【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第836回 ミッチェルと、月に向かって(2)

こ、この別荘は……><

 プレイ3年目の俺から見たら、そのどうぶつは、

 “最後のドラフト1位どうぶつ”

 “隠れていた天才”

 “真のラスボス”

 などなど、どんな形容を付けても足りないくらい圧倒的な存在感を放っていた。そういう意味では、そのどうぶつにもっともピッタリな二つ名は、

 “あつ森界のリーサルウェポン”

 こういうものになるのかもしれない。それくらい、緑色のぼんやりウサギ“ミッチェル”のルックスは際立っている。

 って、このスクショ、何度か使用しているけど見るたびに毎回、

 「……そのミッチェルを置き去りにするくらい、隣のウズメから目が離せなくなるんだが((゚Д゚;))

 と震えてしまう(苦笑)。もしかすると俺、ウズメに惹かれ始めているのかもしれない。だってこの心境、恋の始まりに似ているんですもの……。

 って、ウズメのことはどうでもいいんだった。

 そんなリーサルウェポン・ミッチェルの別荘を前回から作り始めているんだけどさ。

 でも……。

 上のリンクからバックナンバーを読んでもらえればわかるんだけど……!

 ミッチェルが求める別荘のテーマ“月面までひとっとび!”は文字通り、“月面の世界を別荘内に構築する”ことがメインの目的になっていると思うのよ。

 しかし、用意されていた月面っぽいアイテム(スペースシャトルとか月面車とか隕石とかね)をテキトーに並べても……!

 混沌~~~~……ww

 な、ナニこれ……((゚Д゚;))

 宇宙をイメージした家具……という共通点があるはずなのに、ひたすら雑然として統一感もなく、粗大ゴミを収集しすぎて収拾が(シャレ)つかなくなったゴミ屋敷にしか見えないんだが((゚Д゚;))

 同じように、ただアイテムをバラ撒いただけの別荘だとメープルに作ってあげたそれが思い出されるのだが、それは……!

 クマのぬいぐるみをいろいろなサイズで集め、さらに1体1体丁寧にリメイクしてデザインをバラけさせたので、仕切りやパーテーションを用いないシンプルな造りながらも、“カオスな中にも秩序がある”というすばらしい仕上がりになったのだ(自画自賛だが)。

 ミッチェルの別荘も同じような条件だったので、

 「メープル邸みたいにできるかなぁ~^^」

 と当初は楽観視していたんだけど……何をどう並べようともゴミ屋敷から脱却することができず、完全にお手上げ状態になってしまったのだ。

 でも、そんなとき……!

 俺は最近使った“あるアプリ”のことを思い出した。

 リゾート島に行かなくてもお部屋のデザインをスケッチすることができ、必要とあらば瞬時に呼び出して作業に反映させられるという神アプリ……!!

 「そうだ! “ルームスケッチ”があった!! 以前、ちょっと秘密基地っぽいレイアウトを作って保存してあったんだよな! あれだったら宇宙船っぽいし、ミッチェル邸のベースにできるのでは……!!?」

 そう! 俺が思い出したのはルームスケッチ!!

 2ヵ月ほど前に作ったあのレイアウトを、ここで呼び出せば……!!

 !!!! ホラホラ!!!ww なんかそれっぽくね!?ww

 まあ、

 「コレが月面に見えるのか??」

 と問われれば瞬時に、

 「いえ、1ミリも見えません」

 と答えるしかないんだけど(苦笑)、“月面探索に向かう機内の様子”って考えれば……ミッチェルの要望に応えられていると言えなくもない気がしないでもない!!?w

 ていうか、すでに月面作りに嫌気がさしてきていた俺には、このレイアウトを活用するしか道は残されていなかった。なので躊躇なく、ルームスケッチの“再現する”ボタンを押して……!

 チャッチャカチャッチャッ!!!www

 どこからか妖精さんが出てきて、俺のスケッチを一生懸命、ミッチェル邸に反映してくれた結果……!!!

 ずーーーーーん……!!www

 ヤバwww マストアイテムとして絶対に置かなきゃいけない月と隕石の模型が邪魔すぎるwwwwww

 いやでも、そのまわりにも月面グッズをいくつか配置し、誤魔化すために部屋の電気を消したら雰囲気が出るような気も……w ていうか、ここまで完成しているものに手を入れてデザイン変更をするくらいならイチから作ったほうが絶対に楽なので(苦笑)、俺に残されている道はそれくらいしかなかったのだよ^^;

 そこで、宇宙飛行士のオブジェや人工衛星を追加で配置し、部屋の電気を落としたところ……!!

 あ!!!ww めちゃくちゃ宇宙船の中っぽくなったじゃん!!!ww

 もちろん俺は一度も、宇宙船の中に入ったことはない。なのでイメージでしかないんだけど……これなら月も隕石も、そんなに浮いてないよねえ?? ……いや、物理的にはプカプカと浮いてるんだけど、そもそもこの照度だと隕石はほぼ見えないので、置いてないのも同じ!!!w

 ってことで、俺は十分に満足することができたので(ホントかよ)、この状態でミッチェルに納品だ!!w

 内見会の様子は……!

 お……?? 思っていた以上に、ステキな空間になっているんじゃね??w 月のオブジェもなんとなく、宇宙船に浮力を与えている飛行石に見えなくもないし……w

 クライアントのミッチェルも、

 「わぁ~~~^^ ステキな部屋だなぁ~~~^^」

 って顔しているし(どこがだ)、もうここは、これにて現場解散や!!!ww

 ということで、あつ森界のリーサルウェポンに対して行った作業とは思えないほどテキトーで投げやりなものになっちゃったけど……その別荘が気に入らなかったら、ルナステラ島に引っ越してくるしかないよ!!!ww ミッチェル君、よろしくね!!!www

 続くw

1年前の今日は?

 せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!

 ちょうど1年前、2021年7月4日の様子は↓こちらです。

 7月4日は、アポロの誕生日なのだ!

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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