【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第515回 B級虫模型コレクション! セミのぬけがら、カ、ノミ、どれを模型にする?(1)

小さくて見えないのでは……

 ここのところ連日のようにお伝えしてきた“ジャスミン襲来譚”ですがね。

 書きたいネタはほかにもあるんだけど、さすがにぼちぼち別の方向に舵を切らないとこのプレイ日記自体が、

 “日刊ジャスミン通信”

 なんてことになりかねないので(苦笑)、通常運転に戻していこうと思います^^;

 さて。

 いち時期俺が、

 「レックスに、全80種の虫すべてを模型にしてもらう!! そのために虫を3匹ずつ捕獲して保存しておくのじゃ!!」

 という遠大な計画をブチ上げて昆虫採集に奔走していた……という話を書いていたことを、覚えておいでの方もいるかと思う。

 この計画のポイントは、カブトムシやクワガタのような“レアでかっこいい虫”だけではなく、リアル世界では害虫に区分されるような、“B級”の虫にもスポットを当てて模型にしてもらうことにある。それは、ムカデだろうがダンゴムシだろうがタランチュラだろうが分け隔てなく、とにかく、このゲームで“虫”に分類されるものはすべてターゲットにしていることが重要なのである。

 で。

 ジャスミンフィーバーとオリンピックフィーバーに湧いていた7月後半から8月初旬にかけても、俺は昆虫採集計画を忘れていなかった。

 つねに虫あみを携帯し、虫と見るや、

 「!!!! ここで会ったが百年目!!! きえええええッ!!!(フンガー)

 と居合の鋭さで捕獲に走っていたのだ。完全に、辻斬りの世界であった。

 でも、ここで問題となったのが“希少昆虫”たちの捕獲である。

 ……いや、捕まえるのがたいへんなヘラクレスオオカブトとかオウゴンオニクワガタのことを言っているんじゃないよ。

 じつは『あつ森』には、こういったレア甲虫類よりも遥かにエンカウント率が低く、3匹確保することが至難の業となっている虫が何種類か存在する。

 それは、季節を逃すと向こう1年ものあいだ捕獲することが不可能になったり、住民の協力(?)がないと発生すらしないという、すべてが運任せの虫であったり……。そしてそもそも、“こいつ”を3匹も捕まえて大事に取っておこうなんてまず思わなかったり……w

 ではお見せしよう。

 おそらく、俺以外のほとんどの人が模型にしようなんて考えもしない、3種の“忘れられた虫”たちを!!w

 ひとつ目は……↓コレだ!!!w

 セミのぬけがら!!!www

 このセミの抜け殻のフォルム、子どものころから好きなんだよね~~~。

 もう、見た目からして銅細工のような質感と精巧さ主張しているし、それでいて触れると、

 「ああ……! ダメですわ……。そんなに強く触ったら、ワタクシ……! 嗚呼ッ!!!>< カンニンして!!><

 てな感じで(大丈夫か)、ホロホロと崩れてしまう“儚きギャップ”も見せてくれるし……。

 でもこのセミのぬけがら、ウチの家の庭(現実世界のほうね)には5個も10個もブラ下がっているのに、ルナステラ島では滅多に見掛けないんだよな~~~!! あんなにミンミンゼミやらアブラゼミが、

 ミンミンミンミンジワジワジワジワツクツクホーシツクツクホーシジュワッジュワカナカナカナカナッ!!!

 と、激しく騒ぎ立てて存在をアピールしているってのに、その元となった抜け殻はぜんぜん見つからないという……。

 おかげで、これはまだ2個しか確保できていない。去年のいまごろから「セミのぬけがらも模型にするぞ!!」って思い立っていたなら3個以上は集まっていたんだけど、こんなアホな決意をしたの、最近だからなぁ~……w

 続いて、にっくき↓コイツも、ふつうは3匹集めようなんて思わないだろうw

 蚊ですよカ!!!ww

 いや俺自身も、まさか蚊を3匹も確保する日が来るなんて思ってもいなかったわ……w

 俺は血液型がO型ということもあってか、じつに蚊に刺されやすい体質をしている。……まあ、蚊は動物が吐き出す二酸化炭素に反応して寄ってくるらしいので、もしかしたら通常人の3倍くらい二酸化炭素を排出しているのかもしれんけど。

 とにかく、子どものころから蚊にはさんざん悩まされてきたので、“それ系”の本もたくさん読んできた。蚊に関する図鑑とか研究書、中でも我が二大神のひとり、椎名誠さんの『蚊學ノ書』っていう蚊に関するエッセイ本は何度読み返したかもわからない。

 そして!

 『あつ森』世界で、サソリと並んで捕獲が困難な虫の双璧も……ついに3匹目を捕まえることに成功した!!

 そのときの様子が↓こちらである!!

 ももこが、やたらと「痒い!」を連発している。こ、これは……もしや!!!

 ももこの耳の上に注目!!w 何やら、茶色いドットのようなものが飛び出ているのがわかると思うけど、これこそが、俺のお目当ての!!!ww

 やったーーーー!!!www ノミを捕獲することに成功したぞぉぉぉおおおお!!!www

 ご存知の通りノミは、住民がその身に棲まわせてくれないことには、見つけることも捕まえることもできない。そういう意味では間違いなく“捕獲の条件がもっとも困難な虫”と言えるのだ。なのでつねづね、

 「いちばん苦戦するのは、ノミだろうな……」

 と絶望していたんだけど、住民の協力もあってこんなにも早く、

 3匹捕まえることができた!!!ww もしかしてルナステラ島のどうぶつたちって、風呂にも入らずに不潔にしているってことか!?w

 というわけで現状、蚊とノミは模型発注できる状態になった。

 さて、つぎのレックス来島時に、どちらを模型にしようかな……。

 続く!

1年前の今日は?

 せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!

 ちょうど1年前、2020年8月16日の様子は↓こちらです。

 花火大会の日だったので、広場にこんなにもどうぶつが!! 滅多に見られない、賑やかな風景^^

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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