コンパクトでいいお城w
ここまで、城に入る前だけで3回くらい記事を消費し、
「い、いったいこのモーン城とは……どれだけ巨大で難攻不落な、南の要衝なのだろうか……!??(((( ;゚Д゚)))」
と、読者の皆様をさんざんあおってきた“モーン城編”ですがね。
前回、門番の巨人を撃破してようやく中に入ったんだけど……。
ぶっちゃけ、中に入ってからは早いですよ……。
たぶん今回と……つぎの1回で終了するのではなかろうか!!!ww
「オメーのペース配分はどうなってんねん!!!(# ゚Д゚)カーーー!」
と、怒りと戸惑いを覚えられる読者もおられるかと思うが、そうなっちゃうんだから仕方がない。そもそも、これほど茫漠な世界を冒険するゲームにあって、いまのハシビロコウのようなペースで書き続けると……たぶん、1年後でもラダーン戦のことすら書けていない気がするので(汗)、できるところからペースアップしていくしかないのだッ!!ww
というわけで、モーン城である。
積み上がった瓦礫の山と、そこら中に吊り下げられた何かの亡骸が世紀末的な雰囲気を醸している不気味な城……。
そこで、ゴミと死体をうずたかく積み上げた築山に火をつけ、まるで何かの儀式のように祈りと踊りを捧げている亡者たち……。もう、その前に立った瞬間に、
「か~えろ……。こんなヤベぇところにいたら、俺が呪われるわ……(((( ;゚Д゚)))」
冗談のつもりで踏み入った心霊スポットが想像以上にガチなところで、1秒たりともいたくないと思った16歳の夏--。そんな、忌まわしくも耐え難い空気が満ちていて、逆に、
「よくぞこれだけ、先に進むことをためらうエリアを作れるもんだなぁ……」
と、妙に感心しちまったわ(苦笑)。
しかも、出てくる敵も“いかにもメンドそう”というのが増えてきてだな……。
ついついそこら中で、
クラゲ~~~ん……ww
序盤の救世主・霊クラゲ君を放つことにwww
いま思えば、このカボチャ頭(なんて名前なのかわからんw)くらい霊クラゲ君の力を借りなくても問題なかったんだけど、
「使えるものは、何でも使う」
をモットーに冒険しているので、
クラゲゲ~~~ん……www
遺灰の召喚ポイントに入ったら、迷うことなくクラゲを解き放つようにしていたのだww
でも、道中のザコはそれでどうにかなったんだけど、“いかにもフロムゲー”な仕掛けが随所に見られて、そこは実力でどうにかするしかなかったよ。
その象徴的なシーンが↓こちら。
デタッ!!! 足をちょっとでも踏み外したら最後、余裕で、
「YOU DIEDwwww」
を拝むことになる高所の平均台スポット!!! 宮崎さんがディレクターを務めるゲームって、ホントにコレ好きだよねぇぇぇええ!!!www
ちなみに、モーン城は序盤のエリアということもあってか着地点が見やすく、落下することはなかったんだけどさ。
これ、平均台と合わせてバッサバッサとトリ系の怪物が襲いくる場所だったりすると、目も当てられないことになるのよ……。というのも、敵が出るとついつい条件反射でR3のロックオンボタンを押してしまい、するとカメラは敵を中心にグルグルと動くことになるので、
「え。あ、あれ!? い、いま俺!!!(( ;゚Д゚)) どどど、どっちを向いてッ!!! って、違う違う!!! そっちに進むな!! 逆ぎゃくッッぎゃああああぁぁぁぁぁ…………」
自分がどの方向を向いているのかさっぱりわからなくなり、速攻で足を踏み外して下に落下……w これで何度、
「YOU DIEDwwww」
の憂き目を見たことか……(# ゚Д゚)
でも、モーン城ではそういう悲劇もなく、順調にアイテムも回収して、
気付けば↓こんな場所に……。
群れるクラゲ君を見て、
「……あれをすべて取っ捕まえて遺灰にできたら、無敵の霊クラゲ軍団が作れるなぁ……w」
なんてことを考えながらカメラを動かすと……!
あ!!!! その先にボスがいることを示す悪夢の霧がある!!!
そう、城に入るまでに記事を何度も更新したくせに、中に入ったら一瞬で、ボスの場所まで来ちまったよ……w
というわけで次回、モーン城のヌシと激突!!!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/
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