第157回 「ミスリル」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“ミスリル”を大紹介!!
2022年はパズドラ10周年イヤーということで、あえて昔からいるベテランモンスターにスポットを当てて解説を行っている。
その流れで、モンスターNo.700台にいるパズドラ黎明期の名優たちをピックアップしているわけだけど……!
前回に引き続いて今回も、知る人ぞ知る“魔石龍シリーズ”からご登場願おう!!
本日ご紹介いたしますのは、モンスターNo.738!!
魔石龍シリーズの水属性枠を担う“ミスリル”であります!!
魔石龍シリーズが実装されたのは、いまから9年前の2013年7月22日のこと。
テクニカルダンジョンに“魔石龍の大洞窟”の名で登場し、各ダンジョンのボスに伝説の魔石龍たちが鎮座していたのだ。
魔石龍にラインナップされているモンスターは、火属性がヒヒイロカネ、水属性がミスリル、木属性がアダマント、光属性がオリハルコンで、闇属性がダマスカス。
いずれも、有名な伝承や文献、小説などに登場する伝説的な金属のことで、「あ! それ聞いたことある!」とピンと来た人も多いのではなかろうか。
この魔石龍シリーズの中でも、オリハルコンと並んでもっともメジャーなのが、今回紹介するミスリルなんじゃないかと思う。
もともとは、あの『指輪物語』の作者として知られるトールキンの世界観に登場する架空の金属ことで、銀の輝きと鋼を超える強さを誇る貴重な物質……と定義されている。
その後、世界中の小説やゲームにおいて“希少で優秀な金属”の象徴的存在としてミスリル(とオリハルコン)は登場することになるのだが、パズドラの場合はあくまでも生き物なので、物質として扱っている(いた)それらのコンテンツとはちょっと立ち位置が違うかもしれない。
いずれにしてもミスリルは、『指輪物語』が地球規模で愛されていることもあって、“もっともメジャーな伝説の物質”のひとつに数えられているのである。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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