【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第633回 真冬のサソリ捕獲大作戦!(2)

季節を割り出せ!

 前回の日記で、俺が執拗なまでにかっぺいのボートツアーにくり出す最大の理由に、

 「暑い季節の島に連れていってもらって、今シーズンも獲り漏らしてしまったサソリを2匹捕まえたい!!!><

 このような目標があったことをカミングアウトさせてもらった。

 そう……!

 レックスに昆虫模型を制作してもらうには同じ種類の虫が3匹必要だと言うのに……俺のサソリストックは1匹のみ!!>< さんざん自分の島で刺されて死んだ(!)ことがあると言うのに、キープしてあったの、1匹だけだったんだよーーー!!!><

 この惨状に至った理由は至極単純で、まず第一に、

・そもそもサソリは滅多に現れない

 ってことと、第二に、

・手練れのサソリは捕まえるのが難しい

 ↑これに尽きると思う。

 『あつ森』プレイヤーはナゼか、タランチュラとかサソリと言った、数少ない敵対関係にあるモンスター(虫だけど)を見ると瞬時に頭に血が上り、

 「!!!!! サササ、サソリッ!!!! や、やられる前にやらないとッ!!! むむむ、虫あみを振るってッ!!!!

 パニック状態で、サソリが前方10メートルのところで尻尾を振っているだけだってのに虫あみをブンブンブン……w 当然、空振りの虫あみは地面に叩きつけられて所有者(俺だけど)は数秒間フリーズし、その隙にサソリに懐に飛び込まれて……ッ!!!!

 ぶっちゅん!!!www

 必殺のスカーレットニードルがどてっ腹に食い込んで、あえなく昏倒した俺は救急搬送される……と。

 こんなことをくり返しているうちにサソリの季節は終わりを告げ(5月~10月だからな)、模型を作れるのは最短でも来年の5月……(((( ;゚Д゚)))

 こういうことになっていたのである。

 それが……!

 前回の記事にある通り、12月9日のこの日、俺は、

 竹の島に連れてきてもらった。

 この時点で、“サソリチャンス”が1ポイント上昇したと言っても過言ではない。その理由は、あとで詳しく書かせてもらうがね。

 竹の島に上陸した俺は、

 「まずは……生態調査だな!!」

 ってことで、釣り竿を準備した。

 なぜ釣りをするのかと言うと、ゲットした魚を図鑑で調べることで生息時期がわかるので、それだけでかなり季節が絞り込める……ってこと。もしもここでワカサギなんかが釣れたら明らかに冬の島なので、サソリは絶対に出現しない……と判定することができるというわけだ。

 さて、この島は……お!! 釣れた釣れた!!

 ドジョ~~~ん……w

 なんと!! ドジョウが釣れた!!!

 俺は虫も魚も図鑑はコンプリート済みなので、すべての生き物の生態を調べることができる。

 それによると……ドジョウは!!

・ドジョウ:生息時期 3月~5月

 ぬう……w い、いちばん微妙な魚だった……www

 前述の通り、サソリは5月~10月の生き物である。

 辛うじて、ドジョウとは5月がカブっているんだけど……なんて心許ない情報だろうwww これは、もうちょっと生態調査をしないと断定できねえな!!

 さらに、池の水面に何かがいたので捕まえてみたところ……!

 あ!! タガメが獲れた!!!

 タガメの生息時期は……!!

 4月~9月!!!ww これで、“3月の島ではない”ってことがわかったな!!!w

 続けて、俺は↓こんなものも発見する。

 あの、ヤシの木にとまっているデカいガは……間違いなくヨナグニサンだ!

 ヨナグニサンがいるってことは……! この島は!!!

 ……って、タガメと丸っきり同じ情報じゃねえかwww ぜんぜん絞れてねえwww

 この段階では4月なのか5月なのか決定することはできなかったんだけど、とりあえずサソリが出現しやすくなるように作業だけは進めることにした。

 具体的に何をするのかと言えば……!

 竹も、浜辺のヤシの木もすべて伐り倒し、切り株もスコップで掘り返して更地にしていったのである。

 この行為の目的はひとえに、

 切り株に発生する虫の出現を抑え込むためだ。

 というのも、島に湧く虫の上限は決まっているので、“出現場所を絞っていけば”そこに現れるはずの虫を封じることができる……というわけなのである。

 冒頭で“竹の島に来たことによりサソリ獲得の可能性が上がった”と書いたのは、そもそも竹の島はオブジェクト(花とか)が少ないので虫の種類が限定され、更地にしやすいので、サソリ発生の条件を作りやすい……と思ったからだ。

 そして、俺の執念はついに結実することになる。

 片っ端から木を伐り倒し、切り株をスコップで掘ろうと思って接近した……そのとき!! 切り株にたかっていた“ある虫”の姿を、俺は確認したのである。

 そこにいたのは……↓こちらであった!!w

 バイオリンムシ!!!w

 生息時期はちょっと変則な5月~6月、9月~11月となっているので……! 先のドジョウやタガメの生息時期と合わせて考えると……! この島の季節はッ!!!

 「よっしゃああああ!!! ここ、5月の島で確定や!!! ってことは……サソリがッ!!!!

 その刹那、足元から聞こえた、

 「カサカサカサカサカサカサカサカサッッ!!!」

 という、恐怖と興奮をない交ぜにしたあの音……!!

 見れば……なんとッ!!!

 「さささ、サソリいちゃぁぁぁあああ!!!!www」

 真冬のサソリ捕獲大作戦、ついに始まる--!w

 続く!

1年前の今日は?

 せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!

 ちょうど1年前、2020年12月13日の様子は↓こちらです。

 雪だるま制作が本格化しだした12月半ばの風景。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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