第155回 「サタン」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“サタン”を大紹介!!
向こう1年間は“パズドラ10周年記念イヤー”となるので、昔懐かしの名モンスターたちをピックアップして解説しております。
さて今回は……!
……って、前回のインドラのときも同じようなことを書いたんだけど、わし、まだこのモンスターについて解説していなかったの??w
連載当初にツモって速攻で紹介したような気になっていたんだけど……。
それほどの存在感がありながらも、ナゼかここまで筆者の目をかいくぐり続けたモンスターとは……!
モンスターナンバー“646”!!
パズドラ初期の降臨モンスターの中でもとくに思い入れが強い人も多いであろう、あの……!!
“サタン”
を解説しようと思います!!
サタンが初めてパズドラに現れたのは、いまから丸9年も前の2013年4月13日!!
降臨ダンジョンとしては、ヘラ降臨、勇者降臨、ゼウス降臨、女神降臨、大泥棒参上、ヘライース降臨……に続く7番目の登場でありました。
しかし、それまでの降臨ダンジョンは難度こそ高いものの、さほど極端な条件がついたものは存在しなかった。
そういう意味ではこのサタン降臨こそ、のちの降臨ダンジョンにさまざまな条件やギミックが付く試金石的なものだったのではなかろうか。
サタン降臨に付いていた特殊条件とは……ズバリ!!
“回復なし”!!
いまではたま~に見掛ける回復ドロップなしのダンジョンだけど、当時はコレが初めてのこと。傷ついても回復ドロップで癒すことができないため、プレイヤーはいかに傷を負わないか、そしてドロップに頼らない回復手段を用意するかで頭を悩ませることになったのである。
ただ、回復ドロップがいっさい落ちてこないので落ちコンになりやすく、筆者はその運だけでサタン降臨をクリアーした思い出がある^^;
そんなサタンとは、さまざまな神話や経典に出てくる“神の敵対者”で、悪を象徴する概念的な存在でもある。
アラビア語では“シャイターン”と読み、こちらもパズドラではおなじみのモンスターとして活躍している。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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