第167回 「レグルス」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“レグルス”を大紹介!!
パズドラが晴れて10周年を迎えた2022年は、永遠に語られるであろう“記念イヤー”となる。
そこでこの連載でも、パズドラの黎明期を彩ってくれた懐かしの名優たちをあえてピックアップして紹介しており、前回までモンスターナンバー200台前半に君臨する“天空龍シリーズ”を解説してきた。
それがひと段落したので先週から……新たなシリーズ!!
しかも、パズドラ史に燦然と輝く“テクニカルダンジョンの導入”とともに現れた“機械龍シリーズ”を赤裸々に紹介していきたいと思っております!!
前回の“カノープス”のときにも書いたけど、この機械龍シリーズは現在のパズドラで主流となっている“テクニカルダンジョン”が初めて実装された記念すべきダンジョンであった。
これにより敵モンスターのダンジョン内での行動が多彩になり、一気にパズドラは新時代へと舵を切っていくことになるのである。
そんな機械龍シリーズの第2弾“皇たる機械龍”が登場したのは2012年9月3日。
この日から2週間、中級と上級はノーマルダンジョン、超級と地獄級は高難度なテクニカルダンジョンという2本立てでスペシャルダンジョンを賑わしてくれたのだ。
皇たる機械龍の最奥に控えていたのは、光属性の“皇爪機龍・レグルス”。
木属性のカノープスと同様、レグルスも夜空に輝く1等星が元ネタで、しし座でもっとも明るいα星が該当する。
とはいえ、21個ある1等星の中ではいちばん暗い星なので、意識して見ないとなかなか判別できないかもしれないけど^^;
“レグルス”とはラテン語で“小さな王”という意味。
獅子の星座に王を冠する星があるというのも、なんだかじつに趣深いではないか。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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