【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第125回 じつは2神いる…!?「クロノス」!!!!

第125回 「クロノス」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は、転生進化が実装されたばかりの“クロノス”を大紹介!!

▲転生クロノス 
▲樹杯の地王神・クロノス

7月12日のアップデートで、多くのモンスターに新たな進化が追加された。
転生進化、超転生進化、そしてアシスト進化も……!

その中から今回は、“西洋神シリーズ”の第3弾で登場して以来、なかなか日の目を見ることがなかった
隠れた実力者、“クロノス”を紹介したいと思います!

クロノスが初めてパズドラに登場したのは、いまから4年前の2017年9月のこと。
筆者のように、9年以上前からこのゲームで遊んでいると、

「え? 西洋神の第3弾とか、つい最近でしょ??」

なんて、時空がねじ曲がったことを平気で言ってしまうんだけど……もう4年も前なんですね彼らが参戦したの(((( ;゚Д゚))) そりゃあ俺が歳取るわけだわ……(((( ;゚Д゚)))

ちなみに、クロノスの同期となる他の西洋神第3弾は、火属性がヘスティア、水属性がテテュス、光属性がアストレアで闇属性がウラノスだ。このラインナップ、ギリシャ神話好きが見たら思わず、

「シブい!!! いい人(神)選!!!」

とヒザを叩きたくなるだろう。
ゼウスやヘラなんかと比べたら決して有名ではないかもしれないけど、神話では重要な役目を果たす名バイプレイヤーを集めたラインナップ。これは「さすが!」と言わざるを得ないところだ。

でも、じつはクロノスってギリシャ神話には2神おり、一方は大地と農耕を司る神、一方は時間を統べる神として有名だ。

まったく別の神様なんだけど発音もほとんど同じで、現地の人も混同しがちってんだから困ったものである。

では、パズドラにおけるクロノスはどちらなのかと言うと、イラストで象徴的に描かれている鎌、究極進化のときに持っている飲み物、そしてそもそも木属性であることから……前者、農耕神のほうのクロノスで間違いなかろう。

というのも、この鎌は父であるウラノスを成敗したときに使ったアダマスの鎌で、飲み物は息子のゼウス(クロノスは有名な神々の父ちゃんなのだ)に飲まされた神酒ネクタール(だと思う)。
そのような状況証拠から、農耕の神であり、ゼウス、ポセイドン、ハデス、ヘラなどの父神であるクロノスだと断定したい。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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