【角満のエルデンリングプレイ日記60】ラダーン将軍、相まみえる!

祭りの時!!

 ケイリッド攻略の終着点として到達したのが、前回の記事でも紹介した“赤獅子城”

 ぽつぽつと敵はいるものの皆どこか上の空で、心ここにあらずの状態で生きているような印象を受けた。

 赤獅子城を包み込む、なんとも表現しようのない異様な雰囲気……。いくらがんばっても、最終的にはワンマン社長が現れてテーブルをひっくり返し、それまでの苦労や努力もすべて水泡に帰してしまうような……。そんな気配に満ちている気がする。

 ……これ、いまふと思いついて書いた例えなんだけど、冷静になったいま読んでみても、

 「じつに言い得て妙だったな!!!ww」

 と思ったねw 要するに、このワンマン社長にあたる怪物がこの城の最奥に控えている……ってことだ。

 そこに通じる、最後の安全地帯--。

 見ると、どこかで見たことがある人物(?)がそこかしこでたたずんでいる。

 たとえば……!

 おお! あんたは半狼のブライヴ!!! この『エルデンリング』の世界において、意思の疎通ができる数少ない戦士のひとり!!w

 ひさしぶりに会ったブライヴは、この赤獅子城で起こる出来事について↓こんな説明をしてくれた。

 「かつてもっとも強かったデミゴッド、ラダーンに挑む祭りだ」

 か、かつてもっとも強かったデミゴッド……ってことは、あの接ぎ木のゴドリックとかをも上回る豪傑が、この先で待っているってことか((゚Д゚;))

 「うーむ……! これはとんでもねぇところに来てしまったみたいだぞ……((゚Д゚;))」

 にわかに震えながら、もうひとりの昔馴染みに話し掛けた。

 鉄拳のアレキサンダーいたぁぁぁぁあああ!!!ww そう言えばアレキサンダーって、ラダーンと拳を交えることを目標にしていたんだっけなーーーww

 それもあってか、アレキサンダーは気合十分である。

 「鉄拳アレキサンダー、決して臆さず、勇ましく戦い抜くと誓おう」

 だって。バトルの形式はこの時点ではわからなかったけど、もしかしたらブライヴやアレキサンダーと共闘してラダーンに挑むのかなぁ……と、このときおぼろげながら予感したのであった。

 そして……!

 「死の時間だ」

 というなんとも不吉なメッセージに見送られながら、ラダーン祭りの主宰に話し掛ける。

 いつ挑んでも同じだろうから……つねに俺は、準備万端ってことだ!!! さあさあ、とっととラダーンの待つ場所まで飛ばしちゃってくれや!!!

 衰えぬ戦意、狂暴なまでの闘志--!

 見ると画面では、ラダーン将軍のデモ映像が……!

 うおおおおお……!! ゴドリックやレナラとも圧倒的に異なる、“武”のカタマリのような異形の存在……!! あ、あれが“星砕きのラダーン”かッッ!!!

 俺が映像を見終わるのを待っていたかのように、主催者が鬨の声を上げた。

 「戦祭りじゃ! ラダーン祭りじゃ!!」

 それに、覚えたばかりのボディーアクション、

 「おーおーおーッッッ!!!」

 で応じる俺。

 よし……! これで祭り前の儀式はすべて終わった。あとはラダーンの元に飛ばされ、血で血を洗う激闘を演じるだけだよなッ!!!

 ……と思ったのも束の間のこと。

 「うおおおおおおお!!!!!」

 咆哮を轟かせる俺に主催者の男は……w

 「あ。この先の教会から、砦の下の階段に向かってね^^;

 ……って、話の腰を折るなぁぁあああ!!!www

 ちょっと機先を制されてしまったが(苦笑)、ラダーン祭り、いよいよ開幕である!!

 続く!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/

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