー編のラストを飾る「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」は、ジョー編で登場した様々なコンセプトを強化した。
だがそんな中で、どんなコンセプトに用いればいいのかイマイチよくわからないカードも存在していた。
《そのウサギ、クセ者につき》。《幻緑の双月》と《薫風妖精コートニー》が合体したような能力を持つ上に、多色クリーチャーの上にNEO進化させるとバトルゾーンの文明の分だけ強化されるようにもなる。
要するに一見それぞれがかみ合わない3つの側面を併せ持つこのカード。はたしてどのようなデッキで使うべきか。
ここで私が思いついたのは、もう一つの「ウサギ団」の存在についてだった。
《レアカードハンター ウサギ団/ラビットハンド》。マナゾーンに五文明がすべて揃っていればタダで出せる能力を持っているが、思えばこれも使い方が難しいカードであった。
だが、同じく「ウサギ団」をモチーフにしているというだけでなく、マナゾーンの染色が可能な《そのウサギ、クセ者につき》の登場……これはすなわち、「ウサギ団」デッキの完成を意味しているのではないか?
そう、一見意味不明な《そのウサギ、クセ者につき》の能力は、「『ウサギ団』デッキを組め」というウィザーズからのメッセージだったのだ。
では仮に《そのウサギ、クセ者につき》と《レアカードハンター ウサギ団/ラビットハンド》を4枚ずつ2スロット積んだデッキを組むとして、そのデッキは残りの8スロットにどういった性質のカードを搭載していると推測されるだろうか?
これについては、2種の「ウサギ団」カードがどちらも多色クリーチャーからのNEO進化能力を持っていることからして、まずそのデッキは「多色クリーチャーをたくさん出す」性質を持つと言うことができる。
また、「多色クリーチャーをたくさん出す」ことに《レアカードハンター ウサギ団/ラビットハンド》のG・ゼロ条件をかけ合わせれば、「《そのウサギ、クセ者につき》によって、あるいはよらずに、五文明をマナゾーンに揃える」デッキであることも自ずと導かれる。
「多色クリーチャーをたくさん出す」「五文明をマナゾーンに揃える」……ここから導き出される答えは何か?
五文明アグロを組めばいいのでは???🤔🤔🤔
《一面 エニク=アーク》は、マナゾーンに五文明が揃っていれば自軍全体に「スピードアタッカー」を付与できる。これにより、大量に並べた多色クリーチャーによる一斉突撃が可能となるのだ。
コンセプトは決まったので、残る課題は「どんな多色クリーチャーを並べるか」と「マナゾーンに五文明を揃える方法」の2つだ。
まずは「どんな多色クリーチャーを並べるか」についてだが、《熱湯グレンニャー》や《U・S・A・NNYAA》は手札の総量を減らさない《一面 エニク=アーク》への「革命チェンジ」素材でありながら、多色クリーチャーとして《そのウサギ、クセ者につき》《レアカードハンター ウサギ団/ラビットハンド》の進化元にもなれるので、このコンセプトにうってつけだ。
続いて「マナゾーンに五文明を揃える方法」についてだが、《Volzeos-Balamord》や《新世界秩序》のパーツは一度に三文明を揃えながらもアンタップインが可能なので、多色カードが多いこのデッキにおいて潤滑油となってくれる。
また、早い段階で多くの文明をマナゾーンに揃えるというデッキの性質から、《月光電人オボロカゲロウ》は一度に大量の手札を交換できるようになる。これさえあれば4枚しかない《一面 エニク=アーク》や《レアカードハンター ウサギ団/ラビットハンド》も安定して探し当てることが可能だろう。
《月光電人オボロカゲロウ》はラストターンに出すことが多いので、《天災超邪 クロスファイア 2nd》と《”轟轟轟”ブランド》を1枚ずつ入れておけば、追加打点として機能するはずだ。
というわけで、できあがったのがこちらの「レインボー・ウサギ団」だ!
『レインボー・ウサギ団』
4 | 《月光電人オボロカゲロウ》 | 4 | 《タイム1 ドレミ》 | 4 | 《熱湯グレンニャー》 | 4 | 《U・S・A・NNYAA》 | 4 | 《そのウサギ、クセ者につき》 | 4 | 《レアカードハンター ウサギ団/ラビットハンド》 | 4 | 《一面 エニク=アーク》 | 4 | 《新世界王の創造》 | 3 | 《新世界王の闘気》 | 3 | 《新世界王の破壊》 | 1 | 《天災超邪 クロスファイア 2nd》 | 1 | 《”轟轟轟”ブランド》 |
まつがん「知ってましたか?ウサギ団のぴょんこ姫の声優ってかの有名な釘宮理恵さんなんですよ……ふふふ、良いですよね……くぎゅううう……」
デッドマン「あ、なんだかやばい気配!もしもし、おまわりさーん!!!」
まつがん「甘いぞ!そう何度も同じ手を食らうか!!」
デッドマン「いや、まだだ!ぴょんこ姫の危機には、あの男が駆けつける!!」
まつがん「ぐわああああああ!!!!(0マナで連打されて死亡)」
デッドマン「悪は消え去った……」
ではまた次回!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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