【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第848回 “究極の和の別荘”を目指して(1)

まずは……虫取りからw

 この別荘の話、ホントは2ヵ月くらい前に書くつもりだったんだけどね。

 「よし! 明日はこの別荘の話を書きますかね!!」

 なんて思ったとたんにメープルの引っ越し騒動が起こり、それにまつわる離島ツアーなんかも書いているうちに……1ヵ月ほどの時が過ぎてしまった。

 でも、そのネタがようやく落ち着いてきた6月半ばごろに、

 「はあww やっとこの別荘のことが書けるぞwww 明日のネタは、もうコレで決定ね!!www」

 と決意しながらリゾート島に行ったら……!

 ミッチェルがいたという……(((( ;゚Д゚)))

 「ぬおおおおお!!!! 念願のドラフト1位と出会ったぁぁぁあああ!!! こここ、これは速攻で別荘を作らないとッ!!! そしたら間髪入れずに記事にしていかないとね!!!!

 ってことになって、もともと書こうと思っていた別荘ネタは時空の彼方に消し飛んだ。

 その後も、アポロのリストラ話やメープルとの恋物語を綴っているうちに月日は流れ、いつの間にか7月も半ばに……(((( ;゚Д゚)))

 件の別荘に関する記憶も俺の中で薄れ始め、完全に“なかったこと”になりそうだった7月13日……!

 「さてさて^^ つぎはどのお話を書こうかなー^^ ちょっとネタが溜まってきちゃったから、急がないとね^^」

 ニコニコとかわいく微笑みながら、ひさしぶりにスクショリストを精査していたところ……!

 「……あれ?? なんか5月の初旬に別荘を作っているんだけど、これって……なんだっけ???((゚Д゚;))

 記憶が消える瀬戸際で、その別荘の存在に気付いた!!!www

 ホラ、こういうことって、現実世界でもよくあるでしょう。

 仲間数人とレストランに昼飯を食いに行き、

 「俺、デミハンバーグセットとドリンクバー! ご飯大盛りで!」

 「私は……豆腐サラダとスープバー。あと、ドリンクバーもお願いします」

 「じゃあボクは……このトンカツ御膳で。ドリンクバーはいらないかな」

 と矢継ぎ早に注文。十数分後に、

 「デミハンバーグセットと、豆腐サラダでぇす」

 仲間には注文の品が届いたので、「お先にどうぞ~^^」と笑顔の促し。

 「ボクが頼んだの、トンカツだからね。揚げるのに時間がかかるのんだよね^^;

 誰にも聞かれていないのにそんな言い訳を始めてから……さらに20分

 「ご馳走様でした~~~ww さ、コーヒー飲もw」

 「おいしかった~~~。……って、大塚さんの、遅いですね^^; トンカツだからですかね^^;」

 同僚の食事が終わり、数回のドリンクバーのお代わりを見届けるも、それでも俺のトンカツはやって来ない……。その間、俺はテレ隠しの意味も含めて水のお代わりで場をつなぐしかなく、すでに腹は水風船もかくやというほどパンパンの状態。こうなると、「ドリンクバーはいいかな^^」という判断すら失敗だったように思えてくる。

 さらに10分……。

 「ちと、仕事あるので先に編集部戻るわ^^;」

 「私も……打ち合わせの準備しなくちゃ^^; スミマセン^^;」

 同僚は憐れみながら俺を置いて去っていくも、オーダーを忘れられた俺の元にトンカツ御膳がやって来ることはない。ここまで来ると、

 「あの~……。ボクのトンカツ御膳、まだ来ないんですが……」

 と言うのも癪というか恥ずかしいので、さらに待つこと10数分。店に入ってから1時間が経過しようとしていたそのときに……!

 「たいへんお待たせしました~ww トンカツ御膳でございま~すwww

 って、完全に忘れていただろ!!!ww ……って、俺は何を書いているのでしょうか。

 そうそう、こういったオーダー忘れや後回し案件って、現実世界でも頻繁に起こりうるよな……ってことを書きたかったのです。我ながら、まさかあの日のトンカツ御膳の呪い(実話かよ)について事細かに書くことになるとは思わなかった。

 おかげで、今日書こうと思っていた文字数はほぼ使い切ってしまったので、あとはサラリと^^; こういうのを、本末転倒って言うんだけどねwww

 そう、5月に作った別荘をお見せしたいのよ。

 振り返ってみるとこのころ、俺がハマっていたのが……!

 虫取り!! からの~……!

 別荘にバラ撒き!!!

 という、虫が大嫌いなたっちー先生あたりが見たら、

 「おう。ウチの庭に虫を放つとは、どういう嫌がらせやねん。三代にわたって呪うで……!!

 こう言われかねない行為であろう。

 しかし、俺は基本的に虫は大好きなので、

 つぎの別荘の庭に放つために、毎日コツコツとチョウチョやらバッタやらを捕獲して持ち歩いていたww よって、

 リゾート島のビーチで見つけたクロベエが、

 “忍者でも武士のように”

 という、和がテーマの別荘建築を提案してきてくれたときに、

 「渡りに船や!!!」

 と思ったね。だって、なんとなく……。

 虫って、和風テイストのほうが似合うと思っていたからw わーいわーいww チョウチョやカメムシ、カミキリムシがさんざめく“虫の庭”ができたぞーwww

 てなわけで次回から、クロベエさんご所望の“忍者屋敷”を作って参ります!!

 続く。

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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