第150回 「ヴァンパイアロード」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
前回に続き10周年記念で“ヴァンパイアロード”を大紹介!!
2022年2月20日……!
ついに『パズル&ドラゴンズ』が、サービス開始10周年を迎えました~~~~!!!
これ、何がスゴイかって、10年間もサービスが継続していることもさることながら、毎日何十本、何百本という新規のゲームアプリがリリースされる厳しい世界にあって、つねにトップランナーとして駆け抜けてきているってこと!!
ちょっとでも売上に翳りが見えようものなら淘汰されてしまう……という問答無用のアプリ業界で、これほどの長い期間、飽きられることなく先頭集団で居続けられる凄まじさよ……!!
筆者は、ほぼ丸10年にわたって『パズドラ』を追い掛け続けている唯一無二と言っていい書き手だけど、いまも10年前と変わらないテンションで遊び続けられているという事実に直面して、驚くやら感動するやらで精神が忙しいことになっております^^;
というわけで!!
せっかくなのでこちらの連載でも、『パズドラ』を象徴するモンスターを2週にわたって紹介したいなと思う。
2週目となる今回は……!!
パズドラ黎明期における“最強の味方モンスター”と言えば、やはりコイツでしょ!!
誰もがこぞって作り、高難度ダンジョンに挑むときのリーダーにしていた……!!
“ヴァンパイアロード”
こちらを解説いたします!!!
ヴァンパイアロードはモンスターナンバー“111”からもわかる通り、10年前から活躍している古株中の古株モンスターである。
じつは、パズドラ史において最初に記される“流行ったパーティー”は、どんな歴史家が分析してもヴァンパイアロードをリーダーにした“闇パ”となるので(断言)、このモンスターが果たした役割はとてつもなく大きいのだ。
筆者がパズドラを始めたのは2012年4月と2ヵ月遅れだったこともあり、まわりにはたくさんの先輩プレイヤーが存在した。その誰もが、
「まずは、ヴァンパイアロードを作りましょう! 話はそれからです!!」
と、このモンスターを確保することを強く勧めてきたことを昨日のことのようによく覚えている。でも、そのころすでに“木属性特化”でプレイしていくことを決めてしまっていたので、筆者がヴァンパイアロードを使ってダンジョン攻略したことはほとんどなかった。
もしもそんな取り決めがなかったら、喜んでこのモンスターに傾倒していたと思うよ^^;
当時、ヴァンパイアロードが流行った大きな理由のひとつに“育てやすかった”ことが挙げられる。というのも、このころは合成したときに大量の経験値が得られるのがメタドラしかいなかったので、経験値を余すところなく得られる闇属性のモンスターにスポットが当たりがちだったのだ。
“闇属性の攻撃力が2倍”という性能も破格(いまでは信じられないけどw)であったため、誰も彼もが闇パを作って遊んでいたんだよねー!
その後も、ヴァンパイアは人気モンスターとしてさまざまな進化を遂げ、いまでもバリバリの現役として活躍している。
せっかくなのでこの10周年を機に、ふたたびトップクラスの性能を纏ってくれないかなぁ……と考えるオールドファンは、筆者だけではないだろう。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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