この巨人、怖かったなぁ……
「モーン城の話を書く!!!」
と前々回の記事で宣言していながら……!
いまだその門前にすらたどり着くことができず、夜の騎士から逃れたと思ったら“死の鳥”なる巨大な鶏ガラに襲われて三途の川を渡ることになった……ってことしか、前回の記事では書けなかった!!ww
これだから、『エルデンリング』は恐ろしいのだ。
俺のリアルタイムの進行は、レベル131で、ストーリー的にも最終盤……って感じになってきているので(終盤じゃなかったらどうしよう……w)、こういった過去の出来事を記事にする際は膨大なスクショリストだけが頼りとなる。
となれば、今回はあらかじめ「モーン城での出来事を書く!!」と決めて掛かっていたので、その前に遭遇した事象などすっ飛ばしてピンポイントで要点だけを書けばいいものの……そうはさせじと、あまたのスクショが俺に訴えかけてくるんだよ……!!><
「あ!! そこに行く前に、コレがあったでしょうが!!」
「こいつのことも書かないとダメダメ!!!」
「ドラマチックだったあのことを、忘れたとは言わさないよ!!><」
なんてね……!!
なのでどうしても進行が牛歩となり、さらに言えばこういう余計な前フリも書いているために、どんどん1回の日記で書くことが制限されてくるという……ww
でも、今回は吹っ切るぞ。
まだまだ記しておきたいことは山ほどあるんだけど、いい加減……!!
「今日こそ、モーン城の中に入る!!!www」
って、まだそこかよ!!!!
と、自分で自分に突っ込んでおきます^^;
でもとりあえず、前回出てきた死の鳥は俺を恐れたのかどっかに飛んでいったようなので(※夜にしか出ないということを後で知るw)、ちょっと余裕をもって付近を探索。すると、
おお!! 地図や!!! これが出るのを待っていた!!!
ぶっちゃけ、『エルデンリング』で手に入るアイテムの中で、“見つけてうれしいものアンケート”を取ったら間違いなく、
1位 地図
~永遠に越えられない壁~
2位 なんらかの武器
↑こうなると思うんだよね。
地図を手に入れられない限り、どんなにそのエリアの深部まで進んでも暗中模索の状態が続く。「これが正しいルートなんだろうか……?」という不安がつねに付きまとうのはもちろん、最終的には致命的な取りこぼしにもつながりかねないので、まわりの状況が一目瞭然となる地図の入手は、
「『エルデンリング』の冒険で、イの一番にやること!!」
と、連載23回目にして強く申しておこうと思います^^;
地図を手に入れたことで、いま自分がいる“啜り泣きの半島”の位置関係と大地の様子がよくわかるようになった。
半島の突端にあるのが目的のモーン城で、その道中に死の鳥が出た遺跡後や、東側には毒の沼のようなものも確認できる。
とはいえ、さすがお城のおひざ元ということもあってか立派な街道が半島の先まで続いているようなので、素直に道なりに進んでみよう。たまにはこういった、平和で牧歌的な街道巡りのような旅もいいもんですからなあ^^
なんて、『エルデンリング』を始めてから初とも言える笑顔を浮かべて、街道を南に下ろうとした。
と、ところが……((゚Д゚;))
俺がニコニコと笑っていられたのは……わずか3秒ほどだったか……((゚Д゚;))
ヒュ~~~るるぅぅぅ~~…………
「ん?? なんだこの……巨大な矢が飛んでくるかのような風切り……」
そこまでつぶやいたときだった!!!!
ズドドドンッッッ!!!!!
「!!!?!?!?!」
俺の真横の地面が突然爆ぜたかと思った瞬間、猛烈な土煙が……!!!
「え! えええ!?!」
何が起こったのかさっぱりわからないながらも、“何かに狙われている”ってことだけは確定として、とりあえず遠方が見渡せる高台まで駆けていった。その間も、
ヒュ~~~るるぅぅぅ~~…………
ズドドドンッッッ!!!!!
という、破滅的な轟音がまわりに轟いていたので、生きた心地がしなかったけど……。
そして、這う這うの体で高台に登り、何かが飛んで来ている方向に目を凝らしてみると……!
あの……白い竜巻のようなエフェクトが湧いているところ……!!! あそこに……!!!
!!!!! 巨大な弓を構えて、こっちを狙っているヤツがいる!!! この遠距離で見ても、弓矢のヌシがかなりの大物であることはわかった。たぶん……俺よりはデカいと思う!!!(当たり前だ)
意を決した俺は、物陰や高台を伝いながらジリジリと弓矢のヌシの近くまで接近していった。すると徐々に、その正体が見えてきて……!
やっぱり、巨大な土偶みたいな戦士が、この世のモノとは思えないほど大きな弓矢を構えようとしているよ……((゚Д゚;)) ど、どうやらあいつを倒さない限り、モーン城には入れないようだな……!!
そうと決まれば、いつまでもビビッて隠れているわけにはいかない。
高台から降りて大剣を構えた俺は、堂々と弓矢の巨人の前に立った。
こうなったら……やるかやられるかだ!!!
戦力的には相手に圧倒されていると思うけど、俺はこれでも、あのマルギットを倒してきた勇者なのである!!!><
「うおおおおお!!! やってやらぁぁぁああああ!!!」
悲痛なまでの、勝利への欲求……。
たとえあっさりと踏みつぶされてしまっても、打開できる何かをつかんで再戦に臨めればいいや……!!!
うりゃああああああ!!!!
ザクッ!!!
うまいこと足元に潜り込んで、燃え滾るアキレス腱あたりを攻撃できた!!! でも、かなり踏み込んでしまったので、きっとこのあとでプチっと踏まれて……!!!
ザクザクッッ!!!www
な、なんか、思っていた以上に攻撃が当たるぞ……。ていうか、この土偶戦士のHPが……!
ずーーーーんwwww
……ぜんぜんあっさり倒せるやないかぁぁぁあああい!!!(驚)
なんと、巨大な矢の攻撃をかいくぐることができれば、あとは足元でザックザックと斬り放題だったよ……w 『エルデンリング』って、たまにこういう見掛け倒しの敵がいるからたまらなく好きだわ……w
この巨人を倒した足元に誰かが残したメッセージがあったんだけど、そこにはひと言……w
「雑魚とはな……」
そう書かれていて、深く頷いてしまったわ……w
さて、これでようやくモーン城だ。
ここからはちょっとスピードアップして、中での出来事を綴りたいと思います!
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/
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