第146回 「ヘルメス」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“西洋神シリーズ”から “ヘルメス”を大紹介!!
パズドラにとっては特別な意味を持つ2022年が始まっている。
何が特別なのかと言えば……もちろん!!
まもなくやってくる2022年2月20日をもって、我らがパズドラがサービス開始10周年を迎えるから!!!
うおおおお!! これはすげぇぇえええ!!!
というわけでこちらの連載では、昨年末あたりからパズドラ黎明期から活躍する懐かしのベテランモンスターの解説を行っている。2022年もその流れをキチンと汲みまして、モンスターナンバーの若いもの(1000以下くらい)を中心にアレコレと綴っていきたいと考えております。
さて、今回ピックアップするのは……!
モンスターナンバー、堂々の“569”!!
数いる神シリーズの中でも草分け的な存在である“西洋神”の第2弾としてラインナップされ、導入当時は超話題になった……“ヘルメス”を紹介いたしましょう!!
ヘルメスが実装されたのは、いまからちょうど9年前(!)の2013年2月13日。
パズドラがサービスイン1周年を迎えるのとほぼ同じタイミングで、大人気の西洋神シリーズの新鋭として登場したのである。
ちなみに、同期の西洋神シリーズ第2弾モンスターは、火属性がアレス、木属性がアルテミス、光属性がアポロン、闇属性がペルセポネ。パズドラを長くプレイしている人だったら誰もがひと揃いは持っているであろう、おなじみ中のおなじみモンスターたちだ。
ヘルメスの実装当時のリーダースキルは、“水属性の攻撃力が2倍”。
進化させても“水属性のHPと攻撃力が2倍”という、いまではちょっと信じられないほどシンプルなものだった。
しかし、当時の環境においては十分に通用する性能で、水属性使いの人は率先して使っていた記憶もあるのではなかろうか。
ちなみに、上方修正がされた“現代の”ヘルメスは、“水属性の攻撃力が10倍。操作時間が5秒延長”というもの。
パズドラが時代に合わせて、初期のモンスターも捨てずに調整を続けてくれていることがよくわかる。
ちなみにヘルメスは、ギリシア神話に登場する商業の神様。
“神々の使者”として知られ、“タラリア”という黄金のサンダルを駆使してさまざまな神話の中で活躍している。
手にする杖(ケーリュケイオン)や武器の鎌(ハルパー)も中二心をくすぐるアイテムで、青年神としての姿もイカすことから、数いるギリシア神話の神々の中でも格別の人気を誇っている。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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