【角満のエルデンリングプレイ日記26】老勇者、さまよい始める

えーっと、つぎはどこに……

 モーン城ですべての事象に決着をつけたので(イレーナ忘れてるけど)、

 ひさしぶりに別の場所を徘徊してみようと思った。

 ちなみに、モーン城における最大の収穫は、ボスの獅子の混種を倒して手に入れた特大剣“剣接ぎの大剣”と、↓こちらの、

 大剣にカテゴライズされる“クレイモア”だろうな!!

 ただ、このとき使っていた“君主軍の大剣”とさほど違いが見られなかったのと、近々にちょっと前に敵からブン獲った“三日月斧”をメイン武器にしたかったので、いまだにクレイモアは1回も使っていないんだけどね^^;

 モーン城を出た俺は、とりあえず霊馬にまたがって啜り泣きの半島の未走破地帯を走り回った。すると……!

 なんだここ……!

 “霊廟ヶ原”っていう地名からしてアヤシイし、何より……((゚Д゚;))

 ゴ~~~……ン……! ゴ~~~……ン……! 

 っていう、どこか荘厳な、それでいて妙に心を圧迫するデカい鐘の音が聞こえるんだけど……。不気味すぎて、残尿感がこみ上げてくるんですが……(((( ;゚Д゚)))

 訝しみながらも、音が徐々に大きくなってきた気がしたので、イヤホンから入ってくる鐘の音を頼りに音源に近づいていったらだなぁ……!!(((( ;゚Д゚)))

 ゴ~~~……ン……!

 ( ;゚Д゚)え……!

 ななな、なにあの、岩の上に巨大な建物が乗っかったカタマリは……!

 そのスケールに圧倒されて、しばしボーゼンと眺めていると……!

 ゴ~~~ン!! ゴ~~~ン!!!

 !!!?!? ううう、動いてる!!?

 ゴーーーーーンッ!!! ゴーーーーーンッ!!!

 ひぇぇぇぇえええ!!! なんじゃありゃぁぁぁあああ!!!((゚Д゚;))

 あれがいわゆる“霊廟”で、じつはわりと簡単な方法で中に入ることができるんだけど、初めて遭遇したときの俺はそんなこと知らない。よって、

 「あ、あれは……関わっちゃいけないヤツや。わかってんねん。ちってんねん(((( ;゚Д゚)))

 早々に尻尾を巻いて、そそくさと霊廟ヶ原を後にしたのだった(苦笑)。俺が霊廟の秘密を知り、その中に入るのは……それから1週間くらい後の話になるのでありました^^;

 とはいえ、どこかでチョコンと躓くことがあっても、この『エルデンリング』の世界では“些末なこと”と言っていいかもしれない。

 なぜなら……冒険しなければならない謎に満ちた大地は、どこまでもどこまでも続いているから……!!!

 霊廟ヶ原を出てすぐのところにも、未走破の廃墟や建物がたくさんある。

 たとえば……!

 「今度は、“魔女封じの廃墟”か……! ここもまた……じつに油断ならない空気に満ちているな(((( ;゚Д゚)))」

 さらに……!

 「“舞い戻りの塔”って……俺、どこかから舞い戻ったのだろうか……??

 こんな場所も。

 どれもこれも危険な匂いが充満していたので、すべてすっ飛ばして平和な祝福に戻りたかったんだけど、さすがに片っ端から拒否していたのでは話が進まないと思って、この舞い戻りの塔の中を散策してみることにしたのである。

 すると……!

 「あ!! 宝箱だ!!ww わーいわーいww 散策して正解だったわぁ^^^

 すぐに宝箱を見つけて、何の危機感もなく開けようとしたのよ。

 その宝箱のまわりに……妙にたくさんのメッセージが書かれていたことを不思議に思いながら、な……w

 そそそ、そしたら……(((( ;゚Д゚)))

 案の定!!!www

 ぼわんwwww 

 !!?!?! ててて、転送罠やん!!! この足元のメッセージ、読んだらきっと、

 「罠!!」

 「この先、罠があるぞ!」

 と、罠があることを教えてくれてたんやぁぁぁあああ!!!

 しかも、この転送罠で飛ばされた先ってのがだなぁ……!

 え……? おおお、王都ローデイルって……どこでいる??

 驚き戸惑いながらワールドマップを見てみたらだなぁ……!

 !!?!?!?? こここ、ここどこぉ!!!?(゚Д゚;≡;゚Д゚) 未走破すぎて、現在地のまわりに何も映っていないんですがぁぁぁあああ!!!><

 どうやらいきなり、ゲームの中盤から終盤に訪れるような場所にすっ飛ばされてしまったようである……。とはいえ当然、飛ばされたなりの意味や意義もあるんだろうから、この祝福を中心にまわりを探ってみたいんだけど……!

 なんですぐに、こんなん出るねん……(絶望)。

 まさかあの転送罠は、序盤の戦士をこの巨人の元に飛ばして、二度と立ち上がれないよう叩きのめす目的で設置されていたのかね……!

 しかしだからと言って、

 「ハイ、そうですか。まんまと心が折れました

 と、簡単に受け入れるわけにはいかない。

 だって俺は……勇者なのだから!! こんな巨人で躓いているようでは、エルデの王になんてなれないのだからッ!!!

 「うおおおおおおおおおッ!!!!」

 巨人のスローモーな攻撃をかいくぐりながら、ステップとローリングを駆使して立ち回っていると……!!!

 「あれ???」

 こ、このカメラアングルは……なんだよwwww まるで、どっかから落ちていくような…………って!!!!

 ぴゅ~~~るるるぅぅぅぅ……www

 「YOU DIEDwwww」

 また落下死かよぉぉぉおおおお!!!!!(怒)

 この無様な死を受けて俺は内地に舞い戻り、

 レベルアップと武器の切り替えを実施したww もうちょっと強い武器を装備していたら、きっとこの巨人にも勝てたのに……と思いながらな。

 そして、念願の……!

 三日月斧、ついに装備!!!

 これがまた、リーチがべらぼうに長いわりに軽く振り回すことができて、

 じつに俺に合っている!! しばらくはこいつをメインに、

 あらゆるダンジョンを突破してやるぜ!!!

 続く!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/

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